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第3905話 505日目 やっと解放されました。(リーザがエルヴィス侯爵邸に着きました。)

王城内の武雄達の部屋。

武雄とジーナが戻って来た。


「「おかえりなさいませ。」」

アリスとエリカが言ってくる。

「色々と終わりました。

 今はアルダーソン家と相手の女性の家と王城とで話し合いだそうですよ。」

武雄が言う。

「へぇ、王城内でですか。

 大変な事になっているのですね。」

「それで経緯は置いておくとして、今後はどうなるのですか?」

「アルダーソン家の家令か、それに準ずる部局の長になるだろうと予想します。

 まぁ、婚約は決定かな?

 アリス、婚約祝いの選定をお願いしてください。」

「わかりました。

 明日は贈り物選びをします。」

アリスが頷く。

「お願いしますね。

 エリカの方の引越し作業は、明日からですか?」

「はい、第3皇子一家からリストを貰って来たので確認します。

 まぁ、大半はエルヴィス侯爵邸に送りますが。」

「私達の寝室からタケオ様の書斎とビエラちゃん達と精霊達の部屋に直結はしていますが・・・エリカさんの書斎を用意しないといけませんね。」

アリスがエリカの言葉に考える。

「ビエラ達の部屋を移動させて、寝室から直結させた方が良いのではないですか?

 エリカも子供も見ながら、急な事があれば仕事もしたいでしょうし。」

武雄が言う。

「確かに。

 私は客間に居ますが、エリカさんは第3皇子一家の資料も見ますから個室で尚且つ、他の者に見つからないように部屋に籠りたい時もありますよね。」

アリスが言う。

「あー、すみません。

 結構量があるのでお部屋を頂けるとありがたいです。

 でも、横じゃなくても良いですよ?」

エリカが言ってくる。

「いえ、エリカさんの仕事とこれからの事を考えれば寝室の横にあった方が便利ですよ。

 ふむ・・・現状ではどうするか・・・リーザちゃんが今日帰ってしまいましたよね。

 うーん・・・次は出立する前に送るでしょうから、その際に部屋の話を向こうに送らないといけないですね。」

アリスが言う。

「丁度、エルヴィスさんとビエラも25日に移動するし、スー以外は外出しているので引っ越しは楽そうですね。

 フレデリックさん達にお願いした方が良いかもしれませんね。」

武雄が言う。

「そうですね。」

アリスが頷くのだった。


------------------------

エルヴィス侯爵邸の客間。

エルヴィス爺さんとビエラの下にリーザが来ていた。


「ふむ、用件はわかったの。」

エルヴィス爺さんがアリスの手紙を見て、顔を上げる。

「アリス、なんだって?」

ビエラが聞く。

「ベルテ一家にお願いしているアプリコットという実がなる木を以前、魔王国から買ったのだが、それの追加発注をしてくれという話じゃの。」

「食べた事ないね?」

ビエラが首を傾げる。

「ないの。

 まぁ、植樹をしてすぐだからの、すぐに実は出来んのだろうの。」

「そっかぁ。

 どのくらいを頼むの?」

「若い木の状態で10本とあるの。

 今、ベルテ一家で管理している所を増やすという予定とあるの。

 ヴィクターに依頼して魔王国に依頼するのと、ベルテ一家での植える所の調整が必要じゃの。」

エルヴィス爺さんが言う。

「そうだね・・・もうすぐ夕食だよ?」

「そうじゃの。

 ヴィクターには明日の朝、知らせるかの。

 リーザ殿、今日はこっちでお泊りじゃの?」

「ぎゅ。」

エルヴィス爺さんの問いにリーザが頷く。

「ふむ、ビエラ殿、今日はなんじゃったかの?」

「コロッケだって。

 中濃ソースの準備も出来ているよ。」

「ほぉ、そうなのじゃの。

 あとはスープとサラダとパンじゃの。」

「うん、そう。

 あ、そだ。

 今日の夕食のパンは魔王国の小麦だって。」

「ほぉ、夕食に出せるような物が出来たという事じゃの。」

「うん、期待!楽しみぃ~♪」

ビエラが嬉しそうに言う。

「明日はリーザ殿が朝向こうに行くじゃろうが、何か報告するものあったかのぉ?」

「うーん・・・実際にリーザは今日、アリスの所に行ったよね。

 1日で報告する事なんてないよ。」

ビエラが言う。

「そうじゃのぉ・・・うーん・・・キャラメルとかお菓子を持って行かせるかの。」

「何か送れるお菓子があるかな?

 あ、かりんとうは持って行っても割れなそうだよね。」

ビエラが言う。

「ぎゅ。」

リーザも頷く。

「ふむ、あとは・・・いや、料理長に聞いて、余っている物を見繕って貰おうかの。」

「うん、うん。」

「ぎゅ?」

リーザが首を傾げる。

「だね。

 型崩れしない物を選ばないとね。

 侯爵、街中でもあるかな?」

ビエラがエルヴィス爺さんに聞く。

「そうじゃの・・・ふむ、一応、メイド達にも聞いてみるかの。」

エルヴィス爺さんが頷くのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
コロッケバーガーにして食べたら町の屋台でも人気が出るかもねw
これでパビントン/アルダーソンには王都の手が入りましたが 完全にフリーになったクリナはどうするんでしょうかねー 当面の政略結婚の筋はなくなりましたけど 逆に状況によっては戦争戦功の報奨扱いという ある…
>「アリス、なんだって?」 >リーザが聞く。 リーザが人語を!…ビエラの台詞かな? >「きゅ」 突然のクゥちゃん
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