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魔術大国への旅 5

朝、まだ薄暗い時間に気配察知に反応がある

どうやらクリスが目覚めたようだ。

バレないようにユウの姿に戻ってクリスに挨拶をする



「おはようございます」


「むむ、おはよ ユウ」




少し寝癖のついた髪でボケーっとしながら挨拶をするクリスはめっちゃ可愛かった



「まだ早いので寝ててもいいですよ」


「んじゃ、もうちょっと 寝る」




そう言って寝てしまったクリス

俺は目が覚めてしまったのでこのまま起きて少し考えよう



この町で起きたモンスター騒動は一応終わった。

昨日あの後ゲイルさんに起こった事を獣王様に伝えて下さいと言っておいたので、知る事になるだろう。

今後の対応もしてくれるはず



今日はこれから獣国と魔術大国の国境に向かう。

国境はここから丸1日かかる場所に設置されていて、ネックレスを見せればすんなり通れるだろうとの事だ。



国境付近は高山に囲まれており、殆どが岩で出来た山ばかりなので動物やモンスターも生息していない、もちろんそこに住む人などいないはずだ。



国境を越えて更に1日歩くと魔術大国の町ベルブルクに行けるはずだ。

とりあえず起きたらすぐに国境に向け進もう。




朝日が昇り部屋が明るくなってきた。

そろそろ、町の人達も行動を始める。


獣国は色々驚かされた。特に筋肉ばかりなのにはビックリだったし、人族に対する思い込みが無ければとても良い国なのかも知れない、

この旅が終わったら、また遊びに来ようと思える国だったと思う




そうこうしているとフレイが起きクリスも起きて

みんなが揃った




「おはようフレイ、クリスも」




「おふぁよ〜 あんた朝早いわね〜」


「おはよ」




「準備が出来次第この町を出て国境に向かいましょう。今日は野宿ですので必要なものがあれば言ってくださいね」




「私は特にないかな、クリスは?」


「ない」



では準備が終わったら行きましょうか





みんなの準備が終わり宿から出ようと思った時、宿の扉が開かれた。

誰かと思ったらクロテニさんとゲイルさんだ



「お前らもう行くのか?」

とゲイルさんが寂しそうに言ってくる



「はい、行く理由もありますので」



「ユウさん方には本当に感謝しています。寂しいです」

とクロテニさんも言ってくれた



「ありがとうございます。この町もそうですが、獣国という国が好きですので、旅が終わりましたらまた遊びに来ると思います。

その時はよろしくお願いしますね」




「あ、コレお借りしていた剣お返ししますね」

と言って黒剣を返してくれた。



「あ、はいわかりました」




「その剣凄いですね、今の私が全力で使っても刃が欠けもせずに使えますし、それとこの新しく手に入れた力の事も本当に感謝しています。」



クロテニさんの凶戦士化に魔法解除をすると、凶だけが解除され、戦士の部分は残った形になりクロテニさんの努力次第で戦士化になったり戻ったりと出来るようになったのだ。



「それは偶然だったので、感謝されても困るんですよ、剣は帝国の武器屋にあると思いますよ。

魔力を込めると硬くなりますので、クロテニさんはあるといいかもしれませんね」



「本当に何から何までありがとうございます。

またこちらに来た時は連絡下さいね」





「分かりました。」




「ユウよ、本当にランクの事はいいのか?」

とゲイルさんが言ってくる



ゲイルさんはあの戦いの後ランクをA級にするとうるさく言ってきた。

リンシャンのギルドでも断ったのでと言って断ったのだが



「本当に目立ちたくないので勘弁して下さい、それよりもこれからの育成頼みますね」



職に就き戦力を高める。

昨日ゲイルさんには、獣王様と話した事を話しておいた。もうすぐそういう話も来ると思うが早く知っても良いだろう、そう思い話しておいた




「分かったよユウ。でもこれだけは持っていけ」


と袋を渡された



「コレは?お金ですか?」

と訝しげにゲイルさんに聞くと




「お前らが倒したゴブリン、ホブゴブリン、リザードヘッド、デスビー、スカルヘッド

そしてアームドリオン討伐の金だ」



凄い量の金貨に驚いているフレイ



「こんなに良いのですか?」



「正直お前が居なかったらどうなっていたか…

4獣剣達を招集しても勝てたか分からんような相手だ

町も無事、ギルドの奴らもみんな無事

最高の結果の報酬と思って貰ってくれ」

と笑顔で握手を求めるゲイルさん



「分かりました。ありがたく受け取りますね」

とガッチリ握手する










そうして俺達は町の門に着き国境に向かおうと門を出ると、門に寄り掛かっているランドさんがいた



「ランドさん、昨日はどうも」

と挨拶をして行こうとすると







「昨日は済まなかったな」



と小さな声だがしっかりと聞こえるように謝ってきた。



「はい、気にしてませんので大丈夫ですよ」



「人族よお前の名を聞かせてくれ」



「はい、私はユウ、モリタ ユウと言います」





「そうか、ユウ。

俺は人族は嫌いだがお前は違う。腹は立つが嫌いとは違うと思う。

またここに来い今度来る時は俺の方が強くてなっている」





とランドさんはそう言って門の中に入っていった



やっぱりこの国の人は嫌いじゃないな




「それでは行きましょうか」






「うん」


「初めての国外の旅だわ。楽しみ〜」


『面白いことあればいいわね〜』




そうして獣国から魔術大国に移動する為、国境に向かったのであった。

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