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出動!悪行清掃人!   作者: 糸東 甚九郎 (しとう じんくろう)
#1 町を汚すな! ろくでなし!
4/84

~ファイル4 小紅、苦戦! 力士崩れの肥満男~ 

「「「「「 やぁーっ! えい! えい! やーっ! 」」」」」

「ほれほれ。もっと力入れて、突く! 早く突くと、そこはもっとよかんべー」


 早風館道場では、子供から大人まで、十名ほどが元気よく気合いを発し、形の稽古中。


   ・・・・・・ちらっ・・・・・・


 澪は、形の最中に、時計を気にしていた。


「(午後八時半過ぎ。もう一時間近く経つが、水穂、戻らない。何かあったのかな・・・・・・)」

「・・・・・・これぃ、澪! なんじゃその二十八歩ニーパイポの立ち方は! 重心が狂っとるべ!」

「あ・・・・・・。す、すみません! 直します! ・・・・・・えっと。何でしたっけ?」

「まったく・・・・・・。どーも、気が散っててだめじゃな。・・・・・・澪、もう、今日はえーぞ!」

「え? さ、早乙女師範・・・・・・」

「いいから! 柏沼高校は、宿題や課題も多いんだべや? ・・・・・・ほれ。今日はいいから、着替えて、宿題を片付けに、帰れー。・・・・・・他のみんなは、稽古の続きじゃ!」


 源五郎は、指導用の竹刀を持ち、門下生に指示を出す。


「師範・・・・・・」

「あのバカタレ小紅と、引っ張り回されてる水穂に、水でもぶっかけてくりゃよかんべ? まったく・・・・・・。心配しても、しきれんわい。本来なら、破門処分じゃわ・・・・・・」

「・・・・・・すみません。申し訳ありません。・・・・・・行ってきます!」

「じーちゃんが心配して怒ってたって言ってやれ。じゃ、形の指導はまた今度じゃ・・・・・・」

「えー。みおねーちゃん、ずるいー。かえるのかー?」

「みおちゃんまでいねーんじゃ、おれ、つまんねーよー」

「ふぉふぉふぉ。ほれ、ナオヒサもヤスタカも、平安(へいあん)の形の続き! やるぞぃ!」


 澪は、源五郎と道場にそれぞれ一礼し、制服に着替えて急いで道場を出た。

 暗い夜道を駆ける後ろからは、道場から響く気合いの声。

 それは、澪の耳にはどんどん小さくなっていった。



     * * * * *



「くっそぉ、目が開けにくい! 催涙スプレーか! とことん卑怯な変態だ!」

「小紅センパイ! 少しでも明るいところへ移りましょう! この状況、やばいもん!」


   ずちゃり  じゃりっ  ずちゃりっ  じゃりっ


 暗闇に響く、不気味な足音。うっすら闇に浮かぶ、太い影。

 だんだんと、その音が近寄る。


「・・・・・・あたしが、こんなやつに身を引くとは。・・・・・・仕方ない! 水穂、目、だいじ?」

「は、はい。なんとか、辛うじて、見えてます。だいじ! センパイ、一度逃げようよ!」

「ちょっと手前にあった、街路灯の近くまで行こう! くっそぉ。悔しいな!」


   たたたたたっ・・・・・・  たたたたたっ・・・・・・


 小紅と水穂は、目をハンカチで拭いながら、数十メートル手前の街路灯付近へ移動。

 だが、そこは今まで以上に細い路地だった。近くにゴミ捨て場だけがある、袋小路に近い場所。


「あいつは、まだ、追ってきてないな・・・・・・。やっと、目が開けてきた・・・・・・」

「早乙女先生の言ってたのって、これだったんだ。確かに、素手にこだわってたら、あのキモいやつが持ってるスタンガンやスプレー、怖いもん! まだ、何持ってるかわからないし! ・・・・・・さすが、早乙女先生だー・・・・・・」

「あたしさ、じーちゃんに先日、きちんと稽古しておかないといざという時困るって言われたんだよなー。その、いざという時が、これ? ・・・・・・冗談じゃないわ! でも、現に、あたしの渾身の蹴りで、あいつは倒せなかった。・・・・・・稽古が足らないってことなのね」


 小紅は、唇を噛み締めながら、自分の拳を見つめている。

 水穂は、眉を傾け、悔しさで震える小紅を、横で黙って見つめる。


   ずちゃり・・・・・・  じゃりっ・・・・・・


「! 小紅センパイ!」

「しつっこく追ってきたな。・・・・・・あたしの蹴り、効いてはいるようだ。あの足、ダメージ受けて、ふらふらだね」


 男は、足を引きずりながら、何かぶつぶつ唱えてスタンガンを持ち、ゆっくり追ってくる。


「・・・・・・ビデオ、撮らなきゃ。あいつらに、殺される・・・・・・。金も、かかかか、金もぉ、あいつらに払わなきゃ・・・・・・。おんなのこぉ、ビデオ、金、ビデオ、金、粉・・・・・・」

「う、うひぃー! 無理無理無理! キモーっ!!!」


 先程よりもさらに不気味さの増した男を前に、水穂は青ざめて震え上がっている。


   ざっ!


「・・・・・・よくもやってくれたな、この野郎! あたしたちを、甘く見ないでよ?」

「・・・・・・ぶふふー。金・・・・・・粉・・・・・・ビデオぉ・・・・・・。デスアダー・・・・・・。ぶすじまー」

「! デス・・・・・・アダー・・・・・・だって?」


 男が呟く中の言葉のひとつに、小紅は妙な反応を示した。


「ぶぶぶ・・・・・・。ぶあああぁーーーー。ぼ、ぼぼぼぼぼー。びでこなですあだーっ!」


 もはや意味不明で、支離滅裂。

 男は、スタンガンと催涙スプレーを両手に、一気に猛突進してきた。

 水穂は、鳥肌を立てて、固まっていた。


「こんっの・・・・・・やろぉーっ!」


   ガッ  ブンッ!


「ぶふっ?」


 小紅は、近くに落ちていたゴミ袋を掴み、男の顔に投げた。一瞬、男の動きが止まった。


「あたしの町で・・・・・・お前は、二度と姿を見せるなぁーっ!」


   シュンッ!  ギュウンッ  シュバッ!  ・・・・・・ベキョオッ!


 回転による遠心力をつけ、小紅の後ろ蹴りが男の金的に直撃。容赦なく急所を打ち砕いた。


「女の敵、覚悟しろぉ! この・・・・・・変態めーっ!」


   キュンッ!  クルッ  ドキャッ!  ベシイッ!


 コマのように回転する小紅。金的を蹴られてふらつく男に、回し蹴りでさらに追い打ち。

 手に持っていたスタンガンも、蹴り上げて弾き飛ばした。


   ガシャアンッ  ガシャン・・・・・・   ・・・・・・どしゃっ


 スタンガンは壊れ、催涙スプレーも手から落ち、転がる。

 小紅の三連蹴りを受け、男はその場に崩れ落ちるように倒れた。


「はー・・・・・・はー・・・・・・。こ、今度こそ、やったでしょ!」


 呼吸荒く、肩で息をするような状態の小紅。

 水穂も、崩れ落ちた男を見て、力が抜けたようにその場に座り込んだ。


「小紅センパイの、怒りの三連蹴りだね! さすがに、これは・・・・・・ねっ!」


   ・・・・・・ずああぁっ!  むくりっ!


「「 な・・・・・・っ! なんで! 」」


 安心しきっていた二人の前で、目もうつろに、男はすぐに起き上がった。

 かなりのダメージが窺えるが、倒しきれていなかったのだろうか。

 小紅も水穂も、これには驚愕の表情だ。


   ・・・・・・ギュアッ  バキイッ!  ・・・・・・どどぉんっ


「「 え? 」」


 突如、立ち上がったと思った男が、完全に倒れた。今度こそ、意識を失っている。

 倒れた男の後ろには、片足立ちで、すっと足を引き戻す、制服姿のシルエットが。


「間に合って良かった。こいつでしたか、二人が戦っていた相手は・・・・・・」

「ミオーっ!」

「澪! 駆けつけてくれたの? ・・・・・・はぁーっ、びっくりしたー」


 重く鋭い足刀そくとう蹴りを、澪が男の延髄部分に叩き込んでいた。

 その打撃が決め手となり、男は崩れ落ちたのだった。

 

「最後、見てました。しぶとい奴だったんですね? 小紅サンの蹴りを受けても、立ち上がれるなんて・・・・・・」

「あたしも、まさかこんなタフな野郎だとは思わなかった。今回は、ちょっと、手こずったなー・・・・・・。はー、ちょっと疲れた。でも、ありがとう、澪! 助かったよ!」

「何が起こったかわからなかった! ミオがこいつにとどめ刺したおかげで、助かった!」

「だいぶ時間が経ってたんで気になってたの。そしたら、早乙女師範が行かせてくれてね。それよりも・・・・・・さぁ、すぐ、警察に連絡入れましょう!」

「そうだね。あたし、久保さんに連絡入れるよ。・・・・・・ちょっと待っててね」


 小紅は携帯を取り出し、北交番の久保巡査に電話をかけた。


   プー  プー  プー


「あれ? 久保さん、出ない。・・・・・・それにここ、よく考えたら北交番の管轄じゃなかったわー」

「! ちょっと、小紅センパイ! 電話はもういいです。あれ、見て!」


   ファンファンファンファン  ファンファンファンファン


 小紅、水穂、澪の見つめる先に、赤いパトランプが光って近づいてくる。

 小さなパトカーと、大きなセダン型のパトカーが、路地の奥に一台ずつ停まった。


「やっぱり、小紅ちゃんたちだったのか! 大丈夫か? ケガは無いか?」


 セダン型のパトカーから、コート姿の刑事と、北交番の久保巡査が降りてきた。

 どうやら、男に襲われた少女が家から警察に通報をし、豪邸山公園近くの中央交番の巡査と連携して、男を確保に来たようだ。

 そして、近くにある地元誌「栃葉新聞とちばしんぶん」の柏沼支局から、騒ぎを察知して、記者がひとり、現場に駆けつけてきた。

 

「久保さんーっ! いま、電話したんですよー? あたしたちは別にケガは無いですけど、その男に襲われた少女がいました。・・・・・・この変態野郎、危ないやつでしたよ!」

「柏沼警察署刑事課、強行犯係の二斗竜之助にとたつのすけと申します。君が、管内で有名な早乙女小紅さんか。この、久保巡査に協力してもらい、中央交番との連携で、この男を確保することができた。恩に着る。逮捕にご協力いただき、感謝します!」

「そんなぁ。あたし、大したことしてませんし。それよりも、あたしたち、その男にやたらと危ない攻撃されましたんでー・・・・・・。正当防衛、になりますよね?」

「まぁ、状況から判断して、君たちがこの男を襲ったことは考えにくいし、凶器と思われる物も確認している。過剰防衛でもないとは思うから、安心したまえ」

「よかったー。騒ぎが大きくなったら、またじーちゃんに小言を受けそうだもんなー」


 ほっとした表情の小紅だった。水穂も澪も、胸を撫で下ろした感じだ。

 男は引き起こされ、久保巡査ともう一人の巡査に手錠をかけられ、セダン型のパトカーに乗せられた。久保巡査が、逃げないように見張っている。


「中央交番、巡査の中田といいます。ご協力感謝します。・・・・・・その制服。君たちは柏沼高校の生徒なのか! 早乙女小紅、名前はよく聞くが、後輩にあたるとはな!」

「え? そうなんですか? へー。奇遇ですね!」

「パトカーに乗っている久保巡査は、同期なんだ。彼も、柏沼高校卒業生。もう、十年前くらいの話だけどな!」

「えー。そうだったんだぁ? 私、知らなかったなー。小紅センパイ、知ってた?」

「いや? 知らなかったよ。中田巡査、あたしたち、警察に呼ばれたりします? 空手道部の同期が、あたしら部員の行動で、騒ぎは勘弁だって言ってるやつがいてー・・・・・・」

「空手道部! なんだ、それなら尚更、私や久保巡査の直属の後輩だな! 大丈夫だよっ。状況は、男の取り調べと、現場検証でわかるから。むしろ、感謝状をあげたいくらいだ」

「君たち、この男を相手に、よく無傷で済んだものだな。私も、驚いているよ・・・・・・」


 二斗刑事は、見た目が普通の女子高生である三人を見て、表情を硬くした。


「そんなにあの男、危なかったんですか? 確かに、キモかったぁーっ!」


 水穂は、記憶を振り返り、また鳥肌が立っていた。


「今逮捕した男は、かつて、力士だったようだ。しかし、過去に五回の婦女暴行や、覚せい剤の所持使用の容疑で、逮捕歴がある。今回もまた、懲りずに同じようなことを起こしていた。どうやら、あの男を操っている組織が、裏にいるようでな。それは、取り調べでわかることだろうがね。消えない傷を負わされた女の子が、たくさんいるんだよ・・・・・・」

「それは、許しがたいですね。小紅サンも水穂も、ほんと、無事でなによりだよ」


 澪は、二斗刑事の話を聞いて、眼鏡を指でくいっと上げ、安堵の声を漏らした。


「・・・・・・裏の組織。あいつ、確かに口にしてた。『デスアダー』って・・・・・・」


 小紅は、横にいる澪の表情と裏腹に、細い眉を吊り上げるようにして、静かに震えていた。


「小紅センパイ? どしたの?」

「はっ! ・・・・・・いや。なんでもないよ。・・・・・・二斗刑事。あの男、あたしたちを襲っている最中に、『デスアダー』『ぶすじま』って呟いていましたが、何か、わかりますか?」


 小紅は、真剣な表情で、二斗刑事に問いかけた。


「! デスアダー、それに、ぶすじま、だと? それが本当なら、裏にいる組織は、三年前から県内で暗躍している、半グレと言われる犯罪組織だ! その頭が、毒島仁英ぶすじまじんえだが・・・・・・」

「ぶすじま・・・・・・じんえ!!」


 小紅は、眉間にぎゅうっと皺を寄せる。


「・・・・・・しかし、毒島はなかなか表世界には姿を現さないので、逮捕も困難でな・・・・・・」

「・・・・・・やっぱり、そうか。・・・・・・デスアダー! あたしの家族の仇!」

「な、なんだと? どういうことだね!」


 二斗刑事の話を聞いて、小紅の表情が、般若のように変わった。

 デスアダーという組織と小紅の間に、何があったのだろうか。


「・・・・・・いえ。何でもありません。・・・・・・それにしても、今夜は疲れたぁ。あたしたち、もう帰っても平気ですかね?」

 「あ、ああ。構わんが。問題ないか? 中田巡査?」


 二斗刑事は、中田巡査に対し、確認の合図を出す。


「はっ。特に問題ありません。被疑者も既に確保し、現場検証をこれから行うだけです!」

「だ、そうだ。・・・・・・しかし、早乙女小紅さん。君は空手道場の娘だそうだが、警察官にも匹敵する腕の持ち主だね? 大したものだ。並の新人警察官では、君に歯が立たないかもしれないな? 私にも、九歳と八歳になる娘と息子がいるんだが、空手でも習わせてみようかと思ってね」


 二斗刑事は、優しい笑顔で、小紅たちに語りかけた。


「ぜひ! 空手は、いろんな場面で役立ちますからねっ! いつか、二斗刑事のお子さんも、空手で活躍できるといいですね」


 小紅も、にこっと笑って、二斗刑事に応える。

 水穂と澪も、優しい笑顔で、小紅を見つめている。


「ははは。そうか。じゃ、考えてみよう。君たちも今後、柏沼署に用があれば、気軽に寄りなさい。自慢じゃないが、私の特製ココアを、淹れてあげよう」

「わぁ、嬉しい! 小紅センパイ、ぜひ、柏沼署の刑事課、いこうよっ!」

「やだよ。あたしは、そんな頻繁に警察のご厄介になりたくないしー」


 少しだけ和やかな空気が流れ、二斗刑事、久保巡査、中田巡査は、パトカーで去って行った。

 その別れ際を、栃葉新聞の記者は、しっかりと取材。小紅たち一人ずつの写真を撮らせて欲しいと懇願していたが、逃げ出すように三人はぺこりと頭を下げ、急いで帰っていった。

 小紅が家に帰り、源五郎にこっぴどく小言を言われたのは、言うまでもなかった。

 水穂や澪は、道場に行っていたことになっていて、親に怒られることはなかったらしい。



     * * * * *



 翌日の栃葉新聞には、しっかりと、小紅たちの大捕物の記事が載せられていた。


「『お手柄スーパー女子高生! 婦女暴行犯を空手で撃退! 逮捕!』か。大げさなー」

「まったく。小紅、お前はあれほど危険なことに首を突っ込むなと言っておるのに、言うこと聞かんでー・・・・・・。わかったべ? そんな奴にでさえ、危ういことになるんじゃ。まだお前は、未熟なんじゃ。本当に気をつけないと。わしゃ心身が、もたなかんべよ・・・・・・」

「反省してるってばー・・・・・・。ほんとね。昨日の奴は、あたしの蹴りをあんなに受けても、立ち上がっていた。澪がいなかったら、危なかった。あと、じーちゃんの伝言に、助けられたよー・・・・・・。素手にこだわらず、近くにあったもの、使ったしなー」

「中央交番の中田巡査から、電話で聞いたわい。どうやら、ゴミ袋を投げつけたんだとな? だいたい、相手が凶器を持ってるのに、素手で真っ向からなんて、無謀じゃ!」

「だーかーらー。わかったってば! ・・・・・・しかし、こんなデカデカと新聞に出ちゃ、また加藤らが部活でやかましいだろうなー。あーあ、ひっそり活躍したかったのにー」


   ・・・・・・ゴツンッ!


「いったぁ! じーちゃんっ? 何すんのぉーっ!」

「何遍言ってもわからんバカタレには、ゲンコツじゃ! おてんば小娘になったもんだ」


 ちゃぶ台に広げられた新聞の前で、小紅と源五郎の普段通りのやりとりが続いていく。

 その同時刻、別な場所で、同じ栃葉新聞を広げている者が。


   パラリ  ヒラリッ・・・・・・


「なぁに、いちごちゃん。珍しく新聞読んで。なにか、興味ある記事があったのかしら?」

「ちょっと静かにして、お母さん。・・・・・・ふーん。ふむふむ。なーるほどぉねっ!」

「あんまり目を近づけちゃダメよ? そうそう、今日は帰り、遅くなるのかしら?」

「あ。うん。そうねぇ。今日、部活の後さ・・・・・・柏沼市まで、ちょっと行ってきていい?」

「いいけど、危ないことだけは、あまりやらないでちょうだい? 早く帰ってくるのよ?」

「だいじ! この朝霧苺あさぎりいちごはね、『きれいなまちづくり同好会』の部長よ! この記事見て、ウチ、ちょーっと興味湧いちゃった! ふふふっ! 糸恩流空手の、早乙女小紅かぁー」


 小紅の活躍した記事を読んで、笑っているショートカットの少女。

 彼女は、小紅に対し、どうやらかなりの興味を持ったようだ。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 水穂さんが、おとぼけキャラかと思いきや、判断力あってなかなかだなと。今後、活躍しますか?
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