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牛乳とチーズは違う味がする(顔だけ男の気ままな旅)  作者: @000-ooo


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11.期末休暇の旅行(マジックバッグの製作)

 期末試験が終わると、学院に行かなくてもいいのであるが、姉がうざい。たぶんまた、お茶会を多数セッチングして俺を連れまわすに決まっている。そこで、機先を制して、地方へ遊びに行くことにした。

「期末休暇になったら、地方を巡ってみたい」

と父に言ったら、

「一人では危険だから、公爵家の護衛付きなら許可する」

と言われた。


どこへ行こうか、なんか前世の旅行に行く前の気分である。この世界を見て回れると思うと気分もウキウキである。姉も付いて行きたいと言ったらしいが、女は危険と許可が得られなかったとのことである。よかった。


 クラスで、期末休暇の話をしていると

「よかったらうちの領地に来ないか」

と誘われた。誘ってきたのは、ブルヘンジュ地方を治める伯爵家の次男で名前はマルテ。

「父に相談して許可が得られたら行く」

と答えた。

 そうしたら他にも行きたいというやつがいて結局、ブルヘンジュ地方行は男3人になった。すると、それを聞きつけた女子が3人行きたいと言い出した。「来なくていいのに」と思っていると、他の2人の男子は女子もいた方がいいと言い出した。

「女子は危険だ」

と言うと、

「それなら地方へ行く商隊と一緒だったらいいのでは」

となった。


 すると、アンナが

「近々うちの商隊がブルヘンジュ地方まで、商品の買い付けに行くから、よかったら、それと一緒に行く?みんなが行くなら私も行くし」

と言い出した。

そうしたら、リズが、

「アンナが行くなら私も行く」

と言い出した。


 すると安心したのか他にも女子が2人行くと言い出した。男の方が少なくなると問題である。そこであと2人ほど男子を誘った。結局ブルヘンジュ地方行は男子5人女子7人となった。大所帯である。アンナに言わせると

「護衛の冒険者がいっぱいいるから安全」

とのことである。


 家の帰って父に相談すると、了解が得られた。「ほかにもクラスの子が行く」というと護衛は5人で、「公爵家から馬車と御者も出す」と言ってくれた。俺は護衛は男にしてくれと頼んだ。


 荷物がいっぱいあると大変なので、「公爵家にマジックバッグのようなものはないか」と聞くと、「容量の小さいもならある」というので、貸してもらうことした。


 執事長から、マジックバッグを渡された。さすが異世界、このようなものがあるのだ。同じような物が作れないか。早速鑑定してみた。すると、中に別の空間へつながる魔法陣があった。


 せっかく借りた公爵家のマジックバッグを壊してはいけないので、複製を作ることにした。適当なかばんを執事に頼んで持ってきてもらったが、カバンよりは前世のリュックサックの方が手が自由になるのでいい。早速カバンをリュックサックに作り直した。そして、入り口に公爵家のマジックバッグにあるのと同じ魔法陣を刻んだ。


 中に何か入るかなと思って、手元にあった本を入れてみたが。なんかうまくいかない。リュックの口を開けると中が見える。何がいけないのか、もう一度鑑定してみた。すると魔法陣のパラメーターが初期値ゼロと出た。


 それで、そのパラメーターをいじっていったが、数値を変えるにはかなり魔力を食う。頭に来たので最大限の魔力を込めてみた。すると、何かストンと音がしたような感じがして、パラメーターが一気に変わった。


 もう一度鑑定してみると、マジックバッグ容量極大と出た。どれくらいのものが入るかと思って、先ほどの本を入れてみた。すると今度はすんなり入った。なんかずいぶん余裕がありそうなので、部屋にあった物を片っ端から入れてみた。すると全部入った。


 まずい、「このマジックバッグ、公爵家の物より容量が多いのでは」と思った。俺の作ったマジックバッグから中の物をすべて出して、今度は公爵家のマジックバッグに入れてみた、そうしたら、机は入ったが、それ以上は入らなかった。


 まずい、こんなマジックバッグ見せられない。それで今度は、もう一度リュックサックを作って、魔法陣を刻んだ後、魔力少な目でパラメーターの数値をいじってみた。すると公爵家のマジックバッグと同じようなものが出来た。公爵家で借りたマジックバッグと俺が作ったマジックバッグ容量極大は俺の作ったマジックバッグに入れておくことにした。


 おれだけマジックバッグを持っていくわけにもいかないので、あと11個同じ物を作った。これを次の日学院に持って行って

「父に頼んで、公爵家のマジックバッグを借りてきたので、これに荷物を入れてきて。それから、公爵家でも馬車と護衛を出してくれることになった」

というと、

「さすが、公爵家。マジックバッグなんてあるんだ、それも12個もあるなんて」

と言われた。


 夏期休暇になったので、待ち合わせの場所であるアンナの商会に行った。商会に行くとアンナの父親の商会長から、

「明かりの魔道具を増産してほしい」

と言われた。

これからお世話になるのに無下に断るわけにもいかず、

「余裕があれば」

と答えた。

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