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サウルス防衛戦 3

俺達とクロテ二さんは門の右翼の防衛だ。

残りの冒険者達5人は左翼、今から来る冒険者は真ん中を防衛する




サウルスの町の塀は高くモンスターは登って来れないので実質、門さえ守れば町には入れない。




今はもう夜なので辺りはかなり暗い

基本モンスターは夜は行動しないのが多いが、今回の襲撃は夜襲のつもりなのだろう。

その作戦は上手くいったと言ってもいいであろう、

実際酒を飲んで来れない冒険者も結構いるだろうし






山からサウルスまでは3km位、そろそろモンスター達が襲ってくるはず

俺達は繁みに身を伏せながらモンスターの攻撃を待つ。




「クリスとフレイはいつも通りで

クロテ二さんは私が魔法で足止めしますので、それぞれのトドメをお願いします。」




「き、君は魔法使いなのかい?」



「ええ、私とそこのクリスさんが使えます」



「そうか、ならC級やB級ってのは間違いないようだね」



「まあ、そうなりますね」



「僕の獲物はこれだから」




と言って腰の短剣を叩く



「基本僕は動いて躱して敵の懐に入って斬るか、爪で刺す、それに合わせて魔法を使ってくれると嬉しい」



「はい、私達と似ていますので、合図したらよろしくお願いします。」



「了解した」



「あちらの方達への指示はしなくてもよろしいのですか?」



「彼らも高ランクの冒険者だ、無理はしない程度に戦えるだろう。」




「分かりました」





そう返事をした時、気配察知に多数の反応が



「来ました、距離500」



「凄いね、それも魔法かい?」



「似たようなものです、おそらくゴブリン達とリザードヘッド、デスビーです

スカルヘッドはかなり後ろですね」




「よし、では数を減らそう」




「そうですね、では私は敵の側面に移動して魔法を放ちます。敵が動けなくなったらフレイとクロテ二さんで攻撃、クリスは全体を見つつ逃しがあれば撃破で」




「「了解」」




そう言って俺は暗殺術のスキルで敵の側面に移動した。

夜は暗殺術の効果が上がる




モンスターの数はおそらく11、一気に止める




「アイスフィールド」




俺はモンスター達の足元を凍らせる


暗闇の中動けなくなったモンスター達が皆動揺している





と同時にフレイとクロテニさんが茂みから飛び出てモンスター達を次々と倒していく




俺も近くにいたゴブリン達の首をはねていく。




「全部で11、周りの確認して下さい」



俺は気配察知を使うが反応はない





「以上なしよユウ」


「こっちもなしだよ」



「了解、1度集まりましょう」



俺達はまた茂みに隠れつつ合流する




「とりあえず倒せましたね」



「当たり前よ」


「凄いね君達!こんな楽な戦い始めてだよ」

と興奮しているクロテニさん



「これからが本番です。

スカルヘッドと黒幕が残っていますので」





「どうだろう、ゲイルさんとランドが先行してるし、もう終わってるかもね」




この黒豹いい人だけどフラグ職人かもしれない




「だと良いのですが」





しばらく待つが動きは無い



「ほらね、きっと終わってるんだと思うよ」



「杞憂でしたかね、ではクロテニさんは左翼を見てきて貰えますか?私達はここでもう少し待機してますので」



「そうだね、一応僕がこちらの指揮を任されてるしね」



「全く面識のない私が行くより良いと思いまして、すいません」



「全然気にしてないから、こっちは頼むね」




と言って走って左翼に行ったクロテニさん。

さすが黒豹、あっと言う間に見えなくなってしまった。




「全然大したことなかったわね」


「うん 余裕」




ちょっとやめて、絶対この後強敵出ちゃうから









しかし、前方からも左翼からもモンスターの気配は無かった。




「静かね」


「うん」




「どうしましょう、僕達も左翼を見に行きますか」




「そうね、ずっとここに居ても仕方ないわ」


「でも モンスター 来るかも」




「う〜ん」

と唸っていると





『私が見てきてあげようか?』




『いいの?ナチュル』



『ここに居ても暇だし』



『助かるよ、じゃあ何かあったら知らせて』



『うん』



そう言ってパタパタと飛んでいってくれた




「今私の魔法みたいなものであちらの様子を探っています。もう少しここで待機しましょう」





「あんた、そんな魔法も使えたんだ、凄いわね」



「ユウ カッコいい」



「あはは、ありがとうございます」



クリスとフレイは隠れながら談笑している、緊張感がない。実際暇だしいいか




しばらくするとナチュルが慌てて戻ってきた



『あっちヤバイわよ!みんな倒れてて、さっきのクロテニだっけ、あいつだけ戦ってるわ』




「あっちが本命だったか!」



「クリス、フレイ行くよ!どうやらあっちが本命だったみたい。」





「オーケー!」


「任せて」



俺達はクロテニさんが奮闘しているという左翼に向かって走り始めるのだった

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