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「いてててて!死ぬ死ぬ死ぬ」
宝箱を開けた途端 俺の頭は宝箱によって噛まれ飲み込まれた
その宝箱の本当の正体はミミックなのである
「死ぬ死ぬ死ぬー!」
暴れるように逃れても全然離してくれなずに逆に飲み込まれていく スライムでも死にかけている俺にとって最大の危機である
「ジュリアンさん!宝箱がハズレだったってこと知っていたんですね?」
「あぁ俺は盗賊をやってるから宝箱の中身を見極めることなど造作もないことだ」」
「ジュリアンさん!もしかしてシオンさんを騙したんですか?」
「そんなことも分からないヤツがダメなんだ
お前もあいつに甘やかしすぎだぞ!あんな弱いやつほっとけばいい」
「サイテーですね、」
「どうでもいいけどさ こっからだしてくんない?そろそろもうやばいんだけど 」
「そうでした、ごめんない え?全然取れない」
「あー こういうときはこうやるんだぞ?」
「シューーーン!」
ジュリアンは炎のつるぎを振り回しミミック真っ二つに切った
「えーーわー!ちょっと!ジュリアン?シオンさんいるんですよ!死にますって!」
「大丈夫、頭よけて切ったから」
「ハァハァハァハァハァハァ」
「大丈夫でしたか?シオンさん」
「うん、!死ぬかと思った 」
「とりあえず 回復魔法を ライフの術」
(あー癒されるぅー」
なにも核にもジュリアンのおかげでダンジョンクリアした俺たちは無事にゲートに戻ってきたようだ
「病院行きますか?痛くないですか?」
「マリアちゃん もう大丈夫だよ!ありがと回復魔法ずっと使ってくれて」
「大丈夫です また死んだかと思っちゃいました」
(スライムの時も死にかけたし、ほんと助けられっぱなしだな)
「こちらCランクダンジョンの許可証になります」
「ありがとうございます」
俺は戦っていないが木の棒とおなべのフタでよくCランクまで来たと思う
Cランクはダンジョンの難易度でいうと3番目 S ランクランクダンジョンは魔王城のために挑戦できないため実質A ランクが1番上となる
その中でCランクまで行けたというのはとても大きなことだ
チームを作っていないマリアちゃんとジュリアンと俺は再びダンジョンのゲートで別れを告げる
「えっと、とまた、」
「うん、またね、」
おぼつかない挨拶を返しながら俺は帰路へと帰るのだった
「ただいま、あー」
俺はまたあることに気づくまたしても資源や報酬を獲得できなかったのだ
(お母さん 怒るだろうなぁー)
「コンコンコン」
「ただいま~」
俺はキョロキョロと家を見渡しながら小声で挨拶をした
「おかえり!シオン!ケガはなかった?」
「う、うん、お母さん、ただいま」
(ん、優しい いつものお母さんならゴールドを稼げなかったと聞くとどこからか火の玉やら光の閃光が飛んでくるのに)
「次Cランクダンジョンなんでしょ? どこの場所に行くの?」
「えっと、確かメダルなんとかってところだったような」
「メダルね!そこにいるメタルスライムを倒すとすごいメタルがもらえるのよ! よかったね!」
「そうか、、怒らなかったのは次のダンジョンがメタルがたくさんたまるダンジョン ゴールドラッシュだからなのか」
「わかってるわよね?シオン?」
「お母さんの微笑みが怖い 心は笑ってないんだろうな これは次稼がないとほんとやばいぞ)
次のダンジョンでモンスターよりもお母さんのほうが怖いと思う俺なのであった




