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第3898話 専売局と財政局と打合せ。(製紙事業や段ボールが稼働間近なようです。)

王城内の小会議室。

武雄とジーナは財政局長と次官、専売局長と次官と雑談をしていた。


「へぇ、紙の需要を調べたのですか?」

武雄が資料を見ながら言う。

「はい、製紙事業の拡大案、再生紙事業の開始とダンボール事業の許可が4月の会議で了承の後に出ます。

 その際に、採算を確認するために実施したのですが・・・王城内だけで凄い事になりました。」

財政局長が言う。

「みたいですね。

 財政局は多いとは思っていましたが、経済局も多いのですか。」

「ええ、色々と王城内で提案もしていますから。

 もっと使いたいようです。」

財政局長が言う。

「再生紙事業も開始ですか。」

「はい、なんとか製紙事業の拡大案に付随する形にはなります。

 試作も終わっていて、4月の会議待ちです。

 キタミザト殿はエルヴィス家に依頼して一緒に依頼してくださいね。」

専売局長が言う。

「はい、わかりました。

 あとダンボール事業が開始ですか。」

「はい、こちらになります。」

専売局長が部屋の隅においてあった試作品を持ってくる。

もう、明らかに武雄が知る、箱になる前の畳まれた状態の物が武雄の前に置かれる。

「おぉ・・・出来ましたか。

 ちゃんと切れ込みもあって、折れ目がちゃんとありますね。」

武雄が感心しながら確認する。

「小中大の3種類の販売になります。

 販売は1つのサイズで50個単位で販売します。」

財政局長が言う。

「うん、なら、500個ずつ下さい。」

「「「「・・・」」」」

専売局長達が天井を見上げる。

「あれ?」

武雄が皆を見る。

「・・・キタミザト殿、これもエルヴィス家と一緒に申し込みください。」

専売局長が言う。

「買いますので、予約しておきますね。

 申込書はあるのでしょうか?」

武雄が言う。

「はぁ・・・全地方領主に送付する予定です。

 そちらで申し込みしてください。

 はぁ・・・いきなり500個ずつかぁ・・・」

専売局が呟く。

「初回が多いのか、少ないのか・・・専売局は製造が大変そうですが、財政局(我々)としては売り上げが気になる所ですね。」

財政局長が言う。

「利便性がわかれば売り上げが良くなると思います。

 地方領で、どう受け止められるかですね。

 財政局では、導入するのですか?」

「ええ、今の木箱よりも費用が安くなりますし、軽くもなります。

 それに規格を同じにしたので倉庫にしまえる量が増える事にもなります。

 良いこと尽くめですよ。」

財政局長が言う。

「ちなみに・・・どのくらいですか?」

「中と大をまずは200個程ですね。

 なくなれば追加をと思っていましたが、キタミザト殿が500個と言っているので、我々も少し増やした方が良いかもしれませんね。」

「ざ、財政局長!その辺は今後話し合いましょう!」

専売局長が言ってくる。

「段ボールの月の製造数はいくつか聞くのが怖いですね。

 なので、聞かないで、お構いなしに注文しようと思います。」

武雄が言う。

「・・・キタミザト殿、財政局長もですが、注文数が多かった場合、月の発送数を制限するかもしれません。」

「「はーい。」」

武雄と財政局長が返事をする。


「黄銅製品の意匠の登録に関しての専売局と総務局の方で素案が出来ています。

 色々と制度化出来たらキタミザト殿の方に送りますので、確認をお願いします。」

専売局長が言う。

「わかりました。

 よろしくお願いします。

 黄銅の注文はありましたか?」

「一応、各地方領主には伝達していますが、エルヴィス領からの注文しかない状況ですね。

 意匠の登録が始まれば、他の所からも注文があるかな?と淡い期待をしています。

 そういえば、ステンレスはどうなっていますか?」

専売局長が聞いてくる。

「あー、お見せ出来る物があれば良いのですが・・・今の所はなしです。」

武雄が言う。

「そうですか・・・いつでも追加の発注をお願いしますね。」

「ええ、その際には、よろしくお願いします。」

武雄が軽く頭を下げる。


「そういえば、塩事業をしたいと前に言っていましたよね?」

専売局長が武雄に聞く。

「はい、とはいえ、まだ現地に確認に行っていません。

 あれば良いなぁという程度です。

 製造、販売する条件も聞いていますので、土産品になるかの商品化をしようとは思うのですが、早く現地に行って確認したい物です。」

武雄が言う。

「なるほど、ちなみに特例で塩を売っている地方領のリストを作りました。」

専売局長が武雄の前に紙を置く。

「失礼します。

 ・・・4か所?・・多いのか少ないのか、判断に迷いますね。」

武雄が紙を見ながら言う。

「どこもキタミザト殿と同じように王城からの条件を受け入れての販売をしており、あくまで土産用や少量販売の為にされているようです。」

専売局長が言う。

「調査はされるのですか?」

「はい、しています。

 特に価格が守られているかの確認はしています。

 なので、キタミザト殿もする際は気を付けてください。」

専売局長が言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
>特に価格が守られているかの確認はしています。 タケオは製塩出来たら、律儀に値段守って余剰分は採水地周辺の環境整備に使ったり製塩の従事者の待遇に使うんだろうな
商品本体の値段よりも包装や梱包や輸送・配送の費用が値上がりの原因になっている現代日本のニュースを思い浮かべるのがさみしい。
>「段ボールの月の製造数はいくつか聞くのが怖いですね。 > なので、聞かないで、お構いなしに注文しようと思います。」 うわぁ~~いこのいぢめっ子~~~(爆
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