どうなるのやら
本当に申し訳ないです。三日坊主になりました()
自分のペースでまったり投稿ですがご容赦を…。
「まだ試験があるってどういうこと?面接でおわりなんじゃないのか?」
ノーティの質問に女の子は,
「異世界についての理解を把握するための筆記テストがありますよ。面接で人数がかなり削れているのでよっぽどのことがない限り合格になるとは思いますけど…。」
と少し俯きながら答えた。
「そんなの私聞いてないわよ?」
「ボクもー」
ノーティは驚きを隠せなかった。
「誰も知らないってやばくねぇか?」
「あんたもでしょ。」
とツァリに冷たくあしらわれた。
「ねーねー受かるの確実ならなんでやるの?」
マーティロの質問はもっともだった。
「明確にはされていませんが、おそらくは部署の振り分けを行うのだと思います。でないとやる意味がないので…。」
「部署の振り分け。ってことは────げ。」
ノーティはかなり焦った。これが何を意味するのか。そう。
あの部署に配属される可能性があるのだ。
「あっ!」
どうやらマーティロも気づいたらしい。
「それじゃあご飯食べれないじゃん!!」
「そこ!?」
「とりあえず合格祝いはこの後やりましょう?」
ツァリも来てくれるようだ。
「ちなみにあとどれくらいで始まるんだ?」
「あと5分。」
「「「はぁぁ!?」」」
やばい。なんもできてない。
「それしかなかったら軽食とれないよ。」
「そんな空腹なのかよ。」
「カイザルに電話できないじゃない。」
「後でにしろよ。」
「とにかく急ぎましょう。」
女の子はノーティの手をつかみ走り出した。
「手が柔らかい…。」
ノーティは人生初の感触に驚きつつもとてつもない焦燥感に駆られていた。
(これで経営部になったらどうしよう…)
「不安なのですか?」
「もちろん。」
「簡単なテストらしいですよ?勉強してればほぼ確実に……その顔は。」
「だって知らなかったんだもん!」
まったくひどい話だよ。とノーティはつぶやく。
「弱音はかないで。今できることをやりましょう?」
「そうだな。ありがとう。」
ノーティはこの子との会話で少し気持ちが軽くなった。
「なんかさ、ここにきて初めてまともな人に会えたよ。」
マーティロはアホで食い意地はってるし。面接官も寝てたし。ツァリはちゃんとしているようで少し抜けてるし。
「な、そんなこと言わないでくださいよ…。」
少し顔をそむけていたがノーティにはわずかに紅潮した頬が見えた。
「てか廊下ながくね?」
さっきからずっと走っているのに試験会場は見えてこない。と、その時女の子は急に立ち止まった。
「ごめんなさい。試験会場真逆でした…。」
おい。ここ一番でやらかしやがった。通りでマーティロたちが来ないわけだ。
「あと何分だ?」
「あと1分です…。」
「くそったれーーー!!!!」
つないだ手は離さないままノーティは全力でかけだした。




