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第3824話 キタミザト家および研究所職員用の正式装備の更新時期です。(どうせ、買うなら同じ物をたくさんです。)

テイラーの魔法具商店。

武雄とジーナが到着していた。


「ふむ、タケオ、すまんな。

 今、用意している。」

ニオがお茶を出しながら言う。

「いえ、構いませんが。

 新しく作らなくても良いのに。」

「いやいや、どうせ持つのなら、今のテイラーの技術で最大限に魔法刻印を入れ込んだのを持っていてくれるとありがたいな。」

ニオが言う。

「わかりました。」

「戻って来る頃には小太刀の方も新しい魔法刻印を入れた物が出来るだろう。」

「刃こぼれしなくて、錆びなくて、頑丈なら良いですよ。

 ファイアだのアクアだの魔法が発動する必要はありません。」

武雄が言う。

「そうなのか?

 アリスみたいに振れば炎が出る小太刀は出来ると思うが?」

「剣や小銃改は消耗品です。

 あまり付加価値を付けるべきではありません。

 頑丈で、そこそこ斬れて、メンテナンスフリーだけで十分です。」

「ふっ、そうか。

 ならば、仕様は変えずに今よりも、その3つの性能が高まるようにしておこう。」

ニオが頷く。

「・・・ご主人様、キタミザト家および研究所職員用の装備の中にナイフがありますが、そちらの更新はした方が良いのでしょうか?」

ジーナが聞いてくる。

「ふむ、更新されるのなら、皆で一斉に交換した方が良いかなぁ。

 仁王様、いま、エリカに貰う仕様で私達のナイフを、30本作っておいてください。」

「ご主人様、4月から新規着任の方も来ますが?」

「あ!なら50本くらい頼んでおきますか。

 仁王様、ナイフはこれです。」

武雄がリュックから取り出してニオの前に置く。

「ふむ、この形状で50本だな。

 柄の底にキタミザト家の紋章でも入れるか?」

「犯罪に使われるとやっかいなので無地でお願いします。

 納期としては3月末までに25本、4月中旬までに25本でどうでしょう。

 私達はたぶん、4月末までに帰って来るので、私達は最後で良いです。

 私とジーナとマイヤーさん達が5名だから7本は後でという事で。」

武雄が言う。

「うむ、承った。」

「こら!ニオ!また仕事を受けて!」

テイラーが作業をしながら言う。

「うむ、とはいえ、仕事だ。

 タケオからしか仕事はないんだからありがたく受注しよう。」

ニオがテイラーに言う。

「はぁ・・・まぁ、そうなんで、キタミザト様、先ほどの注文は受注します。

 注文書と請け書はヴィクター殿に持って行きます。」

「ええ、お願いします。

 このあと、研究所に行くので、ヴィクターには伝えておきます。

 費用はヴィクターから一括で支払います。

 こっちの方の徴収は・・・折半かな?」

武雄がジーナに聞く。

「それがよろしいかと。」

ジーナが頷く。

「まぁ、それは研究所の幹部で決めるか。」

武雄が頷く。

「ふむ、ナイフは同形状が50本、革の鞘を付けるか?」

ニオが聞いてくる。

「戦闘ベストに取り付けるので・・・これね。」

武雄がリュックから戦闘ベストを取り出し、左の胸上にナイフを取り付ける

「ふむ・・・納まるのか。

 なら、携帯用というか持ち運び用の簡易の革の鞘を付けておくか。」

ニオが頷く。

「それでお願いします。

 ナイフのサイズ測りますか?」

「うむ、一応、控えておくか。

 とはいえ、ここで買った商品だろうからな。

 調べればわかる事ではあるが。」

ニオがそう言いながら武雄のナイフのサイズと形状を紙に書き始める。

「あ、そうだ。

 テイラーさん、今作っているのもう1本ください。

 アリスにも渡します。」

「え?あ、はい。

 もうすぐ出来ますので、もう1本もすぐに仕上げます。」

テイラーが言う。

「ふむ、正室、側室で同じ物をの?」

「ええ、さっき来て、小太刀を買っていましたけど、今後、子供達と街中に出るのに小太刀を下げるのもね。

 同じ腰に下げるのでもダガーならあまり目立たないでしょう。」

武雄が言う。

「確かに。

 エリカとアリスのは腰に取り付けられる革の鞘を付けよう。」

ニオが言う。

「お願いします。」

「・・・」

ジーナは何も言わないが「普通に伸縮式警棒を装備すれば良いのでは?」と思っていたりする。


「そういえば、ジーナもまた王都に行くのだろう?

 マリ殿と訓練か?」

ニオが聞いてくる。

「・・・ヴィートがどのくらいになっているかの確認の方が先かと。」

ジーナが言う。

「自分を守れる程度になっていれば良いですね。」

武雄が言う。

「ご主人様、護衛が自身のみ守れても意味がないのですが?」

「とはいえ、スミス坊ちゃんも御前仕合で上位に入ったのでしょう?

 それに追いつき、追い越せとは、この短期間では無茶ですよ。」

武雄が苦笑しながら言う。

「それは・・そうでしょうけども。」

ジーナも「無理そうだなぁ」と思いながら頷く。

「ま、無事であれば良いですよ。」

武雄が言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
ヴィートにはタケオ直伝のシールド術とかいいかもね となると皆伝の最終試験はビエラの尾の一撃だね!
ヴィートくん、素の身体能力は高いから…がんばって!
スミスがマリより教えるの上手かったら草
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