87.結婚式の後と旅に出る準備
結婚披露のパーティーが終わって、招待客が帰っていった。その後後かたずけをして、公爵家から派遣された執事とメイド長それに料理人やメイドも帰っていった。
そのあと父上や母上それにアライダ達の両親も「新婚さんを邪魔しては悪い」と帰っていった。
やっと、夫婦の時間となった。新婚初夜は1人ずつ8日間かけてすることになった。俺は
「疲れた」
そう言って、いすに座ってグターとしている。
アライダ達は元気である。女子にも負ける体力、今更ながら実感させられる。
その夜はアライダと新婚初夜。次の日の朝、アライダは元気である。
「やっと夫婦になれた」
そう言って、生き生きとしている。メイドの作った料理をうれしそうに食べている。
俺は
「疲れた」
と言って、いすに座ってグターとしている。
今日から、しばらくは結婚式に来てくれた招待客のところを回る。回ると言ってもすべてではなく、大事なところだけ。
まずは父上と母上のいる公爵家、昼前に行って挨拶をした。一緒に昼食をとった。俺がグターとしていると
「それにしても、ツェーザルはほんとに体力がないのですね、すごく疲れた顔をしている」
母上に言われた。
「昨日は疲れました」
「もう少し鍛えたら」
「そのうち」
「そうなの、頭はいいのね、こんな息子だけどよろしくお願いしますよ」
「はい、ツェーザル様は私たちがしっかりサポートします」
「そう言ってもらえると助かるわ」
午後は、アライダ達の両親が領地へ帰るということで挨拶に来た。
夕方にはアライダ達の両親は帰っていった。今日はカーチャと新婚初夜。次の日の朝、カーチャは元気である。
「やっと夫婦になれた」
そう言って、生き生きとしている。メイドの作った料理をうれしそうに食べている。
俺は
「疲れた」
と言って、いすに座ってグターとしている。
その日は、招待客のうち大事なところを数軒回った。これは、形だけ挨拶して終わり、そんなに長い時間いないので楽だった。
夕方男爵邸に帰ってくると、その日はセリーナと新婚初夜。次の日の朝、セリーナは元気である。
「やっと夫婦になれた」
そう言って、生き生きとしている。メイドの作った料理をうれしそうに食べている。
俺は
「疲れた」
と言って、いすに座ってグターとしている。
そんな日々をその後5日過ごして、やっと新婚初夜を完了したら、俺は熱を出して寝込んだ。ハーレムも大変である。
1週間ほどして俺は元気になった。やっとこれからは諸国を回る好き勝手な旅、スローライフの始まりである。
その前に俺はすることがある。工場で作っている製品の
1.魔道エンジンのスクリューの軸とボールベアリングの製造
2.軍艦のスクリューと舵の魔法による強化
3.結核用ポーションを製造するための魔石への魔力の注入
である。これをしないと工場の生産が止まる。
これらについては1年分を作り置きすることにした。
1.は軍艦用が月8個なので、96個、小型艦用が月60個なので、720個、これは1か月ぐらいかかった。
2.これは伯爵家から送られて来ないとできない。それで送り先を俺の滞在先にしてもらった。
3.魔石への魔力の注入は月40個なので、480個、これはすぐできた。俺の魔力量は異常である。それがばれるのを防ぐために、魔石はアセビ商会から送ることにした。マリーに魔力を充填した魔石480個を預け毎月40個ずつポーション工場へ届けてもらうことにした。
これで工場は俺が旅に出ても止まることはない。
次はこの男爵邸の管理である。
俺とアライダ達とマリーそれに妻達の男爵家の執事に集まってもらって相談した。その結果、俺の男爵家は、今のところ支出がないことから、書類が届いたらマリーが預かって、旅先の俺のところに送ってもらうことにした。
また、アセビ商会はマリーに任せることにした。この男爵邸の建物の管理はこれまで通りマリーが行い、問題が生じた時はアライダの執事に相談して決めることにした。
アライダ達はメイドを1人連れて行くそうだある。すると旅行は俺と妻たち8人それにメイド8人の17人それに護衛となる。
護衛はアライダ達の護衛10人と公爵家から派遣されている護衛の2人を連れて行くことにした。俺の男爵家の護衛はアセビ商会の仕事と俺の男爵邸の警護をしているので動かしにくい。
アライダ達の男爵邸の護衛が10人も減ると警備に支障が出ても困るので、新たに彼女たちの実家から護衛を10人派遣してもらうことになった。
また、俺の男爵家も公爵家から派遣されている護衛がいなくなるので、新たに護衛となる奴隷を購入することにした。ついでにアセビ商会の砂糖製造用の奴隷も購入することにした。
アライダとマリーを伴って王都の奴隷商のところへ行った。奴隷商は前回マリーを買った奴隷商にした。奴隷商のところへ行くと
「前回ここで奴隷を購入したツェーザルだ。お前のところで購入した奴隷たちはよく働いてくれている。それでまた追加で奴隷を購入したい。条件は前回と同じだ。そしてマリーが怖がらないこと。元冒険者が10人、後農家の娘が5人だ」
すると奴隷商はマリーのことを覚えているようで
「これはツェーザル様ようこそいらっしゃいました。マリーもよくしてもらっているか」
「はい、旦那様にはよくしてもらっています」
しばらくして、奴隷を連れてきた。
やはり、マリーは男性冒険者は怖いようで、購入した元冒険者はすべて女性だった。その後農家の娘は最近、困窮する農家が多いようで5人と言わず10人購入してと言われたので10人購入した。
その後、古着屋によって奴隷の古着を購入して、男爵邸に戻ってきた。
新たに購入した奴隷たちはこの男爵邸の快適さに驚いていた。そして1週間もするとアセビ商会の仕事にも慣れたようである。
その後1か月ぐらいしてアライダ達の実家から追加の護衛がやって来た。
これで旅に出る準備は整った。




