放課後 オマケ:ゴブリンキス
「アリットウゴジャーシター」
『……結局、買っちゃったのか、クレープ……』
「フフフ……。
ここのクレープ、かなり美味いんだぜ」パクパク
『はあ……全く、秘密にしておくのは今回だけだからね』パク……
「……どうよ?」
『へえ……確かに、美味い』パクパク
「だろ? だべ?」
『あ、でも、そっちのも美味そうだね』
「え、ま、まあ、よ」
『ちょっと貰うよ』パクッ
「は、ハアァ~!?」
『え、いや、そんなに怒らなくても。
ごめんってば』
「いいいいや、そうじゃなくて間接キキキ」
『ほら、コッチのも食べて良いから』
「いいいいや、いらないいい」
『何言ってんの、メッチャ怒ってた癖に。
ほら、あーん』
「……う。
ううう……~~ッ!!」パク……
『ね、美味しいでしょ?』モグモグ
「……う、うん、美味い……」モグモグ
『……』モグモグ
「……そ、そういえば、よ」
『……うん?』
「いつの間にか、お前の言葉、解るようになってるけどよ。
これって、もしかして。
せ、洗脳って、ヤツ、なのか?」
『……ハア?
洗脳!?』
「ち、違うのかよ?」
『全然違うけど。
ちょっとエロい小説の読みすぎなんじゃないですかねえ……』ドンビキ
「そ、それを言うならお前の存在が一番エロ小説だろうが!!」
『間接キスで赤くなるオマセさんのクセに……』
「あががががこここ殺す!
駆逐してやるぞこのクソゴブリンがあぁ!」
~おしり~
くぅ疲これ完ファサ。
さて。
ゴブリンキス大賞最終日(2018/4/14)の投稿となります。
なんかオチがイマイチですが、恋愛小説だし、仕方ないね。
そして、やはり。
ゴブリンにはナエド子。
はっきりわかんだね。
NIOさんはゴブリンキス大賞には全部で4作品投稿しました。
1つくらい入賞してくれると嬉しいですが、果たして……。
一応、他の投稿作も載せておきますのでお時間ありましたら是非。
ゴブリン売りの少女
https://ncode.syosetu.com/n8131eg/
ゴブリン(かわいい)
https://ncode.syosetu.com/n9046eg/
話数が3の倍数と3の付く時だけ最強無敵の存在になれるタイプの祝福
https://ncode.syosetu.com/n9126ee/