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森の中 13

『変態かぁ〜、今度はどんなスキルなんだろ』


オークキングとオーク×2匹を倒した後レベルが上がり、綺麗な宝石を泉の近くの根の隙間に隠しそこを拠点とした。

隙間に隠れながら手に入れたスキルを考察する


『変異』は触手だったし、『変態』は…




きっと女の子が関係するに違いない!(アホ)




とまあ冗談はさておき

変態ではなく、おそらく【変体】

頭の中で機械的な声が「へんたい」って言うから漢字がわからないんだよね

【変体】かぁ〜、きっと体だと思う。


うん!何事も経験だよね!


外に飛び出して泉の前に行く


泉に映る自分の姿を見ながら唱えてみる



『【変体】!!』


すると背中?の方からニョロニョロともう一本のグーラが出てきた




『ギャー 変態っ!!』




って違う(違わない)


いや、違うねん。えっ?これが変体なの?やだ




グーラが二本…使いやすくなっていいんだけども、思ってたのと違う。

もっとこう何かさ、ね




落ち込む俺


泉に映る自分を見る


グーラが二本ウネウネしているのが映る



『確かに変わったよね。最初の頃に比べて(見てない)グーラが一本だったのが、今や二本。これは変化や』



んっ?変化だと?



もう一度泉に映る自分をよく見る。


『うん。変化だ変体ではない気がする。もしかして』



もう一度だ



『変体!』


体の前の方からまたニョロニョロとグーラが出てきた




『ギャー!!これは酷い!ホラーやん!』


グーラが三本、もうこれバイ○ハザードや



でも何かコレじゃない感じがする。


変体って体が変わるんでしょ?



変わる…




頭の中に雷が落ちた(気がした)!!



まさか……


頭の中でさっき戦ったオークキングを想像する。強かった。豚の形をした悪魔かとも思った。頭から足の先まで覚えてる忘れられない



イメージする



俺がオークキングに「変体」しようと



『変!体!』



すると泉に映る自分がウニョウニョと音を立てて変わっていく。

時間は10秒くらい掛かったか、もっとかな




俺の姿はさっき見たオークキングになった!



『こ、このスキルやべー!!』



テンションマックス!


手をニギニギしてみる。出来た。感動した手がある

足を振ってみる。出来た。感動した足がある


走ってみた、走れる


ジャンプをしてみる。スライム程じゃないけどジャンプ出来た


凄すぎないこのスキル!?


『!』


この姿だと言うことを忘れて先程戦闘したところに向かう


この姿のままグーラを使ってみる


『【グーラ】と唱えオークキングの手の平から思い通りにグーラ(触手)が出る。』


スライムの時と同じように木につけ移動してみる。体が大きいせいで思うように動かない。これは要練習だな。


でも走るよりは早く目的地に到着する。さっき戦闘があったあの場所だ


変体は裸なのだ。なので先程戦ったオークの衣服を取りに来たのだ。ボロボロだが着ないよりはいい。


服は吸収されずに残っておりそれを着る。さらに近くにはオークが使っていた木の槍もある。それも拾う


『鉄製の槍は雷で溶けちゃったから使い物にならないな』



『うん。ずっとスライムボディだったし、衣類を着た方が安心するな』


そのまま泉に戻る



途中、木の枝に服がひっかかる

イライラしない、むしろ嬉しい、何故だろう

泉に戻るとオークキングの姿のせいか音を立ててしまったせいか動物や魔物の姿は全くない


泉に映る自分の姿を見て思う


『怖いな俺!顔が怖い!』



にっこりしてみる



『コワ!食われる!ってこの顔の笑顔パない!』


この姿でここにいると敵だらけになるか怖過ぎて誰も近くに来なくなっちゃうな

一旦元の姿に戻ろうかな



変体をやめようと頭の中で強く思うと「ぽみゅーん」っと音がして元のスライムボディに戻った


このスキルは使えるな。

憧れのエルさんになろうとは思わないけどゴブリンとかにもなれそ…!!!



スライムボディにまた雷が落ちた!(気がしただけ)



ちょっと待てよ。今オークキングの姿や形を思い出しイメージすることで変体することが出来た。のであれば

もっと正確に確実にイメージ出来る体があるじゃないか。


スライムボディが震えながらある姿のイメージを思い描く



『出来るのか?…出来るかじゃない!やるんだ!』



ごくり…(喉ない)



『変!体!』





時間はさっきと同じ約10秒




ここにさっきまでいなかった人族が現れた。



守田 優

ここ異世界にスライムとして転生した瞬間だった






やっと、やっと転生できました

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