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ー中国地方側ー
高橋「…で、俺とお前か」
御影池「…どうも」
御影池(この人…人脈が凄い。まさか、漁船を貸してくれる人がいるなんて)
高橋「アイツら無事に到着出来るといいな」
御影池「そういえば…免許持ってるのか?」
高橋「音黒は持ってねぇな」
御影池「あぁ…」
御影池「俺達の目的地は山口県です。」
高橋「了解。昼飯を途中で食って、そのまま研究所に突っ込むぞ」
御影池「…(突っ込む(物理)はやめて欲しい)」
ー広島ー
高橋「そろそろ研究所の奴らが来そうだな」
御影池「あの二台のトラック…まさか」
ゴシャッ!
高橋「なっ…くっつけて来やがったぞ!?」
御影池「上からか?」ダッ…
御影池「誰も…いない?」
高橋「よっと…」
御影池「っ?!なんで上がって…運転は!」
高橋「あぁ、自動運転(ガムテープでアクセルを固定しているので直線にしか行かない)だ」
御影池(こんな車にそんな機能あるのか?)
高橋「ところで…目の前に広がってるアレって…自然現象じゃないよな…」
御影池「竜巻みたいな物が何個も…前方に…」
?「コレでお前達は逃げられない。外部の干渉もない。俺の特性の道だ」
高橋「おっと、出やがったな…お前が山口県の研究所のリーダーってわけか」
?「いかにも。俺は空崎 豹風。どちらも始末する。」
御影池「…」能力:黒影 ザブンっ
高橋「先手必勝!」ダッ…ブォンッ
,,,
空崎「残念、当たらない」
高橋「っ?!」グサッグシャッゾシャッ…
高橋「素早…い?!」
御影池(背後から!)ザバッ
...
スカっ
御影池「っ!?」
空崎「一人いないと思ったら背後にいたか」
御影池「チッ…」バッ、スバッ
空崎「投擲…」
~~~
空崎「やぁ」
御影池「っ?!急に目の前に!」ダッ…
空崎「もう遅いよ」スっ…ギュォォォ
御影池(ブロワー?何をするつもりだ…
ゾリュッッ
御影池「ぃ゛ッ…」グラッ
高橋「御影池!風だ!ソイツは風を刃みたいにして攻撃してくる!」
御影池「今ので嫌でも分かりました…よ!」スバッ
空崎「おっと」
ヒュォッ……カランッコロンッ
御影池「クソッ…(ダメだ。投擲物は当たらない)」
御影池「これがお前の能力か」
空崎「その通り」能力:時
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空崎(10秒自分の時間を進めるか戻すか、あるいは10秒間自分以外の時を止めるか…俺の自由だ)
御影池「」ピタッ
空崎「そしてこれが、第二の能力」能力:来風
空崎「止まった時の中で切り刻む」
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シュッシュッ…
御影池「っ?!」ザクッ…ザシュッ…
御影池「不可視の斬撃が予備動作もなく…か」
高橋(一瞬で加速してるようにみえる。加速するのが奴の能力?なら、通るだろう場所に拳を張り巡らせる!)
高橋「うぉしゃっ!」技:乱れ打ち
空崎「無駄だ」能力:時
...
高橋「当たったか!?」
空崎「残念」能力:来風
ヒュォッ…ゾギッ
高橋「ぐ…ぅ…」
高橋「ちょこまかと…!」技:殴
高橋(数だ!俺のできるだけの技を叩っ込む)
空崎「脳筋タイプか」能力:時
~~~
高橋「っ!後ろか?」技:上段回し蹴り
空崎「チッ…」ダッ
高橋「くっそ…普通に避けるのも上手いのかよ」
空崎「何度も…何度も…。体力だけはあるみたいだ」
御影池(………何故だ?今、あの移動方法で動かなかった。…クールタイム?)
御影池(それに移動位置だ。移動したり元の位置に戻ったりしている。これらの事を踏まえれば対処はできる筈だ)
御影池(ただ…懸念点があるとすれば…)
御影池「高橋!攻撃を続けろ!」
高橋「…?わ、分かった!」ブォンッ
空崎「馬鹿の一つ覚えだ」能力:時
御影池(予測しろ…相手がどの位置に移動したいか)スバッ、バッバッ
...
空崎「何度殴っても当たら…
ザクッ…
空崎「っ?!」
御影池「当たったな(追撃!)」ダッ…
空崎「チッ…(時間を戻したら高橋って奴の目の前に戻ってしまうな。ならば…!)」能力:時
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御影池「」ピタッ
空崎「俺の能力の正体に気づきつつあるな」
空崎「勘のいい奴だ。早急に始末しなくてはな」能力:来風
空崎「吹き飛べ」
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空崎「トラックから落ちて挽肉になれ」
ドゥッ
御影池「ぐぉッあっ?!」ドヒュッ
御影池(コレだ…移動以外の能力の使用!何だ…これの正体は!)
ドッ、ガッ…ゴロロ…
御影池「っ…」グラッ
高橋「御影池!」
空崎「他人の心配をしている場合か?」スっ…ギュォォォ
高橋「な…!」ダッ
空崎「誰もこの強風からは逃れられない」技:風槍
ヒュォッ、ザシュッ
高橋「速ぇ…!しかも…クソ痛ぇ…」
空崎「もう終わりだな。案外早くこの任務を終わる事が出来たよ」
高橋「まだだ……こんなそよ風如きに殺られるわけねぇだろ」




