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?「そう怖がる必要は無い」
?「思いの外すぐ終わる」
スッ
心「痛゛ッぁ」
心(脇腹…ぁ…)
心(こ、このまま…刃が…はい、入って…)
心(頭が熱くて…体が…寒い…怖い)
高野「っぶねぇ!」
ゾリンッ
?「っ?!ぐぉぉおおああ゛ッ」
高野「こ、心!大丈夫か!?」
心「ぁ…ぁ…」
高野「えぁ、大丈夫じゃない感じか?!」
心「高野…良かった…生きてた」
高野「傷は…幸いにも浅いな。あとですぐ治療するからな」
心「(これくらいなら能力で……。いや、)ありがと」
?「ぐ…ぉ……このッ…!」
高野「さてと、片腕も脳も完全復活だよ!」ブォンッ
ザクッ
?「ゔっ…」
?(そんな事があるのか?生体反応は確かに一つになったんだ!コイツは、死んだはずだ!)
?「何故生きて、目の前に立っているんだッ!」
高野「俺に言われても知らねぇよ!」ブンッ
高野「…それにしてもここ数日の疲れが吹き飛んだ気分だな」
?(ここは…撤退か…!だが、せめて!誰か一人でも殺害する!)
?「」ピョンッ
高野「逃がすかよ!」ダッ
高野「っらぁぁ!」ピョンッ
音黒「お前は…!」
?「(コイツなら殺れる!)」能力:観測
ポロッ…
音黒(何か落ちた。これは…玉?)
ゴォウッ
音黒「なっ…!?急に炎が!」グラッ
?「よろけたなッ!もらった!」グォンッ
ゴスャッ
音黒「がァっ…!」ゴロロゴロ…
?(そろそろ高野も来るだろう…瞬間移動の玉を利用して撤退だな…。念の為、音黒は燃やしておこう。)
針我利「…っ…」
?「あれは…針我利か。(そういえば空崎が殺されたんだったな…)」
?(……あぁ、良いことを思いついた。連れていくか)ガシッ
高野「待ちやがれ…!第2ラウンドだよ!」
?「やりたければ一人でやってるんだな」ポイッ、ポイッ
高野(っ!?なんだ…あの二つの玉…)
?「九州へ…」
シュィンッ
高野「今のは心のテレポート…!なんでアイツが…
高野「じゃあもう一つの玉は?」
ズォォォオオオ
高野(炎?!もしかしてあの玉…!)
高野「行先に…音黒!?」
高野(まずいッ!間に合わ…
ゴォォォ…
高野「み…水…!」
音黒「」シュュ…
心「これは…僕の回復でも…もう」
高野「…」
高野「こんなのってあるかよ…。愛した人間の行方も分からねぇで…こんな場所で死ぬなんて!」
高野「音黒を…高橋と竹輪に会わせに行ってくれ…心」
心「分かった。高野はこれからどうするの?」
高野「俺はここから九州に…鹿児島に行く。九州のどこに研究所があるかは分からないからな。俺は下から、心と他の皆は上から研究所を探してくれ」
心「研究所を見つけたら必ず連絡してきてよ?一人で行くのは絶対だめだからね!」
高野「分かってる」
高野「このボートを使いたいけど…どうやって動かせばいいんだ?…これ」
?「それは職員のIDカードを差し込めば動きますよ」
高野「っ!」
?「あ、いや…その…驚かせるつもりは無かったんですけど…」
高野「誰だ…」
?「天童です。」
高野「……」
高野「確か…近畿の奴だろ?ここまで追いかけに来たか」
天童「ぁぁ…どこから話せばいいか…とりあえず九州に向かいながら話しましょう」
天童「あぁ…これ、武器を渡すので…」カチャ…
高野「…分かった」
ブロロロロ…
天童「今…焼 瞳潤、若生 充。そして俺、天童 松左衛門の三人が研究所と敵対してます」
高野「若生…え、アイツがか?!」
天童「はい」
高野「…悪い…続けてくれ(若生は信用ならねぇけど…瞳潤の名前が出た…五分五分ってところか?)」
天童「あ、はい…。近畿で共闘した我々3人は惜しくもヤツを逃しました」
天童「能力の玉を奪われてしまった」
高野「あれは…そういう事だったのか…!」
高野「お前らのせいで…音黒が…?そもそもお前達のせいで…高中は…心は…!」
天童「…返す言葉も…ございません」
高野「(だが、まぁ…)…お前らも被害者ではあるんだもんな」
天童「…」
高野「それで…どうなったんだ?」
天童「その後俺達は残った能力の玉を使用してあなた方と合流する事にしたんです」
高野「若生と瞳潤は中国地方に?」
天童「はい。でも…移動に使った玉の持つ能力は精度があまり良くなくて…無事に合流できているといいんですが」




