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帝都潜入

俺とギルさんは帝国と獣国の国境に向かう、途中見たことのない羊の群れが現れた


「あれはモンスターですか?」


「ええ、あれは獣国にしか生息していないヒプノシープです。」



メェェェー!!と鳴きながらこちらに向かって来た



「来ましたね、やりますか」


「ヒプノシープは毛が弱点で火に弱いはずですが、」


「ではカミナリで燃やしますね」



ざっと見積もって12匹程の羊の群れ、両手を伸ばし指先から雷術を放つ

「ライズ」


指先から不可視の雷が羊に当たるが、2匹逃してしまう。


「すいませんギルさん、少し逃しました。」


「大丈夫です」

と言ってギルさんは1体の首を落とす



最後の羊は弱々しくメェェ〜とこちらを見ながら泣いているように見える。


『泣くくらいなら向かってくるなし』



[【催眠魔術】を覚えました]


『えっ?何で?今覚えたの俺』

と驚く俺、そして



「メッ?メェェェー!!」

と突然羊が逃げて行った


「ギルさん、あれ追います?」


「放っておいても問題はないかと、それよりユウさんは平気ですか?」

と変な事を聞いてくるギルさん


「平気とは?」


「あのヒプノシープは催眠魔法を使う事があるようなので、先程の弱々しい鳴き声は魔法かと思いまして」


『あっ、だから覚えたんだ俺。でも全然眠くならないや、そうか【状態異常無効】スキルのおかげで平気なのか。危なかったな〜』



「どうやら運が良かったみたいですね、では先を急ぎましょうか」


「そうですね」


2人は急ぎ国境に向かう





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆






ペドン村の村長さんの言っていた場所は、大きな山脈があり、崖になっているので登れず、そこの谷間に帝国と獣国の国境があると言っていた。



今目の前にその国境がある。

確かに崖を登っての侵入は難しそうだ。



見たところ国境には5人居るのを感じる。

兵舎の様な建物が1棟あり、門に2人、兵舎にの側に2人、1は寝ている様だ。



「ギルさん、どうやらここにはクリスさんはいない様です。どうしましょうか」



「全員殺しますか?」



「いやいや、ちょっと待って下さい。今考えます」


『過激過ぎるわ!ビックリしたわ!目はマジだし

しかし、どうしたもんか…

潜入だから出来れば見つかりたくないけど、無理っぽいしな、でもコイツらから情報は欲しい』



『そうだ!変体だ!とりあえずジムさんの姿は何となく覚えてるし、頑張れば行ける。最悪さっき覚えた催眠魔術で眠らせよう。』



「ギルさん、作戦が決まりました。とりあえず僕は魔法で姿を変えます。貴方はジムさんの兄なので上手く言って下さい」


「ユウさんはそんな魔法まで扱えるのですか?」



「え、ええ師匠には遠く及びませんが(ウソ)」


「流石です」



「とりあえずやってみます。感想を教えて下さい」



俺は洞窟で会ったジムさんを思い出す。頭、顔、体型、服、声……よし!



「変!体」



俺はユウの姿からジムさんの姿に変わっていく、

その姿を見たギルさんは凄く驚いてるいたが、今は敢えて無視する



しばらくして俺の姿はジムさんの様になった



「どうでしょう?僕が見た感じでしか姿を変えれませんが」とギルさんに聞くと



「す、すごいです。誰が見てもジムそのものにしか見えません。本人よりもいい感じですよ」

と変体した俺を絶賛してくれた



「ギルさんは、実はこの魔術は秘中の秘の魔術でして、決して誰にも言って欲しくありません。

クリスさんを助ける為に使いましたが、お願いします。誰にも言わないで下さいね」と言っておく。


するとギルさんは地に膝を付け頭を下げて



「ユウ様、クリス様の為にそこまでして頂きまして私は本当に感謝しております。

命を助けて頂いただけでなく、その様な秘技まで使って貰い、私が誰にその様な事を告げましょう。

必ず秘密にし、恩は返せる限り返す事を誓います」



『おっも!重いよギルさん、ちょっと内緒でお願いくらいだったのに』


「ギルさん、頭を上げて下さい。僕は僕が助けたいと思ったから助けたんです。ですからそこまでの感謝は感じなくてもいいですから、それよりもまずはクリスさんを助けましょう」


と言って作戦会議を続けた。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





ギルさんをロープでグルグル巻きにして、俺はジムさんの姿のまま国境に入る



「何の様だ!帝国に」と門番2人が槍を向けてくる


「勤めご苦労、私はジムフォードだ、王国に居た兄であるギルフォードを捕縛、先に行ったグリムードと合流したいのでここを通る、問題はないな」とジムさんっぽく話してみる



「ジムフォードさんでしたか!失礼しました。

半日前に戻ってらしたかと思ってましたが」

と門番の1人が言って来たので



「私の兄のギルフォードが穴に気付いてしまったので捕縛しに戻り、今帰って来たんだ。

それより、グリムードは何処に向かったか分かるか?」



「ええ、それなら帝都に戻り姫を牢に入れに行くと言っていましたが」


「そうか、帝都に向かったか。よしでは通る」

と言って歩き出すと



「申し訳ありません。一応通過証だけ確認させて下さい」と言って来たので



「あ、ああ、忘れていたよ」

と言って右手をカバンに手を入れ、左手で魔術を放つ


『催眠魔術 ヒプノティズム』


門番は崩れ落ち寝息を立てた。


「お、おいどうした!」と門番を支えながら


「そこのお前、急に倒れたから兵舎で休ませろ、

昨日寝てないのではないのか!」と敢えて責める



「い、いえ、今までこのような事は」と取り乱しているので


「私はコイツを連れて帝都に向かわなければならない。お前はこの兵を兵舎に運び、充分に休ませてやれ

お前もちゃんと寝ろ!いいな」と凄むと



「はい!分かりました。」と敬礼をして兵を担ぎ兵舎へと向かった



そうして俺とギルさんは無事に帝国内に入る事が出来、クリスの居場所の情報もゲットして、帝都に向かう事が出来た。



上手くいきました

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