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第3843話 500日目 寄宿舎の雑談。(ビエラの為にカレーを持って行こう。)

寄宿舎の食堂。

スミスとエイミーも王城から戻り、1年の全員も戻って夕食を取り、スイーツを食べていた。


「美味しいわね。

 グレース、これどこで買ったの?」

エイミーが卒業祝いのスイーツを食べながらグレースに聞く。

「最近、新しく出来た店です。

 表通りの1本裏の王城側にです。

 店の看板にパンの絵が書いてあります。」

「え?あそこにあったかなぁ。

 わかった。

 今度、買いに行こうかな。」

エイミーが考える。


「そういえば、王城に行った際にアルダーソン子爵殿が王城に来るって聞いたよ。

 イーデン、聞いている?」

スミスがイーデンに聞く。

「え!?全く聞いていない・・」

イーデンが呆然とする。

「イーデン、実家に手紙を送っていないでしょ?

 だから報告もないんじゃないの?」

グレースがイーデンに言う。

「んー・・・普通、送らないよな?」

イーデンがカイルとお付きのジムとレックスを見まわしながら言う。

「・・・実家ごと王都に引っ越してきたから手紙は・・・」

カイルが微妙な顔をさせる。

「まぁ・・・」

「そうですね・・・」

ジムとレックスが曖昧な返事する。

「僕は2日毎に連絡が来るし、実家から物が送られてくるよ。」

スミスが言う。

「エルヴィス家が充実しすぎなんだよ!」

イーデンが言う。

「まぁ、エルヴィス家だけでなく、キタミザト家から王家への連絡事項等もやりとりするし。

 頻度が高いのは当然と言えば、当然なのかもしれないわね。」

エイミーが言う。

「そうそう。

 普通は実家に手紙なんて送りませんよ。」

イーデンが言う。

「で、お父さまが来るのね?」

グレースが聞く。

「・・・来るらしい。

 スミス、王城で聞いたんだよな?

 王城のどの部署で聞いたんだ?」

「第3皇子一家からだけど?」

「確定だな!」

イーデンが言う。

「出迎えるの?」

カイルが聞いてくる。

「いや・・・いつ着くかわからないし・・・

 スミス、それは、どんな話から、その情報が出てきたんだ?」

イーデンが聞いてくる。

「義兄のキタミザト侯爵殿が3月19日に到着する予定の確認からだね。

 そこでアルダーソン子爵殿が来るって教えてくれたけど、いつかは聞かなかったよ。」

スミスが言う。

「キタミザト殿に合わせて来るってことなんだろうな・・・19日よりも前に来るかも。

 なら、18日か。

 うーん・・・スミス、それは総監局に聞けばわかるかな?」

「わかると思うよ?

 総監局で部屋の用意をするから知っていると思うよ。」

「明日にでも聞きに行ってくる。」

イーデンが言うのだった。


------------------------

エルヴィス侯爵邸の客間。

エルヴィス爺さんがビエラとクゥ、夕霧とお茶をしていた。


「今日も1日何事もなかったのぉ。

 で、クゥ殿がぐったりと寝ているが?

 ビエラ殿、何をしたのかの?」

「運動ー。

 走らせたよ。」

「うむ、試験小隊の所で走らせたのかの?」

「んーん、屋敷の庭で走らせたよ。

 疲れたんだろうね。」

「この様子だと、相当疲れたんじゃろうの。」

「うん、クゥが運動不足だったからね。

 侯爵と一緒にレイラの所に行く前に運動させないとと思ったの。」

「うむ、まぁ、やり過ぎては良くないだろうが、運動は必要じゃの。」

「そ、クゥは運動しなさすぎ!」

「ふむ、ドラゴンは太るのかの?」

「うーん・・・太ったドラゴンは見た事ないかもー。

 でも幼獣期にここまで美味しいの食べるなんてないと思うから、太ってもおかしくないね。」

「そうか。

 まぁ、わしとしては屋敷の料理が美味しいと言ってくれるのはありがたいがの。」

「ここの食事は一番美味しいよ!

 レイラ達の王城やダニエラ達の王城より上!

 ここが一番だよ~。

 特にカレーね!」

ビエラが言う。

「はは、ビエラ殿はカレーが好きじゃの。」

「あれは本当に美味しいよ!

 2週間に1回でも良いよ!」

「お?毎日じゃなくて良いのかなの?」

「毎日や2日毎だと侯爵達が飽きちゃうでしょ?

 そうしたら出なくなっちゃうよ。

 だから、今の2週間で1回くらいのカレーでも満足だよ。

 ちゃんと2週間に1回は出してね。」

「うむ、2週間に1回ならわしも飽きずに食べれるの。

 そうだ、ウィリアム殿下領に行く際に大袋にカレーの鍋を入れていくかの?」

「おー!侯爵良いよ!それ!」

「うむ、残念じゃが米はないがの。」

「それはしょうがないよ。

 パンに付けて食べよう!」

「うむ、では手配をしておかないといけないの。」

「うんうん、しようしよう。」

ビエラが頷く。

「他に食べたい料理はあるかの?」

「うーん・・・でも、レイラの所に行くまで村や町があるんでしょ?

 なら、そこでの食事も大事だよ。

 楽しそうだしね。」

ビエラが言う。

「そうじゃの。

 なら、現地での料理を楽しみにして、どこかの夕食をカレーにしようかの。」

「うん、それで良いね!」

ビエラが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
料理つながりで、  そう言えば、第3皇子一家は、料理人を、募集していましたが、  どこ出身の、料理人でしょうか?  たしか、当時、 存在していない、  タケオ の新作調味料を、当てにしての募集だった…
誰かこの食いしん坊領主とドラゴン姫?様を何とかして下さいw いつも楽しい更新ありがとうございます
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