第3836話 移動中の馬車は快適そうですね。(王城も準備中です。)
アリス達、特殊コンテナ搭載馬車組では。
「よし。アナスタシアとクリスティーナのおしめの交換終了!」
アリスが2人のおしめをかえて満足そうに頷く。
「初雪殿、処理をお願いします。」
ジーナが桶に入れた、汚れたオムツやウェットティッシュを初雪に渡すとスライムが桶の中に入り、吸収し始める。
「何と言うか・・・初雪ちゃんが居てくれて助かるわね。」
「そうですね。
幼児を連れていけないと思うのはここでしょうね。
初雪殿達が居ないと汚物が溜まりますし、休憩毎に捨てないといけないですからね。」
アリスとエリカが言う。
「とはいえ、スライム関連は魔王国の方には秘密にする事ですので、食事と寝る時は初雪殿も外にでなくてはいけませんから支度をしないといけません。」
ジーナが言う。
「そうね。
ちゃんとその辺はしなくてはいけませんね。」
エリカが頷く。
「それにしても・・・アナスタシアとクリスティーナは図太いのかな?
馬車に揺られてても何とも思わないみたいね。」
アリスが言う。
「そうですね。
まぁ、コノハ殿、パナ殿が居て、安心なのかもしれません。」
ジーナが言う。
「お子様方の食事の時間もほぼ、いつもとかわりませんね。
緊張はしていないようです。」
カーティアが懐中時計を見ながら言う。
「うん、それは安心ね。
急に飲まなかったり、出さなかったりしないかと若干不安だったし。」
アリスが言う。
「アリスの子だからなのか、タケオの子だからなのかはわからないけど、この子達に緊張は見られないわよ。」
チビコノハが現れて言う。
「まぁ、今一番、安全な馬車だからね、ここは。」
チビパラスが現れて言う。
「外にはタケオ以下5名と魔王国兵士3名、馬車内には、この国の上位2名のアリスとジーナの武力と爆破係のエリカが居ますからね。
そして全員が精霊魔法師ですから。」
チビペイトーが現れて言う。
「うん、私って爆破係だったのね。」
エリカが頷く。
「いや、エリカさん?納得して良いのですか?」
アリスが苦笑いしながら聞く。
「私は戦闘出来ませんし、カーティア殿とほぼほぼ同じです。
精霊任せですよ。」
エリカが言う。
「ハルワタートと私を並べられても困りますが。」
チビペイトーが困惑しながら言う。
「ペイトーは私やパナちゃんと同じで戦闘には参加できないでしょ。
戦闘はハルちゃんだろうけど、ハルちゃんは、やる時はやる子だよ。
それまでのんびりしていれば良いよ。
まぁ、外にはリーザも居るしね。
ほぼほぼ何事もなく王都にいけるだろうね。」
チビコノハが言う。
「そうですね。
何事もなく、いければ良いですね。」
アリスが頷くのだった。
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アズパール王城 アズパール王の執務室。
アズパール王とオルコットが話をしていた。
「予定では本日、キタミザトご夫婦が移動を開始しております。」
オルコットが言う。
「あー、そうだったな。
王城の準備は終えているか?」
「まぁ、そこまで何かありませんので、いつもの部屋の確保とジーナ殿が来るようですが、お子様2名のお世話もとなると道中大変でしょうから、メイドを数名配置して、育児のお手伝いをする予定で配置変更を実施しています。」
オルコットが言う。
「うん、タケオやアリス、エリカ達に不便をかけないように対処してくれ。
ある意味、王家に準じてくれて良い。」
「はい、心得ております。
何かあれば、大変ですからね。」
「あぁ、そうだ。
まぁ、アリスとエリカと子供達はレイラとアルマ、エドワード、ヒナに任せれば良いだろう。
エドワードとヒナが、どういう反応を示すのか、わからぬが。」
「ふーむ、どうなんでしょうかね。
ヒナ殿下は、あの年で大人びておりますので、面倒を見てくれるでしょうね。」
「大人びて・・・まぁ、周りを見ている節はあるが。
連日泣かれると対処に困るが。」
「今の所、エドワード殿下もヒナ殿下もあまり泣かれないですよね?」
「うむ、大人達ばかりだからな。
ここで自分達と同じか、下の子供が来たら、どう反応をするのか。
興味はあるが、上手く行って欲しい。」
アズパール王が言う。
「まぁ、なるようになりましょう。
それと、キタミザト殿の滞在中の予定案が、これになります。」
オルコットがアズパール王の前に紙を置く。
「・・・なぁ、オルコット。」
アズパール王が武雄の予定案を見ながら呟く。
「はい、陛下。
何でしょうか。」
「詰め込み過ぎじゃないか?」
「ははは、陛下よりは詰めておりません。」
「あ、我の予定が詰め込まれているというのは認識してくれていたのか。」
「はい、倒れない程度に詰め込んでいますね。」
オルコットがシレっと言う。
「少なくしてくれ!」
「仕事が溜まっているから無理です!
そしてキタミザト殿が来たら、そっち優先なのですから、今出来る決裁書類を終わらせないといけません!
絶対に終わらせて貰いますからね!」
「・・・はい。」
オルコットの気迫にアズパール王は頷くしかなかった。
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