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第3873話 504日目 武雄は明日の予定をみてガックリしています。(おや、パットの嫁に何があるのかな?)

王城内の武雄達に宛がわれた部屋。


「「タケオ様、お疲れ様でした。」」

アリスとエリカが子供達を抱きながら武雄とジーナを出迎える。

「はい、アリスとエリカは夕食は取りましたか?」

「アルマお姉様とレイラお姉様と取りました。

 アナスタシアやクリスティーナもエドワード殿下とヒナ殿下達と顔合わせは済みました。」

アリスが言う。

「私は明日から執務室や部屋の私物をエルヴィス家に送る作業をします。

 妊娠初期という事でメイドが付くので指示を出すだけになりそうですが。」

エリカが言う。

「わかりました。

 私は・・・明日から会議ですね。」

武雄が予定を見ながら言う。

「お疲れ様です。

 ところで陛下との話は長かったですね。」

「有意義な話を?」

アリスとエリカが聞いてくる。

「有意義か、どうかはわかりませんが・・・まぁまぁ、将来の懸念の話をしてきました。

 後は野となれ山となれ。

 私は私が出来る事をするのみですよ。」

武雄が言う。

「まぁ、タケオ様なら何かしらに関わって来るのでしょう。

 当面はない感じですか?」

「魔王国の輸入関係で仕事が来そうですね。

 ですけど、それ自体は普通に処理すれば終わりなので、魔王国に行ったりとかの仕事ではないです。

 8月にウィリプ連合国に出張がありますので、それまでは王城への出張もなさそうですしね。

 割とのんびり出来るでしょうね。」

武雄が言う。

「ふむふむ。

 王城に呼ばれるような事にはならないという事ですね?」

アリスが考えながら言う。

「現時点では呼ばれる仕事を請け負ってもいませんから。

 報告や納入しなくてはいけない事はないですよ。

 それに王都の方はエイミー殿下とアン殿下、スミス坊ちゃんがのんびりと過ごすようなので、エルヴィス家関係でもないでしょう。

 あの3人が仲良く過ごしてくれたら何よりです。」

武雄が言う。

「ふぁ・・・うえええええ!」

「あぁぁぁああああ!」

アナスタシアとクリスティーナが泣き出す。

「この感じは・・・うん、していないですね。

 お腹が空いたのですかね?」

エリカがアナスタシアを抱いて、お尻の匂いを嗅いで言う。

「今飲んだら朝までぐっすり寝てくれますかね。

 アナスタシアとクリスティーナ、もっと泣いて疲れなさい。」

アリスがいそいそ授乳の用意をしながら言うのだった。


------------------------

アズパール王の執務室。


「ふぅ・・・」

アズパール王が窓の外を見ながら言う。

と扉がノックされ、アズパール王が許可を出すとオルコットが入って来る。

「失礼します。」

オルコットが入って来る。

「うん、遅くまですまんな。」

「いえ、キタミザト様が来るのです。

 このぐらいは覚悟していました。

 それに主だった者達は泊まりこみをしています。」

オルコットが言う。

「・・・まぁ、前回が前回だからな。」

「はい、夜通しの会議になりはしないかと皆、気が気ではなかったのでしょう。」

「あぁ、皆には気を緩めてくれと伝えてくれたか?」

「はい、その旨は伝えてあります。

 ですが、今日は穏便でしたね。」

オルコットが言う。

「まぁ、穏便ではあったか。

 魔王国とエルヴィス家との関係、西側の確認だったからな。

 あとは、パットへは辛辣だったな。」

「はは、キタミザト殿だから言える事でしたかね?

 ですが、誰かが言わないといけない事だったかもしれません。

 ちなみに文官では無理でしょう。」

「ふむ・・・まぁ、タケオは武勲も政治的功績もあるからなぁ。

 今、一番、言葉に重みがあるのは確かか。」

「そうですね。

 魔王国との慣例の戦争での武勲で武官に意見が言え、エルヴィス侯爵家の領地拡大に1枚噛んでいて、魔王国とブリアーニ王国に輸出入で実績があり、両国と友好的にやり取りが出来るという背景で文官に意見が言えますからね。

 そして、外交的な問題事は王城に投げてくるという、しっかりとした政治感覚を持っているのが厄介な所であり、頼もしくもありますね。」

オルコットが言う。

「だな。

 はぁ・・・やはり当面はタケオとエルヴィスに東側の外交を任せるしかないな。」

「恥ずかしながら人員が居ないですからね。

 少ない人員を今後の4年間に向けて西側に当てているのが現状です。

 何とか友好的にして行って貰いたいですね。」

オルコットが言う。

「はぁ・・・で、タケオにはラナ・ウィル・バビントンは白とは言ったが、その後の調査は大丈夫なんだよな?」

アズパール王がオルコットに聞く。

「はい、ご本人は大丈夫です。」

オルコットが言う。

「・・・あー・・・そうか。

 エイミーとアンを明日、呼んでくれ。

 事前打ち合わせをしよう。」

アズパール王が言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
> 「はい、ご本人は大丈夫です。」 > オルコットが言う。 > 「・・・あー・・・そうか。    ここの、 ・・・あー・・・そうか。 の部分は、    ラナ の近くに、黒(もしくは、黒に近い灰色)の…
肝はアンですかね エイミーは優しいからねぇ 釘打と大鉈は実妹のお仕事と いやスミスはいい嫁もらったな本当に
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