ラスの攻防とネオの暴走
やられた!ルルのやつ、魅力を使ってネオを逆ハーレムに引き入れた!
私はネオのところに行ったがまるで反応しない
ムカつくわー強制力ってやつなの?
ネオも絶対に忘れないって言ったのに…やっぱり忘れられた
だけど、思い通りにはさせないわ!
皇太子は婚約者が居るから他の攻略対象キャラを魅力し返してやるわ!ネオは後でいいわね
一番いけそうなのはサイラスね!サイラスはこの国の公爵家の長男だ。評判が悪い事を話せば会話は出来るはずよ!
ヒロインが居ない時でかつ独りの時を狙って話し掛けるわ
図書員だから図書室ね!
「サイラス様、私はラスティーと申します。ちょっとお話し大丈夫ですか?」
「あぁ…うん。何かな?」
「貴方の魅力を解いて差し上げますよ」
「魅力?そんなのかかってないよ?」
「ルルさんの事、本気で好きですか?他の男性も同じぐらい大好きって状況なのに?」
「それはルルが優しいから…」
「貴方達が学園でどんな風に言われてるかご存知ですか?将来に関わりますよ?」
「それは…そうだけど…ルルが好きなんだ」
「だから、そんなのまやかしですよ?手を出して下さい。解いて差し上げますから。本当に好きなら変わらないはずですよ?」
「分かった…」
私はサイラスの魅力を解いてあげた上で私を好きになるようにも魅力を掛けた
「サイラス、どうですか?ルルさんの事、客観的に見てどんな魅力が有りますか?」
「ルルは何人もの男性をはべらせていて…とてもじゃないけど好きとは言えない…それよりも君の方が魅力的だ…」
「私を好きなら一緒に行動しませんか?ランチとか放課後とかここで会いましょう」
「あぁ、いいね!確か同じクラスメイトだったよね?」
「良く知ってましたね。魅力されてたのに」
「途中でフッと戻る時が有るんだ…」
「今日から私達は恋人ですよ?ルルさんに浮気しないで下さいね!」
「頭がスッキリしているんだ…ルルの事は全てがルルだけって気がしてたのに…君の好きとは違う」
「魅力といっても何パターンか有るんです。ルルのように性格までダメにしちゃうような魅力は身体に悪いんです。自我が無くなっちゃうようじゃダメなんです。私のは貴方を縛らない魅力を掛けただけですから…嫌なら解きますよ?」
「こんなに気分がいいのは久しぶりだ…君の魅力を解いてもいいけど…特に問題ない気がするからいいよ」
「すみません、サイラス。魅力を掛けた状態から魅力は掛けられないのでしばらく私に協力して下さいね」
そんな訳で私達は同じ教室で隣に座って会話をしているとヒロイン達がやってきた…ネオも居る…ネオの嘘つき!
「サイラス様、どうしたんですか?そんな女、相手にしてないで私と一緒に居ましょうよ」
ルルがサイラスに声を掛けたがサイラスは冷たい目でルルに言った
「今まで君と居たのは間違ってたんだ。これ以上、自分の評判もおとしたくないしラスティーとの方が楽しいから。もう僕には声掛けないで貰えるかな?僕達、恋人同士で毎日楽しいよ」
「そんな…魅力が効かない?なぜ?」
「ルル、悪いけど貴女の好きにはさせないから。黙って1人の男性を愛してると言うのと聖女としての振る舞いをする事をおすすめするわ」
「貴女のせいね!返してサイラス様を!」
「私は単なるモブキャラですよ?何も出来ませんよ?サイラスの意思です」
ってやり取りをしてたら…ネオの顔がもの凄く怖い!なんで?え…もしかして魅力されてない?
逃げよう!悪い予感がする…
「サイラス、ランチに行かない?そんな女、ほっといて」
「えぇ、ラスティー。行きましょうか!」
席を立ってサイラスと手を繋ぐとネオの殺気を感じたんだけど…ネオ、正気なんじゃ?
「待ちなさいよ!このモブが!」
私を引っ叩く素振りを見せたので魔法で回避した。幻影魔法だ
「なっ!モブが2人?」幻影の私は直ぐに消えた
「ルル、暴力は良くないわよ?みんなに嫌われるわよ?後々、自分の評判に泣くといいわ」
「最低だな!ルル。僕は君のどこが好きだったんだろう?みんなも目を覚ました方がいいよ。行こう、ラスティー」
「そうね!サイラス。皆さん、ご機嫌よう」
ヤバい…ネオの殺気が半端ない…正気だったったらどうしよう…
そんなサイラスとの毎日を過ごしてたら…気付いたら知らない部屋のベッドに居る
え…何なの?首に何か付いてる!魔法が使えないわ!
「起きた?ラス」
「ネオ!?どう言う事なの?これは?」
「君も魅力が使えたんだね…ならあのヒロインにかかったフリをしなくても良かった」
「かかったフリ?何故?」
「君に危害を加えるって言うからちょっと演技したんだよね。だけど…まさか君がサイラスに魅力するなんて思わないからさー」
「それはネオが魅力にかかったなら後で考えるとして先ずは逆ハーレムから手を引いて貰おうと思ったまでよ?」
「それで1人ずつ君を好きにさせる作戦なの?」
「最終手段ではそうだけど…今はサイラスだけで充分だと思って…けど、ルルみたいな魅力じゃないわよ?自我を奪わないでちょっと好きになって貰えるだけで何時でも解くのは簡単よ!」
「あんな手を繋いで楽しそうに2人きりで話して?浮気じゃないかな?ラス」
「話してただけでやましい事はしてないわよ?貴方だってルルといつも一緒に居るじゃない!」
「俺もどうしようかって考えてたんだよ…断罪イベントまではまだ時間が有るしさ。ラスに死なれたくないしでさ。最悪、死んで貰うしかないかなって考えてたんだ、ヒロインの事」
「それはまずいと思うわ!流石に…それよりこの首輪みたいなやつ、取ってくれないかしら?」
「それは魔封じアイテムなんだ。ラスに逃げられないように用意した。君がサイラスとデート中にレストランの食事に眠り薬を盛ったんだよね。サイラスには帰って頂いたけど」
「商業施設のレストランなのにそんな事出来るの?!油断したわ!でも…何で?」
「許さないって言ったよね?ラス。他の男といちゃいちゃするなんてさー」」
「あれは…恋人って言うよりも友達的な?」
「そんなの通用しないよ?ラス…先に既成事実は作っておいた方がいいと思ってね…ここは俺の秘密のアジトなんだよね。誰も来ないから安心してよ」
「全然、安心出来ないから!そんな事しなくもネオが一番好きよ!やられたからやり返しただけで…ネオは最後にしようかと思ってて忘れられたと思ったからどうしようかなって…」
「3日間は休みって事で届け出出しておいたから2人きりだね、ラス」
「落ち着いて!ネオ!本当にサイラスとは友達的な魅力しか掛けてないの!ちゃんと後で解くって本人にも言ったし!魅力がかかってるとヒロインの魅力がかからないのよ!だからちょっとの間だけサイラスを利用しただけよ!」
「魅力を解いても君を好きだったら?」
「それは…ないと思う…けど…え、そういう事も有りなのかな?ハハ…」
「ラス、大丈夫。優しくするからさ。俺の事好きだよね?婚約者だよね?なら受け入れて」
「ネオ、これはイベントなのよ!ヒロインに嫉妬した貴方が暴走して監禁するって言う。今のネオならそんな事しないわよね?ヒロインじゃないし!」
「君がヒロインじゃなくても俺は君の事好きだからやっぱりそうなるんじゃないかな?嫌なの?ラス…俺の事好きだよね?愛してるよ…ラス」
「とりあえず、待って!首輪外して考えましょうよ?ねっ?フェアーじゃないわ!魔封じなんて」
「君は絶対に転移するでしょう?逃さないよ。ずっとサイラスとのやり取りを見てたけど…まんざらでもない様子だったし」
「そんな事はないわよ?友達よ!友達!」
「友達でも許せない事ってあるから…」
するとネオがベッドに乗ってきて小瓶を開けて飲むと私に口移しで飲ませた
「ゴホッ…何なの?今の?」
「媚薬だよ…俺は耐性あるから効かないんだけど君ならどうかな?」
「媚薬?!ネオ、お願い…正気に戻って!私…本当に…」
身体が熱い…燃えるよう…まさか、本当に監禁されるなんて思いもしなかった




