第10話 時を遡って、キミと。
-人物紹介-
船橋 碧生
※2026年7月25日に死去。
橘 夏希
※2026年7月22日に死去。
「真田さん。今って2000何年でしたっけ」
俺は恐る恐る真田さんへ尋ねる。
「あ? お前、火事で煙吸いすぎて頭おかしくなったのか?」
「今は、『2024年』だ」
どうやらカレンダーをめくり忘れた訳ではないらしい。
となると、ここは約二年前の世界ということになる。
「タイムリープ... したのか...?」
自分で言っててなんだが馬鹿らしい。
だが俺はここに実在していて真田さんともコンタクトがとれている。
タイムリープしたと考えるのが妥当だろう。
まだ信じられないが...
「どうした? ボーッとして。そんなに休みが恋しいか?」
「あ、そういえば。明日、学校の友達にサヨナラして来いよ」
「俺はお前をアパートから追い出す。部屋を燃やしたツケはしっかりと払えよ」
「...」
「ん? 意外と驚かないんだな。それとも反省してるのか?」
驚くわけない。
なぜなら俺は未来を知っているから。
まあ、こんなこと信じてもらえるわけがないから反省していることにするか。
「はい反省してます。本当にすみませんでした」
「よし、その姿勢に免じて月一でお小遣いはくれてやる」
「ありがとうございます」
こうして真田さんとの話は終わり、風呂にも入らせてもらい就寝時間となる。
「はぁ... 疲れた...」
敷布団で仰向けになって俺は天井を見上げる。
「本当に一体何が起こっているんだか」
「今でも信じ難いが本当にタイムリープしてしまうとは...」
タイムリープとかどっかのSF作品じゃあるまいし現実で起こってたまるかって話だが...
ん?待てよ...?タイムリープしたのなら、
俺が未来を変えられるのか?
あの、最悪の結末を?
夏希を...救えるのか...?
ならどうすれば良い?
夏希が死ぬのは約二年後の2026年7月22日。
でもそれは俺が前世に歩んだ歴史。
一つでも違う選択をしてしまったら歯車はズレを起こし、俺の知る歴史とは全く違うものになってしまう。
言ってしまえば夏希がいつ死ぬかなんてわからなくなってしまう。
正直、前世に俺が歩んだ通りにこの世界を進んで行くのは不可能だろう。
ならばどうするか。
夏希を守るためには...
近くにいるしかない。
いつ、どんな時でも彼女の近くにいることができれば守ることができる。
ただ、それはもはや彼氏のすること。
そうだ。
なら、俺は。
『時を遡って、キミと。』
『付き合う。』
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-あとがき-
タイトル回収キターーーー\(( °∀° ))/
気を取り直して、第10話はいつもと比べてボリュームが少なくなってしまいましたね。
決して手を抜いているのではなく、締めがいい感じだったからです。
すみません。
これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!
余談になりますが、最近ラノベの本を新たに読んでいたのですが一冊読み終わりました。
二冊目に突入したいと思います。
やはり小説は面白いですし、とても勉強になります。
自分の書いている小説がどれほど読みにくいか...
日に日にアップデートしていきたいと思います。
後、自分が前に書いた話を読み返しているのですが、偶におかしい所があったりするんですよね。
そういったところは即時修正していきますのでご了承ください。




