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第3894話 リスト待ちです。(イーデンとターラの進展具合は、どうなっているの?)

バセットがリストを作成する為に退出してからと言うと。


「コンティーニ様、手をこうやって、太腿にそえて。」

「こう・・・ですか。」

「そうです。

 で、こうやって男性を下から覗き込むんです。

 この時に目を潤ませておくと良いですね。」

「うっ・・・同じ女性の私でもこれは来ますね。」

コンティーニがバセットの後ろに控えていた女性に高級娼婦の技を教わっている。

「誰にでもする訳にはいきません。

 ここぞ!という時に使う感じですね。」

「ここぞの時にですか・・・」

「はい、ここぞの時に!です。」

「はぁ・・・」

コンティーニが生返事をする。

「ジーナ様は・・・そういう技は必要無さそうですね。」

控えていた女性が言う。

「えーっと・・・どういう事でしょう?」

ジーナが首を傾げる。

「ジーナ様は、凛としているのが皆さんが見ているジーナ様です。

 近寄って来る男達もそれに惹かれてでしょう。

 技を駆使しなくても大丈夫ですよ。」

「で、ここぞという時にさっきのをですね?」

ジーナが言う。

「いえ、それ以前に惹かれているので、必要ないかと。

 コンティーニ様は落とす気でいるのですが、ジーナ様は落とす気よりも落とされるのではないのでしょうか。」

控えていた女性が言う。

「うーん・・・わかりませんが、とりあえず学んでおきます。」

ジーナが言うのだった。


「キタミザト殿、私も昔来たんだが、こういう店ではなかったと思うんだが・・・」

アルダーソンが考えながら言う。

「はぁ・・・アルダーソン殿が魔法師専門学院に居たのは何十年前の話ですか?

 代替わりもすれば、外観も変わって当然でしょう。

 その当時の女性が今もしているとは考えられませんよ。」

「それはそうなんだが・・・うーん・・・」

アルダーソンが腕を組んで考える。

「ちなみになのですけど、アルダーソン殿の息子さんを連れてきましたけど、良かったですか?」

「構いませんよ。

 まぁ、若干、若すぎての経験ではあるでしょうけど。

 ちゃんとした店で経験させるのは大事な事だと思う。」

アルダーソンが言う。

「例の女性と付き合い始めたのですか?」

「うむ・・・私や妻は良いんだが、向こうの親御さんが何と言うかが・・・」

アルダーソンが考える。

「貴族の子爵家に嫁に行くのを、どう思うかですかね?」

「皆が皆、貴族になりたい訳ではないでしょう?」

「まったくですね。」

武雄が即答する。

「はは、キタミザト殿だけの特殊な考え方だとも言えるのですが、居ないとも言えない訳ではないですからね。

 今は息子が、どう動くかを見ている状態ですね。」

アルダーソンが言うのだった。


------------------------

王城のアンの部屋。

アンとエイミー、スミスが居た。


「・・・だってよ?」

「イーデン、父上に何も言っていないのですね。」

エイミーとスミスが顔を見合わせる。

「イーデンって誰ですか?」

アンが聞いてくる。

「スミスと同い年で王立学院に通っていてね。

 寄宿舎に居るの。

 父親はタケオさんと同期の第一研究所の所長のアルダーソン子爵よ。」

「ほぉほぉ、タケオさんとしてもスミスとしても大事な間柄になりそうな人ですね。

 で、タケオさんとアルダーソン子爵の話だと、息子に付き合っている女性が居るような居ないような話をしていますね。」

「まぁ、色々あってね。

 簡単に言うと、僕の同期のイーデンが、その女性を悪漢から守ってね。」

「おー、凄いですね。」

「あれは守ったの?

 女性を狙う暴漢に勘違いされて喧嘩になり、女性が中に入って諫めようとしたら、再度殴りかかって来て、女性を庇って殴られたけど、気を失ってしまい、スミスとジーナで蹴散らしたのよ?」

エイミーが言う。

「うーん、私の感動を返してください。」

アンが言う。

「殴りかかってきた男から、女性を身を挺して庇ったのは確かだよ?」

スミスが言う。

「で、その助けた女性と付き合っているのですか?」

アンが聞く。

「ええ、付き合っているようではあるのよね。

 イーデンはグレースやカイルと違って、連れ込んだりしないしね。」

エイミーが言う。

「??グレースお姉様が何かし始めたのですか?

 親達に報告しますか?」

アンが聞いてくる。

「あ、いや、大丈夫よ。

 寄宿舎内で終わらせているから、お爺さま達に言わなくて良いからね?」

エイミーがアンに言う。

「ふむ、エイミーお姉様が、そう言うのなら大丈夫なのでしょう。

 で、そのイーデンが付き合っているのをアルダーソン子爵は感づいているが、相談に来ないという事でしょうか?」

アンが考えながら言う。

「そうなるね。

 僕は、もうとっくにしていると思っていたんだけど。」

「イーデンはアルダーソン殿とターラの親御さんに挨拶に行ったのよね?」

「ええ、行っているとは思うのですけど。

 ちょっと、今度聞いて来ようと思います。」

スミスが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
> ちょっと、今度聞いて来ようと思います。    ここは、聞き方が難しい。    そもそも、精霊通信は、     ラジオのように、全精霊へ通じてしまうのか?      通信相手を選べるのか     …
親御さんに挨拶にいったなら婚約に近いのかな もしかして秘匿?
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