結婚してから2年後
結婚してから2年が経った。2人は各地のダンジョンを廻りラスティーの訓練がてらモンスターキラーとして冒険者ギルドでは有名になっていた
魔法を使わせないリースとの攻防が続いたが何とか護身術なども覚えたラスティーは最強だった
有る日、ラスティーが具合が悪いとリースに言った。何でも治しちゃうラスティーがこればっかりは無理などと呟いている。仕方ないから王宮に戻って医師にみせた。リースは鈍いとラスティーが言ってるのに気付かないリースにはっきり言う
「リース!鈍いわ!私が具合悪いって言ったら理由は一つしかないじゃないの!?」
「はぁーぁ、分からないものは分からないんだから仕方ないだろうが」
「何でよ?そっち系は得意分野でしょう?!」
「得意分野ってなんだよ?分からん」
「うー、リースには自分で気付いて欲しかったのに!いいわ!言うわよ!」
「もったいぶるなよ?さっき医師にみせた時に同席させてくれたら分かっただろう?」
「それで気付いてもおかしくなかったわ!」
「何で怒ってるんだよ?」
「もう!リースはお父さんになります!!!」
「は?なにそれ?」
「だから、子供が出来たからお父さんになりますって言ったのよ!鈍いにも程が有るわ!」
「……マジか?!子供…俺に子供が…えっ?」
「何よ、その反応は?嬉しくないの?!」
「いや、だって子供って急に言われても考えなかったから…嫌とかじゃない!そうか…子供…」
「ちなみに双子よ?双子!2人のお父さんよ!」
「双子!?そんな急に?だって、お前…昨日、聖竜倒したって喜んでただろう!?」
「まぁ、そうね…それは調子が良かったから。日程的に昨日しかいけなかったじゃないの?」
「昨日の今日で急に言われても気付かないって」
「嬉しくないの?リース…」
「嬉しいって言うか…驚きで実感湧かないだけだよ!嬉しい!嬉しいって!」
「育児するのよ?一緒に育てるのよ?ミルクとかオムツとか替えたりするのよ?」
「なんで?侍女がやるだろう?」
「王族だからって人任せはダメよ!子供連れて冒険する事も有るのよ?私に2人ともやらせるつもり?!」
「そう言う訳じゃないけど…俺…産まれながらの王族…」
「リースの国に居たら安心して子育てなんて出来ないじゃないの?育つまでずっと王宮に居るのは嫌よー。かと言って預けるのも心配だし…」
「分かった。家を買おう。それで侍女付きで住んで貰おう」
「あくまでも自分でやりたくないのね…」
「双子だぞ?!守る者が3人になるんだぞ?出産は王宮の方が安心だからな!いつ産まれるんだって?」
「今、2ヶ月だと思うから8ヶ月後?」
「さっきの医師には口止めするとしてお前が動ける内に家買って育てような!そうか!子供か!俺に子供!名前考えないとな!英才教育しないとな!先ずはラスが頑張って無事に産む事だな!そうか!子供!」
「実感湧いたのね…やっと」




