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第2521話 アリスとコノハの雑談。(ラー油の適正価格はいくらかな?)

エルヴィス伯爵邸の客間。


「「「いってきます。」」」

エイミー達が客間を出て行く。

「いってらっしゃいませ。」

アリスがエイミー達を送り出していた。

「・・・」

アリスは見送った後、ソファに座る。

「アリス、ベルテ一家の事は言わなくて正解ね。」

机に居るチビコノハが言う。

「流石にまだ味噌や醤油といった大豆製品の製作場所を見せられないのは、私でもわかります。

 コノハ、エリカさんと連絡繋がっている?」

「ペイトーと話は通じているよ。

 エリカが出来る限り高性能肥料の中身については話さない方向で行くという事にしているって。」

「まぁ・・・製造方法は隠しながらしている事を説明するしかないでしょうけど。

 経済局の文官とエリカさんに期待ですかね。

 まぁ、今後はどうなるかはスミス次第ですか。」

「スミスとエイミーはどうなるんだろうね?」

「さて・・・来年にはアン殿下も王都に来ますか。

 波乱はないと良いですけどね。」

「あー・・・どう育っているかな?

 料理に興味があるみたいだったけど。」

「まぁ・・・料理目的でスミスと付き合うという事はないと思いますけど。

 アン殿下の周りに気軽に話せる子は居なさそうです。

 近しい年齢の子だとスミス辺りが楽に話せそうですかね。」

「確か、寄宿舎にはスミスと同い年の王族が居るんだっけ?」

「はい、ですが、特にジーナちゃんからの報告には書かれていないので、どういった人物かはわかりません。

 年上の王族には気軽にとは行かないかもしれませんね。」

「友人作りって大変そうだね。」

「ええ、だから王都での料理学校を作りたいという話になるんでしょうね。」

「あー・・・確か、アンが王都で料理人候補募集して楽しく料理するんだっけ?」

「料理の基礎を学ぶ公的な機関を作るんですよ。

 ただ・・・集まるのかなぁ?」

アリスが首を傾げる。

「王家が募集をかけたら身寄りも確かで、既に料理が出来る子が集まりそうだね。

 でも・・・そんな子はどこかの店で修業をしていそうだけど。」

「ええ、で、王城で指導となればその後の就職先はある程度優遇されるとは思いますけど、たぶん王都でとなると思うんですよ。

 そんな中で地方の子供が来るのか・・・どちらかと言えば地方で料理を学び、地方で料理人をしたいという人が多いと思うんですよね。」

「まぁ、そうかもね。

 でも中には王都で大成したいという子も居るかもね。

 そういう子が集まれば良いけどね。

 後は王都の子達だろうけど、最初なんだしあまり気にする事でもないんじゃない?」

「確かにそうですね。

 それについてはタケオ様やお爺さまが戻ってから話をしましょう。」

アリスが言う。

「で、スミスを巡ってのエイミーとアンの戦いね。」

「いや、別に戦ってはいないですけどね。

 アン殿下はどうなんですかね?

 まぁスミスを見初めたらその時に考えれば良いですかね。」

「そうだね。

 アンがどんな男子が好みか知らないしね。

 ん?・・・」

「うん?どうしたの?コノハ。」

アリスがチビコノハに聞く。

「うーちゃんとだーちゃんからなんだけど・・・アリス、ラー油って覚えている?

 タケオが前に説明したんだけど。」

「・・・え・・・んー・・・んんー・・・」

アリスが腕を組んで考える。

「最初のダニエラ達が来た時に関に行って野営したじゃない。」

「えー・・・そんな前の事ですか?

 覚えていません。」

「うん、まー・・・調味料を1種類作りたいんだって。

 簡単に言うと辛味のある油ね。」

「はぁ・・・作れば良いのではないでしょうか。」

アリスが生返事をする。

「ある程度量産して小瓶に入れて一般に売りたいんだって。

 敷地の周りに獣避けでトウガラシを大量に植えているらしいから、副業で作ろうって。」

「それは良いですね。

 ・・・ん?どこで売るんですか?」

アリスが喜んでから首を傾げてコノハに聞く。

「そこね。

 うーちゃんとだーちゃんはタケオが店頭販売をしたのは知っているみたいね。

 2人してタケオに頼んで店頭販売で100個売れれば良いなぁ、なんてことを言っている訳よ。」

「はぁ・・・100個ですか。

 コノハ、その調味料は売れますか?」

「売れると思うよ。

 まぁ値段にもよるだろうけど・・・小瓶と油と薪と作業費を考えて利益を乗せて・・・

 んー・・・アリス、ガラスの小瓶って高め?」

「前に調べたのは80mlぐらいの小瓶で銅貨5枚でしたね。

 まぁ店頭価格だから、もう少し安いかもしれないけど・・・予算としては銅貨5枚で考えた方が良いかも。」

「ふむ・・・ウスターソースが300ml入りで銅貨18枚なんだよね・・・ある程度安くする為には小瓶の価格を抑える方法がないといけないかぁ。」

チビコノハが考えながら言う。

「コノハ、100個売れますかね?」

「アリス、タケオが売るなら桁が違うわよ。」

アリスの問いにチビコノハが呆れるのだった。



ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ↓て訳で、スミスが平和な学園生活を送れるなら何より(を [気になる点] 『スミスと同い年の王族』様、いつ『本領発kあいえこっちでうわなにをすくぁwせdrftgyふじこlp
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