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ドリントル防衛戦 4

なかなか最悪な報告を聞き落ち込んでるギルドマスター

しかし、落ち込んでるいる場合ではない。

ホブゴブリン3体とゴブリンキングがこちらに向かって来ているのだ


とりあえず戦力を考えてみる。


薔薇の剣は盾に剣に弓

残った冒険者の4人を見ると剣に槍に弓と盾

ギルドマスターは斧

側近2人は剣と槍だ。


さてどうするか

ギルドマスターはゴブリンキングと戦えるのか

だったらホブゴブリンは側近、薔薇の剣、残りの冒険者で何とかなりそうだが


「ノートンさん1人でゴブリンキングはいけますか?」

と聞くと


「無理じゃな、現役を退いてからもう何年もなる」


「では側近達と3人なら?」


「かなり厳しいがやるしかあるまいて」


「この罠を使って時間を掛けて戦いましょう。

泥はこちらも動き辛いが敵はもっとだと思います。

槍は突くだけでも充分効果はありますし、剣は動き辛いので無理はさせず、隙を見て斧での一撃を」


「ホブゴブリンは薔薇の剣で1匹

俺が1匹

残りは冒険者の4人で1匹でどうでしょう?」


「お主大丈夫かの?ホブゴブリンもCランクじゃぞ、1人だと厳しいと思うが」


「一応、図書館で調べましたが、今回は仕方ないでしょう。本当はもっと安全に戦いたいですが、余裕は無さそうですし」と苦笑いする




「ゲッゲッゲッゲッ」

と聞いた事のない鳴き声が聞こえてきた。


「来たぞ!では先程の策で行こう!死ぬんじゃないぞ!」と激励をしてくれる


「まだ死にたくないですよ。ノートンさんも引き際を間違えないで下さいね」と言って走り出す。


薔薇の剣と冒険者4人に事情を話すと冒険者4人は震えていた。

「どうして私達が」「無理だ勝てっこない!」等弱音を言っているがそれを聞いている暇はない。


「薔薇の剣の戦闘が終わり次第そちらに向かわせますから、盾の人と弓の人で少しずつダメージを与え、無理をせず罠を利用して戦って下さい」と言って冒険者4人から離れる


「ユウ様、私達は大丈夫でしょうか?」と弱気なジュリアさん。ベラさんもマロンさんも下を向いている。


「大丈夫ですよ、ホブゴブリンは動きは遅いし持っている武器でしか攻撃してきません。良く見て躱し少しずつダメージを与えていって下さい。

勝つには攻撃されたら躱す。隙を見てダメージを与える。決して油断をしなければ貴方達ならきっと大丈夫ですから」と励ますと


「わかりました!ユウ様を信じます」「決して油断しません」「私も頑張ります」と3人はやる気になってくれた。


「合図しますので、草むらに隠れて隙を狙って下さいね」と言って薔薇の剣から離れる





ドリントルの門まで約300m

ホブゴブリンが前に3体、ゴブリンのふた回りほど大きく、皆剣を持っている


ちょっと後ろにゴブリンキングがいる。ホブゴブリンより更にひと回り大きく、筋肉がムキムキしていて、こちらも剣を持っていた。


良く見るとキズだらけのゴブリンが10匹程ゴブリンキングと並び歩いていた。


「ちっ、全滅はしてないか。ま、想定内だけど」


とギルドマスターの方へ行く。

「どうやらゴブリンがまだ残っているようなので、マスター達はキングでなくホブゴブリンをお願いします。」


「キングはどうする?」とマスターが聞いてくるので


「秘策があります。なのでゴブリンの残党とキングは俺に任せてください。」とマスターに言うと


「大丈夫なんだな」とマスターが


「死にはしませんよ」と言って行動を開始する





まずは俺が死に損ないのゴブリンを倒し、注意がこちらに向いたら、全員で突撃、ホブゴブリン達を引き離す作戦だ。


俺は草むらを音を出さないように移動して、ホブゴブリンを超えゴブリンキングの後ろまで移動した。




『ギャッギャッと騒ぎながら来るから気付かないんだぜ』と心の中で言いながらゴブリンを斬った。その戻りの刃でもう一体のゴブリンも斬る事が出来た。


ゴブリンキングが吠える

「ギャゴギャァーーー!!」

ホブゴブリンもゴブリンも全員がこちらを向いた


「今です!!」と俺が叫ぶと


「行くぞー!!」とギルドマスターが先陣をきりホブゴブリンと接敵する


続いて薔薇の剣もホブゴブリンに弓を打ちダメージを与え戦闘が開始する。


冒険者4人も弓を打つが外しホブゴブリンに気づかれ奇襲ならず、窮地に追い込まれる。


俺はゴブリンキングがこちらを睨んでくるが無視してゴブリン達を一刀の下に切り捨てていく。


ゴブリンキングも俺に剣を振ってくるが、躱し、逃げながらゴブリンを狩っていく。


残りのゴブリンは5体、みんな固まっている

ゴブリンキングは連続で剣を振ってくるが受けたり躱したりして、攻撃が当たらないのでイライラしているのがわかる。


するとゴブリンキングは大振りで剣を振るモーションになる。


『ここだ!』


大振りのモーションをすると同時に、俺は無限ポーチから袋を出し、それをキングの顔にぶつけた

中から赤い粉が撒き散らされゴブリンキングの悲鳴が響く


「どうよ、特製トウガラシ袋爆弾は!」と言ってゴブリンキングを蹴り距離を取る


ゴブリン5体は一斉に攻撃をしてきた


「ライズ!」とライを5発出しゴブリン全員に雷術が当たり黒焦げになった。


ゴブリンキングはまだゴホゴホとムせていて、目を閉じているのでこちらの姿を見失ったみたいだ。


一旦合流しようとその場から少し距離を空けた。





ギルドマスター達は安定してホブゴブリンと戦っていた。

草むらの罠に早速掛かり、引っかかった所を槍で突き、剣で足を狙っている。

痛みでヒザを着くとノートンさんが斧で斬りかかり大ダメージを与えた。


ホブゴブリンは叫びながら剣を振るが側近の人は冷静に振り回す剣を捌き、その隙を槍の人がホブゴブリンの目や喉を突いていく。


罠が取れずにもがく所をノートンさんは斧でホブゴブリンの首を斬る。首から大量の血が流れホブゴブリンは動かなくなった。



薔薇の剣は見事な連携でホブゴブリンを翻弄していた。


ホブゴブリンが剣で攻撃した所をベラさんが盾でいなす。マロンさんが弓でホブゴブリンの足や顔を狙う。

顔は防がれるが、足はもうハリネズミのように、たくさんの矢が刺さっており、立っているのが不思議なくらいだった。

ジュリアさんはずっとホブゴブリンの周りを走ってヘイトを稼ぎながら、剣を躱し、斬りとても早く良い動きをしていた。


問題は冒険者4人だ。

最初の攻撃失敗のせいで警戒したホブゴブリンはあまり突っ込まず、冷静に冒険者達の攻撃を防ぎ削ってきていた。

すでに矢は無くなっていて、槍も折れていた。

盾の男の人が頑張って耐えているが肩で息をしていて、いつ倒れてもおかしくない状況だ。

唯一剣の女性が頑張っているが、あまりダメージは入っていないように見える。



ギルドマスター達のパーティがこちらに来る。

「どうじゃ?」と簡潔に聞いてきたので


「ゴブリンは全て倒しました。ゴブリンキングは今ムせているので少しは体制を立て直せます。」


「薔薇の剣は大丈夫そうなので、残りはキングとあの4人と戦っているホブゴブリンですね」


「よし、キングはワシらに任せてホブゴブリンを頼めるかのぉ」


「分かりました」


急いで近くで戦っていた薔薇の剣と合流した。


「「ユウ様!」」と言ってきたので


「一気に決める。タイミングを合わせてくれ!」


というと「はい!」とみんな言ってくれたので

ニコっと笑い「行くよ」と言ってホブゴブリンに接敵する。

ホブゴブリンは剣を振ってくるが、俺はその剣を躱しながら剣を持っていた腕を斬る。


ザンッと音がなりホブゴブリンの腕が落ちる


「今だ!」と叫ぶとジュリアさんが剣で首を、ベラさんは胸に剣を突き刺し、マロンさんは弓でホブゴブリンの目を射抜く。


大量の血を流しホブゴブリンは絶命した。


「皆さんお疲れ様でした。すみませんが、あの4人の方のホブゴブリンをお願いします。

私はキングの方へ向かいます。お願い出来ますか?」と聞くとジュリアが


「いまの戦闘でコツが掴めた気がします。ここは私達に任せてマスターを助けてあげて下さい。」


と頼もしい事を言ってくれたので


「ここは任せます。罠を利用して有利に戦って下さいね」と言ってキングに向かった




罠大事です

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