第3862話 武雄達は準備中です。(ジーナが予定の確認をしてきました。)
王城内の武雄達に宛がわれた部屋。
アリス達は軽く体を拭いて、着替えをしていた。
スミスは一旦、第3皇子一家の所に向かうとの事で別れている。
武雄は制服に、アリスとエリカはドレスに、アナスタシアとクリスティーナは新しい肌着と抱える際に上から色鮮やかな生地を被せるように大き目の布が用意されていた。
カーティアはアリスとエリカの手伝いに、初雪はスライム達を指揮し、室内の徹底清掃を実施している。
「うん、アナスタシアとクリスティーナを飾る布も良い感じね。
初宮参りみたいよ♪」
「これをアリスとエリカが2人をくるむのですか。」
チビコノハとチビパナが言う。
「初宮参りですか。」
武雄が言う。
「うん?タケオはしなかった?」
「私の記憶にも記録にもないですね。
少なくとも写真があるのは七五三のみですよ。
それに初宮参りとかお食い初めとかって、私の子供の頃は一般的でなかったと思います。
甥っ子が生まれた際に、そういう行事があるんだと学びましたね。」
武雄が言う。
「そっかぁ。
まぁ、私の所で祈願すれば、大酒飲みになれたかもよ?」
チビコノハが笑いながら言う。
「それは良い加護なのか迷いますね。
体に悪そうです。」
武雄が苦笑する。
「大丈夫、そのあとパナちゃんの所で祈願すれば、肝臓は守れるはずよ!」
「あー、そうかもしれませんね。」
チビコノハの言葉にチビパナが頷く。
「一般家庭の赤子がパナが祭られている神殿に行けるわけないでしょう?」
「それはそうだ。」
チビコノハが笑う。
「ふむ・・・私の所でも薬として酒がありますからね。
私の所だけでも可能でしょうか?」
チビパナが考えながら言う。
「健康と薬関係の神々は、規格外の範囲をカバーするからなぁ。
願う方からすれば、お得よね。」
チビコノハが言う。
「まぁ、健康や病気という言葉自体が大枠なんでしょうね。」
武雄が言う。
と扉がノックされ、武雄がアリスとエリカの状態を確認して、許可を出すとジーナが入って来る。
「失礼します。
準備は順調でしょうか?」
ジーナが室内を見ながら言う。
「ええ、大丈夫です。
ジーナの方はどうでしたか?」
武雄がジーナに聞く。
「はい、ご主人様から先に言われた通りの部署とあと気になる部署に確認に行きました。
まずは、総監局からご主人様の予定を預かっています。」
ジーナが武雄の前に紙を置く。
「・・・後で見ます。
専売局の方は?」
「はい、ご主人様の指示の通り、『どうなったか』と聞きましたが、『資料を早急にまとめるので、滞在中に打ち合わせの予定を組ませて貰います』と後日、日程調整を依頼されました。」
ジーナが言う。
「わかりました。
対処しましょう。」
武雄が頷く。
「それとは別に人事局、外交局、軍務局にもお伺いをしましたが、『総監局で調整をお願いしている』との事でした。
たぶん、今お渡しした紙に書かれているかと。」
「後で見ます。
他には?」
「メイド長にお会いしました。
前回同様に時間があれば、王城のメイドとお茶をして欲しいとの要望です。」
ジーナが言う。
「前回はエリカと出席しましたが、今回はアリスも居ますからね。
話をしたいのかもしれませんね。
アリス、エリカ、メイド方とのお茶会に招かれたようですが行きますか?」
「「わかりました。」」
アリスとエリカが返事をする。
「私の予定が・・・いや、アリスとエリカ、ジーナで参加すれば良いかもしれませんね。
メイド方の予定と調整を取ってください。」
武雄が言う。
「ご主人様のお付きはカーティアですか?」
ジーナが聞いてくる。
「ええ、王城のメイド方と知り合いはジーナしか知りませんからね。
私としては、この滞在中に一番敵に回してはいけない集団です。
なので、ジーナがアリスとエリカに同行してください。
その間に私の予定が入っているのならカーティアに書記をお願いします。」
武雄が言う。
「・・・わかりました。
メイド方の予定と皆様の予定を調整します。」
ジーナが言う。
「うん、お願いします。
アリス、エリカ、予定関係で今、調整が必要な所はありますか?」
武雄がアリスとエリカに聞く。
「そうですね・・・この後、陛下との会談ですが、その後は第3皇子一家だと思います。
レイラお姉様の事なので、その予定で動いていると思いますが、ジーナちゃん、第3皇子一家の予定も一応、確認してください。」
アリスが言う。
「はい、わかりました。」
ジーナが頷く。
「エリカはありますか?」
「ないです。
陛下の後の第3皇子一家との会談の際に私の上司達と話します。」
エリカが言う。
「うん、わかりました。
ジーナ、以上です。」
「はい、では、また、少し出ます。」
ジーナが言うのだった。
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