これからどうなるか?
すっごい短いので、今日は続けて更新します。
「・・・俺たちはどうすんだよ。」
トレイブさんの声。
この寒空、濡れたまま立ちすくんでいる。
こころなしか唇が青い。
「ト、トレイブさん達も乾かして・・。」
小声で注意。
むしろ、俺よりも先に乾かさないといけないよね?
ルカは、澄ました顔で頷いた。
「では、並んで下さい。」
炊き出しじゃないんだよ。
どうして、施し感が溢れちゃうの?
ダメだこれは。
他の三人にも声をかけた。
エリアス
「私が魔術を使う時は最後の時だ。」
・・なんか国の終わりの時みたいな事言い出したぞ。
バルド
「出来ないことはないが、どうなるかわからない。」
・・・肉体派だったね。なんか、ごめん。
シオン
「乾燥と言う意味ですか?水分は何割、蒸発させれば良いですか?」
干物作りじゃないんだ。
トレイブさん達、別の意味で震え始めた。
ルカに一度に乾かすように頼む。
少し時間がかかったが俺と同じく、ふんわり仕上げになったトレイブさん達。
でも、まだ顔色悪い。
「こいつら、常識が通じないんです。」
耳元で囁くと
「お・・おう。」
と、なんとか答えてきた。
トレイブさんは一生懸命、平静を保とうとしている。
何も言わないが心情が手に取るようにわかる。
グルグル視線を彷徨わせ、
「じゃ、じゃあ、二手に分かれよう!」
トレイブさんは決断した!
さぁ、これは、吉と出るか凶と出るか。




