森で戦闘訓練
教会から移動した俺はこの魔法剣士の職業を確認するためにドリントルから夏至の森に移動した。
門で何処に行くのか聞かれ、少し森に用事があると伝えると、最近森からのモンスターが増えているから危険だと、どうしても行くなら気を付けるようにと言われ、ここの町の人は良い人ばかりだなと感じながら森に入った。
誰も来ないような所まで森の奥まで入り
『ここまで来たら誰も見てないな』とユウの姿からスライムの姿に戻り、装備品やリュックなどを全部無限ポーチに入れて、グーラを使い高速移動(木や岩にくっつけて飛ぶ)で元居た場所辺りまで移動した。
前に拠点として使っていた泉まで戻るとオークが2体歩いていた。
どうやらエサとなる魔物を狩っていたいたようだ、1体は左手に大きめのトカゲのような魔物を持っていた。
『ちょうどいい。新技を試してみるか』
「変体、グーラを二本」と想像すると、スライムボディの左右からグーラがウネウネと出てくる。それぞれが無限ポーチから武器を持つ。
右グーラに刀、左グーラに直剣を装備して
木の上からオークに向かって奇襲する。
「くらえ!」
頭上の死角からの奇襲で2つの刃でオークを斬る。
魔物を持っていたオークは成すすべもなく絶命した。
『残り1匹』
オークは仲間がやられた事に怒り雄叫びを上げようとするが、
遅い!「ライ」
スライムボディから雷術のライが放たれ、オークに直撃する。
ブヒュゥーと音を立て、倒れたオークの首に剣を刺し確実にトドメをさし戦闘は終了する。
素早く、武器をポーチに収納してグーラでオーク達を吸収する
すると頭の中から
スキル[刀剣術]を覚えました
と世界の声が聞こえた。
『おっ、これは魔法剣士の恩恵かな
普通の剣術じゃなく刀剣って事は、刀を使って攻撃していたから覚えられたスキルだろう。』
よし、今日はこのままレベラゲをしながら「新技」の練習と魔法と武器のコンビネーション技をやってみよう。
次々と見つけたモンスターを倒し吸収していく。
スライムの姿は移動がしやすい。
バスケットボール位の大きさで、グーラを出せば木の上の移動は出来るし、音もしない。狭い場所に隠れられるから奇襲がしやすく、大体は一撃で倒す事が出来てしまう。
するとまた頭の中から
スキル[暗殺術]を覚えました。
と謎スキルを覚えた。
きっとサイレントキルばっかしてたから覚えてしまったのだろう。
しかしこのスキル、物凄く役に立つ事が分かった。
暗殺術と名前は物騒だが、離れた場所のモンスターや魔物のいる場所が何となくわかるのだ。
足音(足はない)も消えたかのように静かになり
気配に敏感な動物とかの近くに寄っても気付かれないという良スキル。あまり人には言いたくないが
とにかくまた新しくスキルをゲットした俺は強くなる為にレベラゲを続けた。
『今日はこれくらいにしておこうかな』
と辺りを見ると太陽は沈み暗くなってきていた。
森の夜は本当に真っ暗で、月明かりがない時は足元が全く見えない。転んでも平気だが相手の動きも見えないのは危ないので無理はしないで拠点とする泉に戻る
泉に戻り周りに誰も居ないのを確認して木の根の隙間に入り込み今日の事を考える。
『今日も良かったな。
職業も魔法剣士になれたし、レベルも今日一日で2つも上がった。スキルも刀剣術と暗殺術と2つも覚えられたし、少しは強くなってきてるよね。』
一応ステータスは確認しておこう
種族 スライム
名前 守田 優
職業 魔法剣士
LV 17
HP 280
MP 1570
力 145
守 110
早 146
魔力 187
魔法 雷術 回復術
スキル 【槍術】【刀剣術】【暗殺術】【MP増大(特大)】【HP自動回復】【状態異常無効】【変異】【変体】【念話】
うお!なんだこのステータス!
めっちゃ上がってる
そうか、職業の魔法剣士の恩恵か、すげぇ
HPも上がってるけどMPがヤバイ。もうこれ枯渇する事ないよな
力はずいぶんと上がったな、
早さはなんでこんなに?…あっ、暗殺術のスキルのおかげかな、すげぇなこのスキルめっちゃ好きになったわ
魔力もめちゃ上がってるのはやっぱり職業なんだろう。
前と比べると全体的に数値が2倍から3倍だ。それはギルドの人も職業を確認するわな
でも、油断なんてしたらすぐ死んでしまう世界だ。
ステータスが全てじゃないと俺は思っている。
オークキングは絶対に色々と向こうのステータスの方が上だったのは確実だ。たまたま、いい魔法を持っていたからやられなかっただけで運が良かったんだと思う。
だから俺は慢心はしないで生きる。死にたくないしね
ふああ〜 明日からは町に戻って依頼をこなしてお金を貯めようかな
なんて考えていたら眠くなってきたので木の根の隙間でゆっくりと眠っていった
暗殺術はとっても良いスキルですね




