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第4・13節 千宗恩との溝
私は、細川に夕飯は外で食べる旨を伝えた。
細川:「ではお付き合いしましょう。聚楽第からちょっと出たところには良い店が多い。今宵は良い月ですな。月見酒にはもってこいの場所が何件かあります。特に・・・」
私は軽く受け流しながら、細川と二・三軒飲み歩き、千家に帰った。
月明かりだけで部屋が明るく見えるためか、蝋燭に火はついていなかった。
私はそのまま部屋へ戻り、眠りについた。
私:「おやすみなさい。」
翌朝、食事の横に手紙が置いてあった。
手紙:「少々早いのですが、出かけてまいります。お昼には戻りますが、昼食など不要であれば、文台に懐紙をお載せくださいませ。宗恩」
私:「なぜか三行半で書かれていますね・・・。食事、おいしそうですね。とりあえず、いただきます。」
あまり考えても仕方がないと思い、食事を終わらせて細川邸へ行く準備をした。
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