表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3779/3784

第3760話 アリスとエリカは特産品祭りは不参加です。(ジェシーの下にアリスから荷物が届きました。)

エルヴィス侯爵邸の客間。

アリスとエリカが乳母達と一緒にお茶をしていた。


「アリス様、そろそろ寝ますか?」

セシリーが聞いてくる。

「もう少ししたら寝ます。

 そろそろ特産品祭りですが、街中はどうですか?」

アリスが聞く。

「色んな人が動き回っている感じですね。」

「屋台は前日に作るという話のようで店先に大道具が置かれている店が多いですよ。」

セシリーとデリアが言う。

「アリスさんと私は今回は留守番ですね。」

「エリカさん、すみません。

 出れる予定で楽しみだったでしょうに。

 警備が大変になりそうだからと却下されました。」

エリカにアリスが頭を下げる。

「いえいえ、私も安全面を考慮して、ここで待機するしかないと思っています。

 メイドの子供達が私達に屋台の物を買って来てくれると言っていましたね。

 リストが来ていましたか。」

「ええ、店の名前だけではわからないのですよね。

 うーん、どういった料理が出るのか・・・」

アリスが考えながら言う。

「あ、セシリーさんとデリアさんは明日まででお願いします。

 産後1か月程度でしょうかね。

 それまではお休みという事でお願いします。」

「「はい。」」

アリスの言葉にセシリーとデリアが頷く。

「それにしても子供達が選ぶと偏りそうですよね。」

エリカが言う。

「それは覚悟しないといけませんよね。

 タケオ様やジーナちゃんは屋台を出すので、買いに行って貰っても遅くなってしまいますし。

 ベルテさん達はタケオ様の手伝いですからね。」

アリスが言う。

「ヴィクター殿達は仕事だと言ってましたよね。」

エリカが言う。

「ええ、昨年は近隣の屋根から全体を見て、人の動きを見て貰っていました。

 今年もするのでしょうね。」

アリスが言う。

「ふむ、確かに人の流れがわかれば次回に活かせますね。

 今回は去年より規模が大きくなっているそうなので、それに合わせて屋台で出る料理の種類も増えると思うのですよね。」

エリカが言う。

「そうなんですよね。

 セシリーさんとデリアさんは旦那さん達に買って来て貰うのですか?」

「私達も子供にお使いを頼む事にしています。」

「自分達で考えて、私達の為に買って来てくれる。

 母親としては、これで十分幸せですよ。

 例え、肉ばかりであっても!」

セシリーとデリアが言う。

「うん、そっちも同じ状況になりそうですね。

 肉以外にあるのかしら・・・」

アリスが悩むのだった。


------------------------

ゴドウィン伯爵邸の客間にて。

ジェシーとラウレッタがアリスからの荷物を開けていた。


「奥様、スニーカーという靴が来ています。」

ラウレッタがスニーカーを持ち上げて言う。

「あら?向こうで出産した時に買ったけど、あら新色ね。

 ・・・なるほどね。

 形は一緒で色が変えられるというのは年毎に新商品が出せるという事ね。

 ふむ、上手いやり方かもしれないわね。

 ま、スニーカーは楽に履けるから重宝しているけどね。

 あ、ラウレッタ、足のサイズを測りましょうか。」

「え?足ですか?」

「うん、そのスニーカーを頼むわよ。」

「え、今のままでも十分なのですが。」

「成長期なんだから割と柔らかい布靴の方が足に良いと思うわ。

 革靴ばかりだと足が痛くなる時もあるでしょう?

 試しに1つ頼みましょう。

 仕事中も履けるように黒を頼んでおこうか。

 費用は私が出してあげるから。」

「いえいえいえ!自分で払います!お給金も貰っていますし!

 ・・・高いですか?」

ラウレッタが聞いてくる。

「そこまで高くないわよ。

 大丈夫よ。

 一応、立て替えて払っておくわ。

 届いたら私に払えば良いからね。」

「わかりました。

 ありがとうございます。」

ラウレッタが嬉しそうに頷く。

「うん。

 うーん・・・スニーカー、うちの街でも販売して貰おうかなぁ。」

「奥様、この街でもスニーカーを?」

「うん、新色が出るという事は売り上げが良いという事よ。

 となると、エルヴィス侯爵領では、浸透し始めているという事ね。

 ラウレッタ、手紙は入っているかしら?」

「はい、こちらに。」

ラウレッタが荷物の中に入っていた手紙をジェシーに渡す。

「ありがとうね。

 さてさて・・・ふむ、なるほどね。

 アリスやエリカさんだけでなく、エルヴィス家のメイド達もスニーカーを履いて仕事をしていると。

 来客時は革靴で通常はスニーカーも可と。

 なるほど。

 うん?ラウレッタ、ナプキンという商品が入っているかしら?」

「えーっと、お待ちください。

 ・・・これでしょうか。

 表書きにナプキンと書かれています。」

ラウレッタが紙に包まれたナプキンの束を取り出す。

「ふむ、これが最新の生理用品という事ね。」

「生理用品ですか?」

「そう、タケオさんが部下達の生理時の不便を緩和させるのに作ったようね。

 で、アリスとエリカさんが使って見てくださいと勧めてきているわ。

 付け方は・・・パンニューキス。」

「なんですか?」

チビパンニューキスが現れる。

「ナプキンの事はパンニューキスに聞けと書いてあるのだけど。」

「ふむ、指導をしろという事ですね。

 ジェシー、説明書を見せてください。」

チビパンニューキスがナプキンの使い方を確認するのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ゴドウィン領にも新しい風が。 タイトルに恥じない広がり方ですね〜。 いつも楽しい更新ありがとうございます
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ