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僕が味わった苦痛の10%を返す。

重い防音扉が軋む音を立てて開いた。


「えりかー? スマホなんでもってったんだよ、お前……」


地下室の澱んだ空気の中、雄二の声が響く。彼は依然として不機嫌そうな態度を崩していない。この薄暗い空間に自分たちが二人きりだと確信し、彼は何の警戒もなく足を踏み入れた。


僕の口角がわずかに上がる。彼は獲物だ。しかも、自分が捕食者だと信じ込んでいる、一番扱いやすいタイプだ。

雄二が入り切った瞬間、僕は背後の闇から飛び出した。

彼の首に腕を回し、化学準備室から持ち出した薬品を浸した布を力任せに押し当てる。彼は驚き、暴れ、僕の腕を振り解こうと足掻いた。だが、薬の回りは早い。彼がえりかの名前を呼ぼうと口を開いた瞬間、その強靭だったはずの身体から力が抜け、ドサリと床に崩れ落ちた。



雄二が目を覚ました時、彼はすでに椅子に縛り付けられていた。

僕は念の為、彼の両足のアキレス腱に、深く、慎重にナイフを入れた。


「――っッ!!!」


彼が何事かと目覚めたその瞬間、激痛が彼を襲う。

両足の踵付近から切断された腱は、もう二度と彼の体重を支えることはない。拘束が万一解けても彼はもう僕に何もできない。

彼はガムテープで塞がれた口から、濁った唸り声を上げ、椅子ごと激しくのたうち回った。


「歩けないよ、雄二。お前の暴力も、威圧も、もう足元から崩れ去ったんだ」


僕は耳元で囁き、彼の視線を無理やり横に向けさせた。


そこには、僕によって完全に無力化され、服を剥ぎ取られ、無防備な姿を晒されたえりかがいた。雄二の瞳が絶望に染まる。


彼はえりかに執着していた。

片想いなのは僕でもわかる。

彼女に「強い男」を見せつけることだけが、彼の狭いプライドの全てだった。

その崇拝する女神が、今や僕の支配下で玩具にされている。


雄二は声を殺して泣き叫んだ。

痛みに弱く、他人の痛みには無頓着だった彼が、今度は自分の番だと理解し、恐怖で震えている。

僕は雄二の目の前で、冷徹な儀式を執り行った。

彼が一番守りたかったものを、彼が見ている前で蹂躙する。彼は絶叫したいはずだ。彼女を救いたいと叫びたいはずだ。だが、僕が施した拘束と、彼自身のプライドがそれを許さない。彼はただ、自分の無力さを突きつけられ、えりかが僕によって汚されていく様を凝視させられるしかなかった。

僕は何度も何度もえりかを犯した。

射精は何回でもできた。不思議だった。狂気が僕をそうさせた。

えりかの腟から僕が出してやった精子がボタボタと音をたてて垂れてくるが、


部屋には、えりかの掠れた呻きと、雄二の嗚咽で満ちている。


血と体液の生臭い匂いが、彼らの「尊厳」を塗りつぶしていく。



一通りの「作業」を終え、僕は雄二の元へ戻った。

彼は瞳から光を失い、焦点の定まらない目で僕を見つめている。自分の愛した存在が目の前で壊され、自分は歩くことさえできない。


僕はナイフを彼の太腿に当てた。

「さあ、雄二。次は君の番だ」

僕はゆっくりと、彼の皮膚を切り裂いた。

最初の一筋は浅く。彼が痛みに慣れる暇を与えないように、執拗に、細かく、彼の筋肉を削ぎ落としていく。


「お前は毎日、僕に痛みを与えてくれたな。その痛みを、僕が今、お前に返している」


彼が激痛で泡を吹き、白目を剥いて気絶しようとするたびに、僕は彼を水で叩き起こした。

終わりはさせない。彼らが僕に与えた地獄は、こんなものでは終わらないのだから。

そうだ、こいつにやられた事を1つずつお返ししてやろう。

そういえば、弁当に虫や雑巾を入れてくれたなあ。

弁当が無いから、そこに落ちてる黒板消しでいいか。

僕は口を塞いでいたガムテープを一度剥がし、僕は黒板消しと雑巾とミミズを彼の口に順番にぶち込もうとした。雄二は口を必死で食いしばったから、ほっぺをナイフで片方づつ切り裂いてやった。涙か鼻水かわからない汁が垂れてくる。汚いから全てまとめて口に詰められるだけ詰めてやった。なんかゴボゴボ煩いから、その上からガムテープをぐるぐる巻きにして固定してやった。血が留まる事なく流れ出る。



そういえば、腹を沢山蹴られて、胃液を吐いた事があった。僕の非力な力でも、今なら痛みを感じるだろうか。自信が無かったから、代わりに彼を仰向けにして、その腹に乗って何度も飛び跳ねてみた。

何度も飛んでいると彼もゲロを吐いたようだ。

今、口の中が一杯だから、詰まると死んでしまう。

僕はまたガムテープを剥がし、詰まっていた物を全て出してやった。ゲロを撒き散らし、嗚咽と咳をする雄二。


それを見て僕はなんだかイライラしてしまった。

今度は思いっ切り顔面を蹴り飛ばした。

何度も何度も蹴り飛ばした。

楽しくいじめをしていたはずなのに、何故か雄二の苦しむ顔を見ているとイライラしてしまう。


ああ、いじめってこんな気分なんだ。と気付いた。


最初は楽しいだけなのに、なんか段々と腹が立ってくる。雄二になのか、自分になのかはわからない。


あ、そうだ。


こいつは僕のパンツを皆の前で脱がせて辱め、写メをとってグループLINEに送っていた。


僕もそれをやらなくちゃいけない。


僕は雄二のパンツを脱がすと、既に尿がもれ、少し脱糞していた。

雄二はもう何の抵抗もできず、意識は朦朧としたまま虚ろな目で何か喉の奥の方でヒューヒューと音を立てている。


僕は萎縮して小さくなった雄二の陰部をペンチで思いっきり潰してやった。ブチブチと酷い音をたてて、血が溢れ出す。


雄二はプギャラと声か何か音を立てて失神した。


僕はその姿を雄二のスマホで撮影してやった。


さて、えりかの写真ももっと撮影しないといけない。

僕はまた吊るされたえりかの元に行き、

解体新書のあの絵を真似て、腹にメスをぐるりと入れてやった。

何か思い通りにいかなかった。

仕方が無いからとりあえず彼女の腹わたを抉るようにがむしゃらにナイフを突き立て、中身を掻き出して見えるようにした。

血溜まりが床にできるが、そういえばえりかは静かになったなあ。

ああ、死んでいるのか。それなら仕方がない。

とりあえず雄二のスマホで、中身がはみ出たダラシない身体を撮影してやる。


これでいじめの10%くらいはお返しできただろうか。


僕は雄二のスマホを使い、転がった2つの肉片をいろんな角度で撮影し、クラスのグループLINEに送ってやった。


いつも2人はこうしていたから。





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