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ゴールドがないので安い装備品でダンジョンクリア そして安い装備品のまま魔王と戦うことになりました  作者: 太陽


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Cランクダンジョンのメダルラッシュのダンジョンに向けて俺は家で作戦を立てていた


といってもジュリアンが居なければEランクダンジョンクリアも怪しまれる俺にとってCランクダンジョンはどうすればよいというのだ


お母さんはメダルラッシュの出現に心を躍らせているし 今さら無理とは言えない かと言ってまたジュリアンとダンジョンに行けばまたしても資源を全て持っていかれるという悪循環に襲われる


やはりまずは自分自身の基礎体力の向上が目的だろう レベルには直接直結しないだろうがダンジョンまでの時間の間腕立て伏せや腹筋 ランニングなどを毎日続けたが

やはりレベルアップには程遠いようだった



「はぁ~」


(やはり武器が弱いことが要因なんだよなぁー)


試しに他の武器を持ってみたが 装備できません と言われてしまった


つくづく自分の実力のなさや経験値の虚無さに辟易する



(やはり木の棒かぁ~)



(ん?待てよ?木の棒でもちゃんと使えばもっと強くなるかもしれないぞ、)



俺は考えに考えた



かつてマンモスのいた時代には 木の棒の先に火をつけ たいまつにしてマンモスを崖においやったとされると書いてあった


旧石器時代には木の棒の先端に石をくくりつけて狩りをしていたという


縄文時代になると争いが激化し金属のような先端の尖ったものを木の棒につけて ヤリを作ったり弓を作っていたりしていたとも言われている


「そうか、と 木の棒には無限の可能性が広がっているのか」


俺は改めて自分の木の棒をみる その木の棒は急にめっちゃ強い武器にみえてきてしまっていた



「よし!やれるぞ!」



Cランクダンジョン当日 俺はお母さんに行ってきますの挨拶をする いつになく張り切っていた


「シオン!元気がいいね!」


「お母さんもね!なんかワクワクしてる!」


「当たり前じゃない!だって通常のダンジョンよりも2倍 いや3倍の報酬が獲得できるメダルラッシュなのよ! そんなダンジョンが開かれてホントによかっあわ!」


「うん!お母さんに迷惑をかけた分きっちりとゴールドを稼いでくるよ!」


「!待ってるわね!」



「いってらっしゃーい」



(もうこのような挨拶ももう3回目か、! 今度こそ!3度目の正直 絶対クリアしてたくさんゴールドを稼ぐぞ!)



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