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荒野での戦闘

新しく仲間になったナチュルは大精霊らしい。

本来精霊とは蛍のような光のみの存在だという。

何年、何百年を生きる事により存在が増し、形を作ることが出来きる。

ナチュルは元はただの精霊だったが、少しずつ成長して今の姿になり、もう何千年と生きているという。




そんな大精霊様は、普段は俺のポッケに入っていて用事があれば出てくる。

戦いの時に必要であれば助けてくれる、そういう関係が良いらしい。

俺は断る理由がないのでナチュルの好きにさせた。




ナチュルの声は他の者には聞こえない、俺だけが話すのはおかしいので、スキル念話を使う事で違和感を無くす。俺が変体してユウの姿に変わるとめっちゃ笑われた。

精霊からするとわざわざ人の姿になる俺がおかしいらしい、精霊の笑いどころがよく分からない。





朝日が昇ると森は明るくなり、動物達も動き始める。

俺は今から起きてくるクリスとフレイの為に朝食を作っておく。




2人が目を覚ましてテントから出てくる。


「クリスさん、フレイさんおはようございます」



「ユウ おはよ」


「おはよ、凄いわねこのテント。今まで使ってきたテントより広いし、凄く寝心地もいいわ。」




朝食を取り、後片付けをして俺たちはサウルス行く準備をする



『ナチュルは本当にこの精霊の森から移動してもいいんですね』



『うん、久々の旅行楽しみだわ、よろしくねユウ』





「それでは皆さん行きましょう」


「うん」

「今日も戦うわよ〜」

『レッツゴー!』





俺達は森を進みサウルスに向けて旅を続けた。

森を抜けると荒野が広がっていた。

岩だらけのこの道は馬車はおろか、歩くのも大変そうだ。




荒野には岩で出来たロックゴーレムやデススコーピオンといったモンスターがいると本に書いてあったので、なるべく早く荒野を抜けてしまいたい。

夜もお構い無しに襲ってくるモンスターなので面倒だ




気配察知に反応がある。

3人はその場に隠れて様子を見る。

カサカサカサカサと嫌な移動音がする方を見る





3m級のデススコーピオンが2体




デススコーピオンは尻尾に突かれると、高確率でと猛毒状態になってしまう強敵だ。

弱点は火で頭も弱い。




とどめをクリスに任せ、俺とフレイで前衛としてと戦う。




クリスが詠唱を始める。

俺は暗殺術でデススコーピオンの横まで移動して、魔鉄の黒剣を両手で構える。



まずは大上段から頭に向かって一撃与える。





「くらえ、せい!」




「ガイィィン!」




とダメージは入っているだろうが弾かれた



攻撃を食らったデススコーピオンは驚くがすぐに反撃してきた



「キュラァーー!」



いきなり尻尾での串刺し攻撃、容赦がない…が



躱せないスピードではない



尻尾を剣で弾く



「ガイン!」



尻尾を弾かれたデススコーピオンはバランスを崩した




「フレイさん!」



「待ってました!そりゃー!」



勢いよく飛び出して突き刺す槍はデススコーピオンの胴体を貫く



「ギギャー!!」



槍を抜き距離を取ると、後ろから炎の渦がデススコーピオンを襲う



「ファイアーインフェルノ」



デススコーピオンは炎の渦に飲まれてそのまま動かなくなった



「後1匹です」


「うん」


「硬いけどなんとかなるわ」






俺達がやろうとした時、気配察知に反応が



「次来ます、気をつけて下さい!」



「どこ?」


「あれってゴーレム?」




デススコーピオンの後ろから岩の塊に手足が付いたゴーレムがドシンドシンと音を立てて近づいてくる




ゴーレムは風と水の魔法に弱いが剣や槍の攻撃には耐性があり、俺達とは相性が良くない相手だ。

しかし、周りを岩で囲まれているので倒すしかない。





「デススコーピオンは私がやりますので、クリスとフレイさんはゴーレムの足止めをお願いします。」





「了解」


「分かったわ」





デススコーピオンは俺に向かって噛み付いてきた。


その攻撃を横っ飛びで躱して俺は魔法を唱える



「ダークワールド」



闇がデススコーピオンを包み込む

目が見えなくなり、驚いているようだが尻尾の突き刺し攻撃を俺目掛けて放ってきた



「見えてないのに、的確だな」



その尻尾を躱し、剣を捨て夜斬りを抜く





「頼むね夜斬り」


いつもより多めに魔力を注ぎ夜斬りで尻尾の付け根を斬る!



「はああああ!!」



「スパン!」



あんなに硬かった尻尾も夜斬りだと全くの抵抗なく切ることができた。



そして怪我の部分を目掛けて魔法を放つ



「ライトニング!」



デススコーピオンの怪我の部分から雷が体内に電撃流れる、体内は電撃により全身を焼かれ口等から黒い煙を出しながら絶命して、キラキラと光に変わる



[レベルが上がりました]




アナウンスを聞き流して、俺はクリスとフレイに合流する為走って向かった。




戦闘を見ると、ゴーレムの周りをフレイさんが走り回り足を狙って槍を突いている。

クリスはいつでも魔法を放つ準備は出来ているようだ。



俺は戦闘に合流して、クリスにはデススコーピオンは倒したと伝えゴーレムを見る



ゴーレムはデススコーピオンより大きく5mはありそうだ。手足は短く動きも遅い。

しかし、拳が地面を叩くと周辺が揺れるほどの威力だ。

一撃でかなりのダメージと予想する



疾風はやてのマフラーを装備したフレイさんはとても素早く、ゴーレムは全く動きについて来れていない。

しかし、いつまでもその速さを維持出来るわけではないので早めの決着が望まれる



俺はフレイさんに合図する

クリスと俺で魔法の攻撃をしてみると



フレイさんがゴーレムから距離を取ると

俺はゴーレムに魔法を放つ




「ライトニング!」


同時にクリスも魔法を放つ




「ファイアーインフェルノ」




ゴーレムに雷と炎の渦が同時に襲う


雷の放電がゴーレム全身を襲い、炎の渦がゴーレム全身を焼く、

物凄い音と熱がゴーレムの周りに起き、

フレイは耳を塞ぎしゃがみ込んでいる



「グゴゴゴゴ」



唸りながらゴーレムはその場で倒れた。

背中からはまだ炎が燃え盛り、バチバチと放電している。

もう動けないだろうが、かなり手強いモンスターだった。



ゴーレムはそのまま崩れ去り、砂となった。



[レベルが上がりました]



「さっき上がったばっかなのに、また上がった」

と驚いていると



「レベル 上がった」


「私もレベル上がったわ」



思ってたより、デススコーピオンとゴーレムは経験値がいいようだ。

でも楽に勝てるモンスターではない。




ここでレベラゲするか、もっと安全なところでするか

クリスとフレイさんに相談しないとなと思いながら、俺は2人と合流した。









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