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赤の竜―Dragon of Wrath―  作者: 枯田
荒ぶる刻の赤の竜
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7話「竜の剣士とメイドと周囲の人々」

時間にすれば、まだ一日程度しか経っていないだろう。

龍機兵団の戦闘隊長である井波誠吾と副隊長の春馬義隆が東堂家直轄区に避難してきてから。

現在の東堂財閥は麗佳が掌握しているが、実際のところ、それは正確ではない。

東堂財閥の会長である『東堂政国とうどう まさくに』が、竜が暴れる今の時代においては麗佳が表に立ったほうが、東堂家の威信を保てると考え、麗佳を立てたのだ。

実際のところ、実務はまだ政国が行っているところも多い。

それでも、麗佳自身、財閥トップとしての器量は相当なもので、いくつかは実務も任せているのだが。

いずれにしても、最終的な決定権はまだ政国にあり、全てが麗佳の意志どおりというわけではない。

だからこそ、直轄区で誠吾と義隆を匿うと判断したのは政国自身だった。


直轄区、東堂家屋敷内通信室にて。

アメリカとの会談後。

「ミスター・トウドウ、協力感謝する」

そう言ってロドニーが頭を下げるのを、政国は手をあげて制止した。

気にするなという意思表示である。

「かまわんよ。わしは君のような『人間』には慣れておる」

「それは、龍機兵という意味と考えていいのだろうか?」

「それもあるが、実務的に物事を考える人間を相手にすることに慣れておる。そう考えるなら、君や春馬君のような人間は付き合いやすい」

さすがにもう年なので、あまり感情的な人間相手では疲れると政国が笑うと、ロドニーも苦笑した。

どちらかと言えば、ロドニーも感情的な人間を相手にするのが得意ではないからだ。

互いに笑みを交わすと、政国が再び口を開く。

「今回の件で日本政府が一部の龍機兵に対して討伐命令を出してきた。敵が誰なのかは知らんが、少なくともそのレベルを動かせる程度の力はあるということだろう」

「そうなると我が国が我々を放逐しようとしたことに対しても、働きかけた可能性があるか」

「おそらくな。面倒な相手だと思っておくといい」

実際、先ほどの交渉ではアメリカがかなり条件を提示してきた。

最終的には政国の手腕により、こちらの条件を飲ませることができたが、それでも苦労したのは確かで、ロドニーのみだと放逐されることも有り得ただろう。

面倒な相手という政国の言葉は的を射ていた。

だからこそ、疑問を感じてしまう。

「では何故、その面倒な相手に対して敵対することに?」

その問いに対する政国の答えは、実に人間的なものだった。


「わしとて人間だ。孫娘可愛さに感情を優先することもある」


ロドニーは思わず苦笑してしまう。

どうやら政国は麗佳を溺愛しているらしい。

それも『今』の麗佳のことを。

魔王種という竜としても破格の力を持つ麗佳だが、人としては普通の少女であることを政国は理解しているのだ。

「肝に銘じよう」

「そうしておいてくれ。麗佳を泣かせる相手には容赦できんのでな」

いやはや大財閥のトップだけあって、人のままでも怖い男だとロドニーは再び苦笑してしまうのだった。



三十分後、同直轄区東堂家屋敷内。

特別に設えられた龍機兵のための食堂にて。

「凛那、これ持ってっとくれ」

「はいよー」

「小夜さん、アンタはこっち」

「はっ、はいっ!」

次々と料理を出す冬子の指示で、凛那と小夜が食事をする龍機兵に対し、給仕を行っていた。

龍機兵たちといっても、今はそれほど数が多くはない。

はっきり言えば、誠吾、義隆、ウィルフレッド、ロドニー、智巳、そして凛那しかいないのだ。

伝承竜の力を得た龍機兵以外は、何者かに操られてしまったためだ。

そのため屋敷にいる龍機兵自体の数が少ないので、基本的に厨房にいるのは冬子と数名の職員だけとなっている。

一緒に働いてきた仲間なので、息を合わせることに苦労はない。

また、凛那はこういったことに対しても飲み込みがいいので、冬子の指示に戸惑うことはない。

唯一、小夜だけが少し遅れてしまっていた。

何しろ、龍機兵が食べる量は半端ではない。

女性でもけっこうな量を食べるのに、男性はその倍以上になることもある。

当然、給仕にもかなりのスピードが要求されるのだ。

凛那は自身が龍機兵であり、また麗佳の専属メイドでもあるため、きびきびと動ける。

だが、もともと少々のんびりしたところのある小夜は、食堂に集まった龍機兵たちの要求に応えるのにも一苦労だった。

結果。

「きゃっ!」

「おっと」と、転びそうになって料理を落としかけた小夜を誠吾が押さえて止めた。

「大丈夫ですか?」

そう問いかけようとした誠吾だが、小夜が「ひっ」と小さな悲鳴をあげたことで言葉を呑み込んでしまう。

小夜が龍機兵に慣れていない一般人であると理解したためだ。

ごく普通の一般人から見れば、竜も龍機兵もたいして変わらない。

龍機兵の普段の姿は擬態。

人の心を持っていたとしても、本質は竜なのだから。

ただ、それが悲しい。

そんな想いが、少しだけ表情に表れてしまう。

「小夜さんっ、給仕続けとくれっ、凛那だけじゃ回んないんだよっ!」

「はっ、はいっ!」

助け舟が来たことで、小夜はすぐに誠吾に頭を下げ、彼から離れる。

ただ、誠吾が見せた悲しそうな表情が、脳裏に焼きついてしまっていた。

まるで人のように見えた、その表情が。



食後。

誠吾、義隆、ウィルフレッド、ロドニーは龍機兵たちは自分の部屋へと戻る。

智巳は給仕として働いていた凛那と一緒に食事をするために待っていたので、今からの食事となった。

給仕は本来ならば小夜の役割だが、今は冬子が一人で食事を作り、給仕も行っている。

実は、二人に聞きたいことがあるためだった。

「小夜ちん?」

「濱田さん?」

食事をしていた凛那と智巳の隣に座った冬子は、自分のために淹れたコーヒーを一口含むと二人の言葉に肯いた。

「あの子、龍機兵に慣れてないだろ?何でそんな子をアタシらの担当にしたんかなってね」

「ぶっちゃけ言うと押し付けられただけ」

「あー……」

実にストレートな凛那の説明に冬子は思わず納得してしまった。

確かに、少々押しが弱いというか、自分の意見を言えるタイプではないと感じたからだ。

そんな冬子に苦笑いを見せながら、凛那は言葉を続けた。

「一応、私にとっちゃ先輩になるんだけど、上がり症で要領悪くて押しが弱いって三拍子揃っちゃってるから、ババ引いちゃうんだよねん♪」

「アンタ相当容赦ないね」と、冬子は苦笑する。

小夜自身が悪いということではないのだが、損をしてしまう人物だということだ。

性格の問題なので、これはどうしようもない。

だが、世話をされるほうとしては、あまり気分が良いものではないだろう。

「さっきの見たかい?」

「さっき?」と凛那。

「青竜のこと?」

そう言ったのは智巳だった。

凛那の仕事が終わるのを待っている間、彼女も食堂にいたので一応見ていたらしい。

もっとも、智巳は給仕のような仕事にはまったく向いていないので、手伝いはしなかったのだが。

「私のほうは見てないなあ。さすがにそこまで余裕なかったよ」

そう答えて再び苦笑する凛那に、智巳が顛末を簡単に説明する。

「濱田さん転びそうになったのを青竜が助けた」

「で、触られて怯えたんだよ、あの子」

「あ、なるほどねん♪」

冬子が説明を付け加えたことで、凛那も納得したような表情を見せる。

要するに、一般人の反応を見せてしまったということだ。

よくあることではある。

しかし、龍機兵たちや、慣れている一般人の中で生活してきた者にとってはそれなりにショックだっただろう。

「井波はあの性格だから、責めたりはしないだろうけどね。ただ……」

「ただ?」

「他の連中がそうとは限らないだろ?悪気がなくてもはっきり言っちゃうヤツもいるし」

ウィルフレッドやロドニーは育った国が違うせいもあり、相手に向かってはっきり言ってしまう可能性は高い。

そうなれば、人間関係がギクシャクしてしまう。

冬子としては間借りしている身分なので、遠慮するべきはこちらだと考えてはいる。

「ただ、こっちが遠慮するとしても、向いてない子に担当させるのはどうかと思ってね」

「んー、爺様に言ってみるよ。冬子さんたちなら慣れてるだろうし、厨房の人を増やすとかさ」

「お爺さんが言えば代えてもらえると思う」

「頼むよ」

意を汲んでくれた言葉を聞いたことで、冬子はホッと安堵の息をついたのだった。



小夜は控え室で休憩を取っていた。

龍機兵たちの食事は凄まじい。

東堂家の屋敷にいる龍機兵の人数がそこまで多くないので、兵団詰所の食堂とは比べ物にならないが、それでものんびりしたところのある小夜にとっては十分以上に忙しかった。

慣れてないこともあり、食事の後には必ず休憩をもらっているのだ。

もっとも、小夜の頭の中には、先ほどの誠吾の悲しそうな表情が浮かんでばかりいる。

竜の力を手に入れた人の形をしたバケモノ。

それが龍機兵である。

だが、あの表情を思い浮かべると、そう思うことに罪悪感を抱いてしまう。

「普通に傷ついたみたいに見えた……」

龍機兵に対し、一般人が恐怖を抱くのは当然のことだ。

単純に、生命体としての力が違いすぎるのだから。

竜の力を持つ人。

そうであったとしても一般人にとっては竜と代わらない。

その腕を軽く振るっただけでも一般人が喰らえば大ケガをするだろう。

そんな恐怖を抱いてしまう相手に、平然と接するには、相当に慣れていなければならない。

だが、直轄区の東堂家屋敷内に龍機兵が匿われるようになってまだ数日も経っていない。

簡単に慣れるものではないと思う。

本来なら。

「お嬢様たちと同じ……なの?」

実のところ、小夜は龍機兵にまったく慣れていないわけではなかった。

麗佳が龍機兵となってしまったのは五年も前だ。

その間、世界中を放浪していた時期があったとはいえ、麗佳は屋敷で暮らしていたこともあったし、その際、凛那や智巳を連れ帰ってきて住まわせている。

智巳の里帰りと、アメリカの居住区における屋敷の状況の調査のために渡米した直後に竜の大襲撃が起こったため帰るに帰れなくなってしまったのだが、もともとは日本の屋敷で麗佳たちは暮らしていたのだ。

小夜は三人が竜に変身する姿を見たことはないが、自分たち一般人と違うということは空気でわかるし、鱗を出していたところくらいなら小夜も見たことはある。

そういった経験を考えると、小夜は決して龍機兵に慣れていないわけではない。

ただ、麗佳たち以外の龍機兵を『知らない』だけなのだ。

ゆえに。

「とにかく、あの人には謝らないと……」

転びそうになったところを助けてくれたのにお礼も言えなかった。

まずはその点だけでも謝らなければと小夜は控え室を後にした。



誠吾が寝泊りしている部屋へと向かう小夜だったが、その途上で彼が歩いているのが見え、思わず隠れてしまう。

彼の部屋の方向ではない。

誠吾はまったく別のほうへと向かっている様子だった。

(この先って……、武道場?)

東堂家の屋敷内には武道場が設えられている。

もともと武家である東堂家は今でも武道を重んじる面がある。

今の財閥会長である政国は柔道を嗜むし、麗佳自身もある意味では健康になったと言える今は、合気道を学んでいる。

そのため、直轄区の屋敷内にはかなり広い武道場が存在していた。

おかげで、ウィルフレッドは「Fantastic!」と大喜びで使っていたりする。

他にもロドニーが使っているし、義隆も訓練のために使用している。

凛那は方術型なので身体は簡単に動かす程度。

だが、智巳は逆に格闘型なので、武道場で良く訓練をしている。

そんな場所を訪れた誠吾は、自分の武器である青竜景光を作り出し、一人で素振りを始めた。

誠吾を追ってきて、その姿を見た小夜は人とは違うと思える。

だが、その表情はあまりにも人間らしいと思う。

バケモノとなってまで竜と戦う人々。

小夜のみならず、大半の一般人にとっては、彼らは理解の外の存在だ。

少年のような憧れの力ならまだ良かっただろう。

だが、現実は、竜というバケモノに対抗するための、いわば兵器に近いものだ。

力を得ることよりも、力を得たことで失われた未来のほうがはるかに大きい。

だからこそ、其処までして力を求める気持ちが理解できないのだ。

それは、決しておかしな感情ではなかった。

拾った命を戦うため、はっきり言えば竜を殺すために捨てた人々。

自分の幸せを、未来を捨ててまで竜と戦う理由が小夜のような一般人にはわからなかった。

すると。

「何か用ですか?」

「ひゃいっ?!」

一通りの型を終えたあたりで、誠吾が声をかけてきた。

小夜の口から素っ頓狂な悲鳴が飛び出してしまう。

そんな小夜に苦笑いを見せつつも、誠吾は其処から動かずに再び声をかける。

「付いてきていたのには気づいてたので、何か用があるのかと思ってたんですが……」

全然声をかけてこないので、仕方なくこちらから声をかけたと誠吾は話してくる。

まずは先ほどの非礼を謝らなければと思う小夜だが、いきなり声をかけられたせいで、生来の上がり症が出てしまう。

顔を真っ赤にして何もいえなくなってしまった小夜を見て、誠吾は再び苦笑した。

「先ほどのことなら気にしないでください。あなたが悪いわけじゃないんですから」

「いっ、いえっ、あのっ……」

これでは、どちらが謝っているのかわからない。

自分が悪いわけではないならいいと思えるような性格を、小夜はしていなかった。

だから、せめて謝らなければならないと思うのに、口から出てきたのはまったく予想しない、だが、心に秘めていた疑問だった。

「なっ、何でっ、バケモノになったんですっ?」

さすがに絶句したらしく、誠吾はすぐには答えてこなかった。

だが、それ以上に、いくらなんでもストレートすぎたと小夜は慌ててしまう。

龍機兵という名前があるのに、バケモノ呼ばわりしてしまったのだから。

「あっ、そうじゃなくてっ、何でっ、そのっ……」

怒らせるようなことをしたいわけではないのにと、何か言葉を出そうとするが、上手く口が回ってくれない。

だが、此処で話を切って逃げ出してしまったら、関係は最悪になる。

相手は客人だ。

使用人である自分が失礼をすれば、財閥会長が失礼をしたことと同じだ。

何とか話をしようとする小夜だったが、誠吾のほうが、少し遠くを見るような仕草をし、そして口を開いた。

「復讐だったんですよ」

「えっ?」

「家族や友だちを竜に喰われた『復讐だった』んです」

「どういう……?」

「生き残った自分自身に、意味を見いだせなかったからですかね……」

訥々と誠吾は語る。

彼が助かったのは単に運が良かったからだ。

自分の代わりに喰われることになった父や母が『逃げろ』と言ってくれたことで、背中を押されるように逃げ延びて、命を拾った誠吾。

だが、彼はその命に意味を見いだせなかった。

家族も友人も失い、一人きりになってしまった自分の未来に意味を見いだせなかったのだ。

「居住区で避難生活が始まったころに、龍機兵募集の話を聞いて、家族を喰い殺した竜たちを殺してやろうと思ったんです。その後どうなろうとかまわなかった」

「そんな……」

「拾った命の使い道がわからなかったから、目の前の復讐心で行動しただけです」

そう言って笑う誠吾の表情は寂しげで悲しげな普通の一般人そのものだった。

そう見えてしまうと、小夜でも目の前の人間がバケモノとは思えなくなってくる。

それに、誠吾は『復讐だった』と言った。

言葉を素直に受け取るなら過去形だ。

今は違うということになる。

「……龍機兵になって、同じような気持ちの仲間ができてしまったんです」

「仲間……」

「明日死んでもかまわない。未来なんていらない。そう思って戦ってるからですかね、逆に今日を楽しく生きようとする人もいるんです」

刹那的かもしれない。

しかし、本来、生物の命に明日が必ずあるという保障はない。

だから、未来を考えるよりも、いつ戦場で竜と相打ちになっても良いように、今日を楽しく生きる。

それも一つの在り方なのかもしれないと誠吾は思うようになった。

そう思うようになって、別の感情が生まれたのだ。

「別の感情……?」

「僕たちにも、仲間たちにも未来があっていいんじゃないかって」

死と隣り合わせの生活をしているからこそ、未来を思い描いてもいいはずだと誠吾は思うようになったのだ。

本来、龍機兵は役割を終えれば消える存在だった。

それは龍機兵になったときに、言われたことでもあった。

「蛮場博士を含めた五人の龍機兵は、未来を捨てる覚悟がある人だけ集めてましたからね」

「それって……」

「正規入隊の龍機兵は、竜を完全に封印するか、絶滅させた後、自決する覚悟があるかどうかを問われていたんですよ」

今度は小夜が言葉を失ってしまった。

本当に、未来など考えていなかったのが誠吾たち龍機兵だったというのだから。

竜に怯えながらも普通の毎日を暮らしていた自分とは、本当に棲む世界が違う。

そう思うと、何故か余計に目の前にいる誠吾の姿が人間らしく見えてくると感じる小夜だった。

「矛盾してると思います。でも、みんなと一緒に竜と戦いながら暮らしていて、僕は命が惜しくなった。未来がほしくなってしまったんです」

「それって、つまり……」

「今は、復讐心じゃなくて、僕や仲間たちの未来を掴む道がないかと思って戦ってます」

だが、そう考えると、龍機兵となったことを、バケモノとなってしまったことを後悔はしていないのだろうかと小夜は疑問に思う。

家族や友人たちを失ったとしても居住区で生活していれば、未来を思い描くのも難しい問題ではなかったはずだからだ。

「後悔してないというと嘘になりますね。でも、竜が解き放たれた今という時代には龍機兵は必要ですから」

最初は復讐心であったとしても、龍機兵になることを選んだ以上、捨てることはできない。

自分が龍機兵として戦うことを止めてしまったら、その分、襲われる人が増えることになる。


竜を殺す兵器ではなく、人を守る兵士として生きる。


それが今の誠吾の誓いだった。

「だから、さっきのことは気にしないでください」

「えっ?」

「あなたが僕のことを怖がってるとしても、あなたを竜から守ることをやめたりしません」

それが、人を守ると決めた自分の誓いだから。

そう言って笑う誠吾の顔を見た小夜は、心臓の鼓動がドクンと大きく跳ね上がるのを感じてしまっていた。






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