表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3777/3782

第3758話 490日目(3月5日) 魔王国一行は移動しています。(武雄はラルフの所で確認中。)

ブリアーニ王国からアズパール王国に向かう街道。

ヴァレーリ、ブリアーニ、アンナローロ、グローリアと兵士達が馬で移動していた。


「~♪」

ヴァレーリが上機嫌で移動している。

「ダニエラ、上機嫌ね。」

隣を行くブリアーニが聞いてくる。

「それはそうだ♪

 仕事がすべて終わったからな!」

ヴァレーリが言う。

「カスト殿に移管が済みましたからね。」

アンナローロが言う。

「準備万端ね。」

ブリアーニが言う。

「うむ、仕事は終わった。

 部下達もカストの下に移した。

 今の我の命令を聞くのは、ここに居る数名だ。」

「あら。

 なら、ここで口封じもされるかもよ?」

「返り討ちにして、我はカールラの所に逃げ込んでやる。

 一緒に魔王国を打ち滅ぼそう。」

「・・・ダニエラが居たら出来そうで怖いわね。

 で、魔王国を打ち滅ぼして、どうするの?

 また、魔王国を率いるの?」

「なんで、また国王をしなきゃならんのだ。

 さっさと終わらせて、王城を退去して、放置だな。」

「あら。

 大混乱ね。」

「その後の事は知らんよ。

 ま、カストは我に刺客を送るとは思えんがな。」

「ダニエラなら対処しちゃうだろうからね。

 それよりも部下にして役割を持たせるというのが、今回のやり方よね。

 魔王国の王城がそれにシフトしているのだけど。」

ブリアーニが言う。

「まぁ、一軍を任されるのならやりはするがな。」

ヴァレーリが言う。

「ダニエラ様は時たま息抜きをされますが、仕事はそれなりにしてくれますし。」

アンナローロが言う。

「堅苦しい上司じゃなくて良かったな。」

「ええ、全くです。」

ヴァレーリの言葉にアンナローロが頷く。

「ま、ダニエラが第7軍を率いてくれるのは私としては頼もしいわ。

 我が国の安寧に寄与してくれるだろうしね。」

「少なくともあと10年は大丈夫だろうな。

 エルヴィス殿とキタミザト殿がするとは思えん。

 ブリアーニ王国が危うくなるとするとドワーフ王国か魔王国かしかない。

 カストが居る限り、魔王国側からは低いだろうがな。」

「ダニエラも目を光らせてくれる間は魔王国は大丈夫だと思うわ。

 となるとあとはドワーフ王国か。

 結局、ドワーフ王国からの返事は抗議しているけど、渋々認めるとか何とか書いてあったけど。

 ダニエラに送ったよね?」

「来ていたが、中を見て『ふーん』と思って、カスト行きだ。

 やる事に変わりはない。

 アズパール王にも同様の返事が行っているはずで、エルヴィス殿には届いているんじゃないか?

 その辺の話もしないとな。」

「そうね。

 とはいえ・・・私達がまだ武力攻撃をしていないから、侮っているのかな?」

「そうとも言えるかもな。

 我らが動き出したら反応してくるだろう。

 押し返せる兵力は送る。」

「ありがとうございます。」

ヴァレーリの言葉にブリアーニが頭を下げる。

ヴァレーリ達の一行が関を目視するのだった。


------------------------

ラルフの仕立て屋。

ペナント等の試作品が出来上がったので、武雄が見に来ていた。


「意外と・・・ちゃんと印刷出来ていますね。」

武雄が試作のペナントを見ながら言う。

「はい、経済局の方とも話し合い、4町へは100個ずつの納入をしておき、街中の雑貨屋に置かせて貰おうとなっています。

 この地へのは500個製作です。

 その内、イーリーの雑貨屋の方には100個です。」

ラルフが言う。

「わぁ・・・売れ残ったらどうしましょう。」

武雄が抑揚が無い声を出す。

「まぁ、キタミザト様の協力工房という所で売れると思いますけど。

 次がどれくらいになるのかが、わかりません。」

ラルフが言う。

「1回の注文個数は?」

「すみません、1回で使用する塗料の量がありますので。

 1回の注文で50個ずつとなっています。

 受付は私が、生産はハワース商会となっています。」

ラルフが言う。

「ふむ・・・エルヴィス家に全部の種類を10枚ずつお願いします。

 エルヴィスさん、客間、文官達の局長室か会議室・・・うん、10枚ずつで。」

「わかりました。

 手配します。」

ラルフが頷く。


「それでは、ジーンズが出来ました。」

「買います。」

武雄が即答する。

「・・・試作を今持ってきます。」

「だから買いますって。」

「試作を!持ってきます!」

ラルフが言う。

「別にジーンズに何か言いませんよ。」

「いいえ!見て貰います!

 さっ持って来てください。」

ラルフが言うと店員が試作品を持ってくる。

「あれ?オーバーオールがある。」

武雄が気が付く。

「面白い考えがスズネ様よりありましたので。」

「ふむ・・・良いんじゃないですか?

 あとは買う人の好みでしょう?

 私のサイズあるかなぁ?」

「用意出来ております。」

ラルフが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
オーバーオールって内側だけにSL05装甲入れたら 人型スライムの生存率上げるのに結構な優良衣装では 初撃耐えられれば地下へ避難できるし 今ずっとメイド服が標準装備だよね というかスライムの致命傷ってな…
子育てと言えば、 最近、普通になった赤ちゃんヒモの前抱っこバージョンのヤツて、タケオさん知ってるのかな? この作品開始時(10年前)は、あまり無かった(九州ではw)けど。 この世界で出せば、ヒットし…
いつもであれば、グローリア(ドラゴン ロード) に騎乗して、  エルヴィス領へ来訪 今回は、馬で移動とのことで、何故かなと、調べてみれば、  今回は、いつものメンバー + 魔王国:魔人種 の講師陣 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ