表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3776/3781

第3757話 485日目 アリス達の雑談。(ニルデとジルダの手紙を使って、アナベルを連れてこよう。)

武雄達の寝室。

エルヴィス爺さん達との夕食後の雑談を終え、武雄達は寝室に戻って来ていた。


「色々と話しましたけど、一番は人員補充ですかね。

 また人間種以外を採用する事になりそうです。」

アリスがアナスタシア達を寝かせながら言う。

「新貴族で一から人員を採用しているから文句は出ていないのでしょうね。

 これがエルヴィス家だと違うと思います。」

エリカがカーティアとお茶の準備をしながら言う。

「どんな人材を連れて来れるか。

 そもそもアナベルさんを連れて来れるかという課題はありますけど。」

武雄が言う。

「・・・スラム街での生活は過酷でしょうから。

 必ず生きているとも言えないでしょうし。」

アリスが言う。

「確かに。

 私も直には見た事ないですが、聞いた話では、その日の暮らしもままならない事もあるとも。

 殺伐としていて、治安も悪いでしょうし。」

エリカが言う。

「まぁ、過酷ですね。

 この街にもありますし、大きな都市に行けば必ずあると考えて差支えのない地区でしょう。

 そこで少数か多数かはともかくも重鎮としていたのです。

 統率能力はあるでしょうね。

 そんな人物が早々に亡くなるとは思えませんが、情勢が情勢です。

 新規の奴隷が手に入り辛い状況を私達は作っています。

 どうなっているか・・・

 アナベルさん宛にニルデとジルダに手紙を書くように言っています。

 その手紙を使って、この地に連れてこれないか・・・とも思ってもいたりします。」

「情に訴えるのですね?」

エリカが聞いてくる。

「そのつもりです。

 それともし、アナベルが亡くなっていた場合や転居していて居なかった場合は、ニルデとジルダに嘘をつく事にしています。

 真実を言う事で情緒不安定にさせる必要はありません。

 少なくとも今は。」

「ええ、その時は私もタケオさんの共犯者になって重荷を背負いますから言ってください。」

「私もです。

 真実を言う事だけが正しい事ではありません。

 あの2人には、まだ養母さんが亡くなったという報告には耐えられないでしょう。」

エリカとアリスが言う。

「ありがとうございます。

 とはいえ、行ってもいないのに殺してしまってはいけませんね。」

武雄が苦笑する。

「はい、少し失礼な事を想定してしまいました。」

「はは。

 タケオさん、ニルデさんとジルダさんの手紙にこっちに来て欲しいと書いて貰うのですか?」

アリスとエリカが武雄に言う。

「私としては、強制する事ではないと思うので自由に書かせたいと思っています。

 今の気持ちを書く事が一番、重要でしょう。」

武雄が言う。

「・・・タケオ、だーちゃんからなんだけど。

 ニルデとジルダが文字の勉強を凄く頑張っているって。

 ボーナが呆れるくらい一生懸命らしいわ。

 2人に『来て欲しい』という内容を書いて貰う?」

チビコノハが現れて言う。

「いきなりしても熱が冷めるとやらなくなると思うのですが・・・まぁ、やる気がないよりかは良いでしょう。

 書く内容は自由で良いです。

 誘いはしますが、来る来ないはアナベルさん次第です。

 ニルデとジルダに『来て欲しい』と書かせて、連れてこれなかったら2人から失望の眼差しを向けられそうです。

 それは私の心が耐えられないので、連れてくる交渉をするというのは2人には内緒にしておいてください。」

武雄が言う。

「まぁ、楽しそうな2人しか知りませんからね。

 あの顔から失望の眼差しを向けられたら私も心折れそうです。」

「確かに。」

アリスとエリカも苦笑しながら言う。

「タケオ、アナベルに報告するのは良いのですが、ニルデが精霊魔法師になっている事も伝えないといけないですね。」

チビパナが現れて言う。

「スラム街の孤児が精霊魔法師ですからどんな仕事でも可能ですね。」

「あの子がしている仕事は農業ですが。」

アリスの言葉にエリカが苦笑しながら言う。

「あー、そうですよね。

 精霊魔法師ともなれば国家中枢の魔法師部隊の所属になってもおかしくないですし、騎士団とかに所属が最低限なんでしょうかね?

 キタミザト家(うち)がおかしいので、仕事にあぶれないようになったとしか思っていませんでした。」

アリスが言う。

「あながち間違ってはいませんけどね。

 うちの場合、精霊魔法師が研究員、事務員、メイド、農業従事者に居ますか。」

「見事に戦闘職に居ないですね。」

エリカが笑う。

「これが、キタミザト家(うち)らしいという事になってくるのでしょうね。」

アリスも笑う。

「自然と応募してくるようになるのでしょうか。」

エリカが言うの。

「というより、募集を出して、応募され、面接等をして、採用するのが普通なのですよ。

 今の所、私の独断で採用されているのです。

 これが、いつかは応募で来てくれる日が来るでしょう。」

武雄が言う。

「・・・うーん、今以上に優秀な方が来ていただけるのか・・・」

「タケオさんの引きが強すぎて、応募してきた人が採用できないかも。」

アリスとエリカが心配そうな顔をさせるのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
私は、エイミー すら、武雄の引きだと思っています。   まずは、鮮紅:アリス 様との先入観があり 武雄 と アリス が、王城に、来た時、   城門で、エイミーを おちょくり からかい   パット か…
募集→応募→採用の流れかと。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ