表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/172

ドリントルゾンビ強襲

俺はベリル林道を抜けてドリントルの町へ向かう。

しかし道中アンデットとなったゴブリンやボアと幾度となく戦闘になる



「邪魔だ!どけぇー」



刀を一閃してボアを切り裂く



ドリントルの町の近くでは、おそらくゴブリンゾンビが蘇っているはず、急がないと




ベリル林道では、そちらに向かったドリントルの冒険者達がゴブリンとボアの団体を全滅させたはずだ。

という事はそいつらを倒さないと、町に戻れない

そうなるとゴブリンキングゾンビに町を荒らされてしまう。それだとマズい。



『どうかバレませんように』



「ぽみゅーん」

という音と共にスライムに戻った俺は装備を全て無限ポーチにしまい、グーラ出して林の木の上を飛び町へ向かった。



下を見るとゴブリンやボアのゾンビ達がたくさんいるが、その上を通り過ぎる。

後でこいつらも倒さないとな、と思いながら


さらにもう一本グーラを出しスピードを上げる




ギリギリだが間に合ったようだ。


ドリントルの町の門は閉められ、ゴブリンキングゾンビとオーガ2体とオーガ亜種のゾンビが門を壊そうとして、門を殴っていた。

塀の上から町の人々が弓で射っているが全くダメージを与えていないようだ。

俺は近くの木の裏に隠れて変体する。



ユウの姿に戻り装備をして、走って門に近寄る

後ろからゴブリンやボアが迫って来ているが無視、まずはあのデカイ奴らからだ。




とうとうオーガ2体と亜種のゾンビが門を壊してしまった



門が壊れ町の人々は町の奥に逃げていく。冒険者達も構えているが、あの巨体の亜種やオーガに加えゴブリンキングのゾンビまで居るので、今にも逃げ出しそうだ。



俺は門のあった場所にアースウォールより硬いストーンウォールを唱える



高さ5m位の石の壁が急に出来た事にモンスターも町の人もビックリしている。

俺は出来上がった石の壁の上に乗り、モンスター達を確認する


『後ろから来るモンスターを合わせると150体くらいはいるかな』


後ろの町の方も確認する。

壁の近くには薔薇の剣やノートンさんも防衛に当たっていた。

ノートンさんはこちらを見て驚いている。



「ノートンさん、こいつらは前に倒したモンスターが蘇ったモノ達です」



「ユウ!よくぞ来てくれた!」ノートンさんは安心した顔をしている


「「「ユウ様!」」」と薔薇の剣は嬉しそうにしている



「後で事情は説明する!薔薇の剣は反対の門へ行ってモンスターの襲撃に備えてくれないか」


いつもと違った口調に戸惑っていたが、ジュリアは

「はい、わかりました。後で色々教えて下さいね」


と言って走って門へ向かってくれた



『後で色々と話さないとな』



「ユウやこれは一体どういう事なのじゃ?」


「門の外にはモンスターが150体程います。

僕は今から殲滅に向かうので、ノートンと側近の方達は、もし乗り越えて来たりするモンスターが居たらお願いします。」


「150体だと!何故?」


「今は時間がありませんので、それではお願いします」


俺は石の壁から降りオーガ亜種ゾンビの前に立つ



「時間は掛けていられない。一気に行くぞ!

俺は刀を抜き斬りかかる。


左手から魔法を放つ

「ダークワールド!」


前方100m位が闇に染まる

俺だけはモンスターが何処にいるのか把握出来る。


この魔法を使われてクリスを攫われてしまった。

何故あの暗闇の中を正確にクリスの位置が分かったのか

自分で使ってみて分かった。


まずはオーガ2体の首を切る!そして、左手からグーラを出し即吸収する


今は闇に染まっている為グーラを出してもバレる心配はない。全くムカつく程使える魔法だ


オーガ亜種はゾンビのせいか魔素には覆われていなかった、なので


「ライトニング!」



オーガ亜種ゾンビは黒焦げになるがまだ死んではいない。オーガ亜種ゾンビは真っ暗な暗闇で吠えながら腕を振り回す

「ウゴォォォ!!」

すまないな、恨むなら禁術なんぞ使ったグリムードって奴を恨んでくれ


そう言って首を斬り、頭からヘソまでを一気に斬る

ゾンビのせいか血は全く流さずに絶命した。それを素早く吸収する


〈スキル【肉体強化】を覚えました〉


『なかなか、使えそうだな』



目の前にはゴブリンキングゾンビがいる



「肉体強化!」と唱えると俺の身体を青く光る膜が現れる


ゴブリンキングゾンビは持っていた剣を振っているが、暗闇の中なのでこちらは全く見えていないのだろう。


刀でゴブリンキングゾンビの腕を斬る。


いつもの倍くらい切れ味がいいし、振る速度も速い




一撃で腕が飛び、返す刀で首を刎ねた 。


それをまたすぐに吸収する



【レベルが上がりました】

アナウンスが頭に流れる



『とりあえず、これで危機は脱した。デカイのは倒したから、町の被害はほとんどないだろう。』


刀をしまい、剣を装備する。


後はゴブリンやボアといったモンスターのゾンビなので

刀は切れ味が落ちるのは嫌なので剣で倒す事にする


しばらくすると暗闇が無くなり、モンスターゾンビ達は俺を見つけ噛み付いてくる。




俺はそんなゾンビを斬って斬って斬りまくった。





戦い始めて1時間、体から光がなくなる。

ようやく肉体強化の魔法がなくなった


まるで羽が生えたのかと思う程早く動け、倒したモンスターの数は100を超えていた。


しかし、まだ林道の方からはゴブリンやボアのゾンビがこちらに向かって来る



俺は無心のままモンスターを斬り続けた。





それから1時間ようやくモンスターの気配がなくなったのを感じ、その場に座り込んだ。




『ようやく終わったな。不思議とあんなに動いたのに疲れてないんだな俺』

辺りを見るとモンスターの死体に囲まれていた



『これも吸収しておかないと、辻褄が合わなくなるし、最後の一仕事だな』




「ダークワールド」



辺りはまた暗闇になる



死体をまとめて吸収する。ゾンビは死んだら土に還った。と説明する為に1匹残らず吸収した。




吸収するのにも150体以上いたので、やはり1時間は掛かってしまった。

その作業も終わりドリントルの町へ向かった。




門から入られないように使った土魔法を解除して町に入る。最初は石の壁が崩れ騒いでいたが、俺の姿を見て安心したようで悲鳴が歓声に変わった。



そんな中ノートンさんが人混みから出てきて俺を反対の門へ連れて行く。




「ノートンさん、あちらはどんな感じですか?」


「うむ、薔薇の剣が頑張ってくれているが、やはり数が多いので苦戦しておる。

ワシの側近も参加しておるが、まだモンスターゾンビ達は増えておるようじゃ」



「のう、ユウやお主は何を知っておるのじゃ?」


「…ノートンさんはジムという男を知っていますか?」



「いや、聞いた事はないのぉ」



「では…」


俺は門に向かう時間で洞窟であった出来事を伝えた。




「く、クリス様が帝国に

それに禁術じゃと…それであのゾンビか」



「こちらはなんとか危機を去りましたが、おそらく王都は今ごろ大変でしょう」



「帝国め」とギリギリと歯ぎしりをさるノートンさん



「まずはこの町の防衛を終わらせましょう。」


「そうじゃな」




反対の門付近で薔薇の剣とノートンさんの側近達は

ゴブリンやボアと戦っていた。


「行きますか、ノートンさん!」


「よし!殲滅開始じゃ」



俺とノートンさんが戦場に加わり、殲滅速度が上がる。


「あと一息じゃ!頑張れい」



掛け声のせいもかあってか殲滅速度が上がり、こちらの門に来るモンスターゾンビも全て倒す事が出来た。



「皆ご苦労じゃった」


薔薇の剣の3人は額から汗を流し座り込んでいる



「みなさん、お疲れ様でした。少し休んだらギルドに行きましょう」

と声を掛けた



「ユウ様、何かあったのですか?このモンスターゾンビもおかしいですが、ユウ様が少し変と言いますか」とジュリアが言って来る



『この人達には隠し事は出来ないな』


ノートンさんに目配りをすると「うむ」と返される


俺はみんなにも洞窟での出来事を話すのであった。


そして、5時間が過ぎ、門の開けられる残る時間は1時間となった。

ユウは落ち込んでいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ