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第3866話 エイミーとアンは子供の世話をする準備万端です。(パットは全容を知り、真面目になったんだね。)

第3皇子一家の執務室。

アリス達は子供達同士を面通しさせているのだが。


「エドワード、ヒナ~、アナスタシアとクリスティーナですよ~。」

「「・・・」」

アルマとレイラに抱えられているエドワードとヒナがジッとアナスタシアとクリスティーナを見ている。

「ふぁ・・・」

「うぅ・・・」

アナスタシアとクリスティーナは時々ピコピコ動いているが、眠そうにしている。

「どちらも可愛い!」

エプロン姿のエイミーが悩みながら言う。

「生まれたての子供は可愛いですね。

 それにルイスの時も可愛いと思いましたが、やっぱり女の子の方が可愛いかも!」

エプロン姿のアンが言う。

「・・・ねぇ、エイミー、アン、2人ともエプロンどこで買ったの?」

チビコノハが2人に聞く。

「え?街中の喫茶店のが売っていたので、実用的だなぁと。」

「メイドに聞いたら教えてくれたので買ってきましたけど?」

エイミーとアンが言う。

「うん、エイミーのは本当にカフェの店員さんのだし、アンのはメイド喫茶とかのフリフリだよね?

 というより、なんでアンにその店を教えたのよ!?」

チビコノハが言う。

「まぁ、コノハ、2人とも気に入っているんだから良いじゃない。」

アリスが言う。

「まぁ、そうだけどさぁ。

 あれかな?

 王城に居る間はアナスタシアとクリスティーナの事はエイミーとアンにお願いした方が良いかな?

 エイミーは王立学院卒業して暇なんだろうし、日中は時間がありそうだよね。」

「まぁ、アンの勉強を見るくらいしかしていませんから暇ですね。

 日中は私とアンがアナスタシアとクリスティーナの面倒を見ます。

 アリス様はその間、仮眠をしてください。」

エイミーがチビコノハの言葉に頷く。

「ええ、お言葉に甘えます。」

アリスが頷く。

「あ、子供達の事だけど、メイド達がやる気だったわよ?

 うちのエドワードとヒナに付いているメイドとは別に1班作るって言ってたと思うわ。」

レイラが言う。

「ふむ・・・アリスさん、これはあれですね。

 一度、メイドさんと話をしてやって貰える事を確認した方が良いでしょう。」

「そうですね。

 早々に話した方が良いでしょうね。」

エリカとアリスが頷く。

と扉がノックされ、アルマが許可を出すとメイドが入って来る。

「失礼します。

 ウィリアム殿下、キタミザト様は会議が長引いていますので、アリス様、エリカ様は先に夕食と湯浴みをして頂く事になりました。

 ウィリアム殿下方は軽食を取りながら会議を続行と連絡が来ています。」

メイドが言う。

「わかりました。」

アリスが言うとエリカも頷く。

「なら、私達と一緒に夕食にしましょうか。

 お義父さまもウィリアムも来ないなら子供達と一緒にワイワイ食べれるだろうしね。」

アルマが言う。

「畏まりました。

 すぐに夕食の支度をしますので、この場でお待ちください。

 失礼します。」

メイドが頷き、退出するのだった。


------------------------

アズパール王の執務室。

魔王国関連の話が終わり、アズパール王から西側の話がされていた。


「ふーん・・・外交局と軍務局が大変ですね。」

武雄が感想を言う。

「大変だぞ。」

アズパール王が言う。

「ちなみにですが、パット殿下はどこまで知っているのですか?」

武雄が「この話して大丈夫?」とアズパール王に聞く。

「あぁ、パットには、ほぼ全て話をしてある。

 それこそタケオの報告書にも王都守備隊の報告書にも目を通させている。

 ウィリプ連合国と4年後にぶつかる事も知っている。

 まぁ、現状の我が国周辺の状況と我らがしている事を説明したら、こうも真面目になってくれたよ。」

アズパール王がパットを見ながら言う。

「正確には、現状の危機的状況に打ちのめされて、出来る事をしなくてはいけないと思わされたんです。

 その中、僕達第3皇子一家が王城を去り、代わりに第1皇子一家が入りますが、この全ての案件を父上の下で支えて行かないといけないという不安もあるのかな?」

ウィリアムもパットを見ながら言う。

「・・・まぁ、危機的という認識を持ってくれたのなら大丈夫でしょう。

 これで楽観的に『勝てますよ』なんて言われたら、将来を悲観してしまいます。」

武雄が言う。

「はっ!王立学院を卒業し、現状の我が国の事を学び、今までどれほど知識が足らなく、そして甘かったかを痛感しています。

 遅いかもしれませんが、お爺さまと父上の下で1つでも仕事が熟せるようになっていきます。」

パットが沈痛な面持ちで言う。

「・・・真面目ですね。

 そこまで根を詰めてはいけないと思いますが・・・陛下、やりすぎも良くありませんよ?」

武雄がアズパール王に言う。

「うむ、とはいえ、この気持ちを抑えるのも違うと思うから、思案中だよ。」

アズパール王が言う。

「ま、色々と経験すれば、もう少し柔らかくなると思うよ?

 今は無知と無力を思い知らされて、落ち込んでいるだけかな?

 まぁ、クリフ兄上が来てから一緒に仕事をして行けば良いと思うけどね。」

ウィリアムが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
> 一度、メイドさんと話をしてやって貰える事を確認した方が良いでしょう。    魔眼が開き、ピリッとするんですよ。    ビックリしないで下さいね。      いざと言う時は、精霊魔法師か、魔眼 持ち…
パットがサイデリアに?!
>クリフ兄上が来てから一緒に仕事をして行けば いやぁ…多分、クリフさんもあまり余裕ないんじゃないかなぁ…? 主に武雄のせいで今まで学んだ事とは全く違う政策もやっていかなきゃいけなくなったし。 父子共…
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