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推しの人気配信者が、クラスの隣の席にいる陰キャ女子だった件 ~誰も知らない有名配信者の正体をなぜか俺だけが知っている~

作者:にこみそ
 高校二年生の二宮吾郎はひっそりと配信活動をしている。だが、動画が全く伸びない底辺配信者である。
 彼が憧れるのは自分と同じようなスタイルで登録者数を10万人まで伸ばしている大人気配信者『さてぃふぉ』。
 さてぃふぉは顔出し無しで素性が一切不明の謎の女性配信者であった。
 数字が伸びず動画配信する気が無くなってしまい、適当に学園生活を送る中、
 彼の隣に席に座る陰キャ女子・一ノ瀬御世のことがどうしても気になっていた。
 聞いたことある声、耳なじみのある言葉遣い、そして”ある人”と同じジュ ースを愛飲している。
 もしかして……。
 俺は一ノ瀬御世に思い切って聞いてみた。

「もしかして一ノ瀬さんって『さてぃふぉ』?」

「……誰にも言っちゃだめだよ。私は身バレは絶対したくない。これは二宮君と私だけの秘密」

 これを機に、御世は自分のことを言いふらさないか監視のため、毎日のように吾郎と一緒にいるようになる。

 挙句の果てには、御世の家にも誘われることになり……

「最近、登録者数伸び悩んでいて……。ねえ、あなたも動画作ったことあるのなら、編集の手伝いとか企画を考えてくれない⁉」
「俺が『さてぃふぉ』の裏方をやるってこと⁉」
「口止め料と裏方の報酬として、私の家に好き勝手来ていいから! 料理も作るよ!」

 こうして底辺配信者の俺が、人気配信者の裏方となり推しと半同棲生活を送ることになってしまった。
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