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第3874話 505日目 アリス達も旅をしながら子供達の世話が上手くなっています。(リーザは二日酔いのようです。)

王城内の武雄達に宛がわれた部屋。


「ふぅええええ!」

「なゃああああ!」

アナスタシアとクリスティーナが子供用ベッドで泣き出す。

「朝だ!」

武雄がガバッと起きる。

「「・・・」」

アリスとエリカがむくっと起きて、授乳とおしめの交換用意を始める。

「失礼します。

 おはようございます。」

「おはようございます。」

ジーナとカーティアが入ってアリスとエリカを手伝う。

「タケオ、掃除します。」

初雪もジーナ達と入って来て、スライムを吸収してから新しいスライムを出して掃除を始める。

「・・・うん、アナスタシア、クリスティーナ、もうすぐ朝食ですよ。」

武雄が子供達の手に指を当てながら言う。

「ふぇ・・びゃあああ!」

「ふぁ、ふぁ、ふぁ。」

アナスタシアは一瞬泣きやんだが再び泣き、クリスティーナは武雄の指を握り返して、武雄が軽く上下に動かすと遊んで貰っているのがわかるようで、機嫌を良くする。

「ふぁ・・・あああああ・・」

クリスティーナが空腹を思い出したのか泣きそうなっていく。

「騙しきれないですか。

 アリス、エリカ、時間稼ぎが出来ませんでした。」

武雄が言う。

「はいはい、ジーナちゃん、アナスタシアとクリスティーナを。」

「はい、アリス様。」

ジーナがアナスタシアとクリスティーナを抱いてアリスの下に行く。

「よし、カーティア殿、準備出来ましたね。」

「はい、おしめも用意出来ましたし、初雪殿のスライム達がタオルを綺麗にする準備も出来ました。

 で、これが吸収して貰う用の樽です。」

カーティアが部屋の隅にある、汚れた物をスライム達に吸収して貰う物を入れる樽を持ってくる。

「流石に手慣れてきましたか。」

武雄が授乳とおしめ交換の準備の手際を見ながら言う。

「まぁ、コンテナ搭載馬車でしていましたし。」

「ある意味、物が近くにあって楽でしたよね。」

ジーナとカーティアが言う。

「私達もですが、ジーナ殿達も手際がどんどん良くなっていくので助かります。」

エリカが言う。

「この後、交互に昼寝しながら過ごしていきましょうね。」

アリスがエリカに言う。

「あ、メイド方と打合せしないといけないか。

 タケオ様、朝食後は会議ですか?」

アリスが武雄に言う。

「はい、今回は研究所なので、ジーナはこっちで、マイヤーさんに同行をお願いしようかと思います。

 とはいえ・・・ジーナ、カーティア、あとでマイヤーさんを連れて来てくれますか?

 今日の研究所会議には同席して欲しいと言ってきてください。

 他の日の事は研究所会議後に話し合いたいとも。」

武雄がジーナに言う。

「わかりました。」

「えっと、ジーナ様、私が行きましょうか?」

ジーナが頷く横でカーティアがジーナに聞く。

「・・・ふむ、第八兵舎内がカーティアにわかるかな・・・

 いえ、アナスタシア様とクリスティーナ様の授乳とおしめを交換したら一緒に行きましょう。

 そうすれば次は1人で行けます。」

ジーナが言う。

「わかりました。」

カーティアが返事をするのだった。


------------------------

魔王国 王城のヴァレーリの執務室。


「ぎゅ・・・」

リーザが深酒だったのか、ソファにだらけて居る。

「リーザはグローリア殿と違って、酒に弱いんだな。」

ヴァレーリが執務机で手紙を書きながら言う。

「ぎゅ~・・・」

リーザが恨めしそうな眼をヴァレーリに向ける。

「ははは、我は飲みなれているからな。

 とはいえ、グローリア殿が飲んでも大丈夫な質なのか?」

「ぎゅ!」

リーザが頷く。

「リーザもグローリア殿の系譜だろう。

 強いと思うが、飲みなれていないだけか?」

「ぎゅ~?ぎゅ!」

リーザが言う。

「まぁ、エルヴィス家で出される料理なら下手に酒を飲んで味を紛らわすなんて、勿体ない事は出来ないな。

 美味しい物なんだから、美味しいまま食べたいのはわかるし、ついつい食事に満足して、酒を飲まなくなったのも気持ちはわかる。」

ヴァレーリがリーザに言う。

「ぎゅ?」

「え?流石にキタミザト殿でもワインを使っての料理というのはないんじゃないか?

 赤ワインで肉を煮込むという料理は一般的だが、他の料理にワインを使っているのは聞いた事がないな。」

ヴァレーリが言う。

「ぎゅ?」

「調味料とか少量使うのは、今回は含まれていないぞ。

 あくまで赤ワイン煮込みのように、明らかに、ある程度の量を使う料理があるのかという所だな。

 煮込み料理以外ではないと思うんだがな。」

「ぎゅぎゅ?」

「サラダにワインはないんじゃないか?

 味の調整で少量というのはあるだろうが・・・うーん・・・その辺は料理人かキタミザト殿に聞くしかないだろうな。」

ヴァレーリが言う。

と扉がノックされ、ヴァレーリが許可を出すとアンナローロが入って来る。

「失礼します。

 あ、キタミザト殿宛の手紙ですか?」

ヴァレーリが何か書いているのを見て言う。

「リーザがこの後、エルヴィス殿の所に寄って、キタミザト殿の所に戻るらしい。

 なので、エルヴィス殿とキタミザト殿への手紙を書いている。

 アンナローロからはあるか?」

「今の所はありません。

 では、その手紙が出来次第、リーザ殿は出立ですね?

 担当に言ってきます。」

とアンナローロが退出していくのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
白ワイン使ったゼリー入りのサラダとか美味しいですけどね。 いつも楽しい更新ありがとうございます
ウケモチ来ないかな・・・。 穀物最強のウカノミタマとは違って(同一視もされてるが)、ウケモチは食料全般担当だから酪農方面も助言出来そう。
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