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モブだけど攻略対象キャラが近寄ってきた  作者: 月野まりも


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リースと特訓

リースの国の施設にて

「いやー、短剣飛んでくるぅー無理、無理死んじゃうからー」

「護身術ぐらいは覚えないと俺と結婚式のパレード出来ないからな」

「護身術って言うの?これ!魔封じ使うなんて酷いわ!」

「魔法が使えないと弱いから仕方ない訓練だよ。ちなみにこの国では10才にはこんなのを学ぶ」

「刺さったらどうするのよ!魔法使えないのに!」

「刺さっても大丈夫な場所を狙って貰ってるから大丈夫だ。最後に自分で回復魔法かければいいじゃない?」

「刺さるの前提…うぎゃー、刺さる!刺さる!」

「俺は短剣と長剣の扱いは完璧だぞ。頑張れ」

「この後の基礎体力上げがまたツラいのー。ルルの気持ち分かった気がするぅー」

「自分もナイフぐらい投げて反撃してもいいぞ?」

「そんな余裕ないわよ!自分だけ魔法使ってるのズルくない?私だって魔法使えばチートなんだから!!!」

「だって魔封じアイテム使われたらお前死んじゃうだろう?」

「そもそも魔封じアイテムなんて国宝級の宝よね!リース以外はあまり使えないわよ!?」

「まあ、そうだな…。だけど、お前は魔法に頼り過ぎだからな。俺の国ではやっていけないから訓練はするな」

「両方使ってやりくりする方法を提案します!時間止めて何とか出来るし!」

「基礎体力上げてからな。とりあえず、あの屋根まで飛べるぐらいにはならないと」

「そんなのチートじゃない!?無理よ!」

「それがコツがあるんだ。出来るから。ホラ、再開するぞ?」

「待って、待って!魔封じやめてくれる?なるべく魔法使わないから。刺さったら痛いの嫌だから回復魔法使わせて」

「はぁ~いいよ。外してやるから。それにしたってお前、モンスターキラーだよな」

「あ、うん。魔王さんのところでドロップアイテム買い取りしてくれるからね。お金はあっても困らないじゃないの」

「俺と結婚したらビックリするぐらいのお金あるけど俺。国民の税金じゃなくて。王族の資産な。」

「それはリースのお金じゃない。万が一の事があったら依存してると困るから…」

「万が一って?」

「浮気とか記憶無くすとか」

「浮気はないが記憶は前に無くしてるからな…それは俺も自信ない。なら、結婚したら俺の財産を半分分けるから」

「いやいやいや、大丈夫!自分で稼げるから。何なら今だって結構有る方よ」

「別に俺が養いたいからお願い、頼ってくれる。じゃないとお前の魔法チートには勝てないしモヤモヤするから」

「そう言うもんなの?生活費は宜しく。後は必要ないからね」

「プレゼントもダメなのか?」

「うん。まぁ、いいけど…自分の本当に欲しい物は自分で買うからなー」

「……とりあえず特訓するか…。基礎体力上げは絶対だからな」

「やりたくない…なんの為の魔法チートだと思ってるのよー時空魔法で過去にも行けるわ!」

「それは拷問に役に立つな。」

「……使わないから…」

てな感じでリースと訓練した


後日談

「ルル、ちょっとスパルタ過ぎたと反省したわ、ごめんね!」

「うん!うん!分かってくれた?ラスティー」

「私もリースに無茶ぶりされて…」

「リース様の国は特殊ですからね!色んな国と不可侵条約結んでるから戦争おきないんだって」

「その変わり傭兵は派遣したりしてるのよね?国民の大半は裏稼業が有るって言ってたわ」

「そうなんですか?怖い国ですねー」

「好きになる相手間違えたかしら…」

「リース様の方が先なんでしょう?初恋」

「そうね…多分…?私はモブキャラとして見てただけだしね」

「私、今更、加護の力を持っても…魔王様をを倒す力要らないわ…」

「そうよね…。まぁ、最悪告ってみて様子見すれば?」

「そこまでは…まだ…」

「変なフラグが立つよりもマシよ。アタック有るのみよ!」

「ラスティーも頑張ってね!」

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