監禁の後で…
監禁されました…今日で3日目…
「ネオ…後でサイラスの魅力は解くけど…貴方はどうするの?」
「俺はお前の側に居るよ。いつも通りに」
「そう…はぁ…ネオ…監禁はもうやめて…」
「お前次第だな」
「私、悪くない!何も言わなかったネオが悪いのよ!」
「お前が思った以上にチートだったからな」
「けど…サイラス…またあんな魅力に掛けられるとか可哀想…本当に好きになるっていうならいいけど魅力使わないで攻略出来なかったのかな?モブの私でも余裕だったのに…」
「サイラスの心配してる?1日延ばそうか?」
「いやいや、ちゃんと手順踏んで攻略したらあんなお花畑な逆ハーレムにならなかったんじゃないかなって思っただけよ!」
「俺はあのヒロインには興味なかったけど?同じようにされてもラスの方が好きだが?」
「それは…私が貴方に話したからじゃないの?ってその時には既にバカみたいなやり取りだったからな…。いっぺんに集めようとするからダメなのよね。多分、裏キャラ狙いだと思うわ…」
「初めて聞くな、それは。裏キャラ?」
「全員仲良し大円団ルートのあとに魔王が出てくるのよ。人間になりすまして生活してた魔王がヒロインに恋をするっていう悲恋的な?」
「魔王!?聖女と魔王って無理だろ?」
「それが結構、人気あってね。魔王がヒロインを連れて魔族領に行くっていうのを攻略キャラ達が助けに行くってなる訳よ。結局、くっつかないんだけど…生まれ変わって一緒に居るって話ね。ちなみに人間になりすましてる場所は魔導具屋よ。私、常連だけど」
「常連…何で?君は魔王って知ってて通ってるって事?!」
「あー、うん。まぁ…良い値で買ってくれるのよ。ダンジョン攻略した後のアイテムとか」
「君は魔王も狙ってるのか?!」
「いい魔族よー。それに魔王なら私、倒せるし。危険ないわよ?倒す理由ないけど」
「だったらヒロインも知ってるなら初めから魔導具屋に通えばいいんじゃないか?バカなのか?」
「連れ去って欲しいんじゃないの?バカみたいだけど」
「そんな理由で俺は存在するのか?!断罪イベントまでじゃないのか?!」
「……まぁまぁ。ゲームだから。別に行かなきゃいいのよ?魔王討伐はおまけよ」
「俺は絶対に行かないし君と結婚するから」
「本当に魅力にかかったら私の事は忘れるのよ?モブキャラだから仕方ないけど…」
「サイラスは好きになってるじゃないか?!」
「あれは魅力のせいよ?解いたら…忘れると思われます」
「なに?その曖昧な感じ。俺がこんなに好きなのにサイラスだってあり得るだろう?」
「でも、魅力解いたらまたルルにかけられるわよ?」
「それもそうか…俺も他人事じゃないからな」
「もしもまた演技とかするなら先に言って下さい!じゃなかったら本当だと思うから」
「悪かった…」
「それよかここって秘密のアジトって言ってたけど悪事とかやってそう…」
「裏工作と言え。俺の国はそういう国なんだ」
「私…やっていけないかも…」
「お前ほど優遇されるやつは居ないぞ?」
「そんな基準は嬉しくない」
「チートだから俺とはピッタリだな!」
「ネオもチートだもんね!」
「お前、認識阻害魔法使えるだろう?」
「必要なかったから覚えてないわね…教えてくれたら使えるかな?」
「教えるからヒロインが来たら使って避けろ」
「うん!そうする。転移してもいいんだけどね」
「もう、目立つとか関係ないから徹底的にやれよ!相手がバカ過ぎるから」
「そうね、サイラスの他にも皇太子抜いてあと2人居るけど…魅力解いてやるわ。一度」
「なんで?また魅力するとかじゃないよな?」
「違う、違う。一度、客観的にルルを見ると嫌いになるみたいでね。自分達の評判も悪いって事に気づくのよ。効果有るから」
「なら、いいが…俺が魅力にかかったら解いてくれるんだよな?」
「解いても直ぐにかけるじゃない。だから貴方は最後まで放置ね」
「なんでだよ?」
「記憶無くしてる貴方に近づく術がないわね。教室でも今回は演技だったけど…」
「そうだな…俺もそんな隙見せないな…」
「とにかく、ダンジョン攻略イベントがもうすぐだから気合い入れて行きましょうね!」
「ちなみにそのダンジョン攻略イベントってどんなのだ?」
「ダンジョン攻略よ。そのまんま。パーティー組んでどこまでいけるか競うのよ。成績が良かった人が主席に近づくわね。で、ヒロインはそこで加護の力を発現させるんだけど…今の守って貰うだけだと無理ね、きっと」
「お前と俺でボス攻略したらどうなる?」
「そうね…別に今更だから普通にボスのエリアに転移して倒して終わりでいいんじゃない?私…何回もクリアしててレアドロップも売り尽くしたのよね。魔王さんも同じ物は要らないって言われちゃって旨味ないのよ」
「放課後にダンジョン攻略してるって報告あったな、そう言えば…」
「ただ…皇太子が厄介で…一番じゃないとダメ的な立場なのに腑抜けになってるから…悪役令嬢も呆れ切ってて全然相手にしてないのよ」
「それは仕方ない…。一緒に居たが本当にバカ過ぎだったからな。何度、暗殺しようか考えたか分からない」
「王様も動かないみたいで…国的に破綻してるんじゃないかしら?次期皇太子があれじゃあ、ね」
「お前は俺と国を出るんだから関係ないだろう?気にするな」
てな話しをネオとしたがどうなるのか?




