↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3856/3986

第3837話 497日目 まずは村に到着しました。(のんびりと出来そうですね。)

エルヴィス侯爵邸がある街から1つ目の村。


「はぁ、着いた。」

「まずはここの村ですね。」

アリスとエリカがアナスタシアとクリスティーナを抱きながら馬車を降りて背筋を伸ばしている。

「今日の移動は、ここまでですね。」

武雄がアリス達に近寄りながら言う。

「タケオ様、お疲れ様でした。」

アリスが返事をする。

「ええ、お疲れ様です。

 さて、宿ですが・・・」

武雄が辺りを見回すと、待っていた方々が近寄って来る。

「キタミザト様!お疲れ様です!」

西町局長が居た。

「キタミザト様!アリス様!エリカ様!ようこそおいでくださいました。」

村長が言って来る。

「何で西町局長が居るのですか?」

武雄が首を傾げる。

「はは、出迎えです。

 明日の朝に皆様を見送って、私は馬で先に西町に戻り、手配を済ませておきます。」

西町局長が言う。

「・・・・うん、よくわかりませんが、わかりました。」

武雄が頷く。

「宿の方ですが、手配は済ませてあります。

 というよりも、フレデリック様等上位陣から日程が来ており、町や村々での準備は終わっております。」

「準備万端ですか。

 アリスとエリカ、子供達を最優先で。

 次に魔王国の方々で。」

武雄が言う。

「いえ!キタミザト様!我々は最後で結構です。」

「そうはいきませんよ~。

 ダニエラさんから預かった、王都守備隊に研修に行く大事な兵士です。

 そして我が国の未来の為に来て貰っているのです。

 ま、要はお客様です。

 とはいえ、私は、わがままな侯爵ですので、我が子、我が妻の次にさせて貰いますけどね。

 そこはご容赦願います。

 そして受け入れてください。」

武雄が苦笑しながら言う。

「はっ!いえ!その順番でも身に余る光栄です!

 命令に服します。」

「うん、そうしてくれるとありがたいです。

 では、西町局長殿、妻と子供優先で、次にお客様のお部屋をお願いします。」

武雄が言う。

「大丈夫です。

 皆様の部屋を用意していますが、すみませんが、大部屋になるかと。

 それと民家での寝泊まりになる事にご容赦願います。」

西町局長が言う。

「うん・・・ま、不服はないでしょう。

 皆さん、家主さんとの交流と寝酒はほどほどに。」

「「「「了解しました!」」」」

武雄が皆を見ながら言うと元気の良い返事が返って来る。

「ミア、周囲に居ますか(・・・・・・・)?」

「ん〜・・・居ないですね。

 フウガ達が管理していますし、私達が移動するのがわかっていましたから事前に狩っていたかもしれません。」

ミアが武雄の胸ポケットから顔を出しながら言う。

「そうですか。

 ならば、馬の世話や馬車の清掃をして、今日は休みましょう。

 マイヤーさんは試験小隊と馬達を移動させて世話をお願いします。

 ジーナはアリス達を部屋に入れたらカーティアと初雪と手分けして馬車内の簡易清掃をお願いします。」

「「わかりました。」」

マイヤーとジーナが返事をする。

「西町局長殿、まずはこちらの魔王国の方3名をお願いします。

 その後、アリス達を案内してください。」

「はい、キタミザト様は?」

西町局長が聞いてくる。

「村内を散策と一服です。」

武雄がキセルと取り出し、西町局長に見せる。

「わかりました。

 アリス様、エリカ様、少々お待ちください。」

「ずっと座りっぱなしでしたから大丈夫ですよ。」

「ええ、お待ちしております。」

アリスとエリカが言う。

「では。

 こちらの宿になります。」

西町局長が魔王国の兵士達を先導していく。


「ふぅ・・・」

武雄がその辺のちょうど良いサイズの丸太を立てて座り、一服を始めるとジーナが近寄って来る。

「馬車内での問題は?」

「特にはありませんでした。

 アリス様の搾乳で余った母乳は冷蔵箱に一旦しまって、使う機会を伺っていましたが、ありませんでした。」

「確か、湯煎セットがあるのでしたか?」

「はい、スズネ様より頂いています。

 SL液のオイルランプを使い、小鍋に水を張って軽く沸かすと教わっています。

 ですが、揺れる車内では危ないので使いませんが、休憩中に出来るのではないかと考えていたのですが・・・アナスタシア様とクリスティーナ様の都合が合わず。」

「無理して保管しているのを使う必要はないでしょう。

 容器は中身を捨てて洗わせて貰ってください。」

「はい、洗浄いたします。

 初雪殿にもお願いして、綺麗にします。」

ジーナが頷く。

「キタミザト様、食材を探そうかと思いますが、足らない物はありますか?」

カーティアが近寄って聞いてくる。

「うーん、明日は今日と同じで夕方には町に着きます。

 なので、昼食と軽食程度が必要ですかね・・・ハムとキャベツ、トマトをパンで挟んで食べますか。

 味はウスターソースで。」

「わかりました。

 人数分と思われる量を確保しておきます。

 後程、大袋に入れてください。」

カーティアが言う。

「うん、それと自身で買わなくても西町局長や村長さんに言えば用意してくれますから、話してください。」

「畏まりました。

 西町局長殿と話します。」

カーティアが頷くのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
> 西町局長殿、まずはこちらの魔王国の方3名をお願いします。   局長は、魔王国の 方々に、違和感がない様子    食人をするとの噂もあるし、拒否感があるかと思いきや    人間と同形態だからでしょう…
クリスとアナ(ごめんなさい、勝手に愛称呼びして!)の生まれて初めての冒険?は順調そうで何よりですね。 いつも楽しい更新ありがとうございます
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。