変化
ご飯を食べ終わった後、母さんと芽衣の尋問を受けた。
「まぁ」
「もう高校生だし学校で決められた時間までは許すけどせめて連絡ぐらいしなさいよ」
「まあ、もう少しで私とお父さんは居なくなるけどお姉ちゃんにはしっかりしなさいよ」
「は〜い」
海斗は母親の返事を軽いノリでしたが海斗は帰りが遅くなった理由を母親に話をしている時、その内容をいつもと同じ表情の芽衣の前でしているはずだったのだが何故か芽衣から今まで見たこともない赤黒いオーラ見えそうな気がした。
話が終わり芽衣に捕まる前に芽衣に関する親達が長話せざるおえない話題を振り親達が芽衣から話を聞きたがるように仕向け上手く芽衣は親達に捕まり当分は部屋には来ないだろう。
あ〜怖かった。
今のうちに寝ちゃおうかな。
そうだ!
音楽聴きながらゆっくりと眠りにつこう!
海斗は二時間後にスマホの音楽が切れるように設定し音楽を再生した。
やっぱこのバンドいいな。
あ!
そうだ。
あのアニメのOP聞こうかな
海斗は楓と三春の家に居た一ヶ月間、家の人達がレンタルしてきてくれた少し古いアニメや新作のアニメを全話レンタルして来てもらっていて見ていた。
あのアニメのOP疾走感があってカッコいい歌詞好きなんだよな
海斗はゆっくりと目を閉じ、そして音楽を聴いているとある一人の女性のことを思い出していた。
その女性は海斗の視線の先でバイオリンから美しい音を奏でていた。
またある時は二人で音楽を聴きに行ったところを。
アイツだったら……………
こういう音楽を聴いてどういう感想を言ってくれるだろうか。
いや、まずアニメを見せた方がいいだろうか?
少し音量下げようかな。
海斗はそう思い目を開けた。
目を開けその景色に海斗は息を呑んだ。
それは叫んでも仕方ないほどの衝撃ではあったがあまりにも海斗は驚きすぎて声が出なかった。
海斗が見たものは
いつも通りの表情の芽衣の顔、ただしいつもと違う点が二つあった。
一つ目はいつもの目とは何が違う点。
まるで心を見透かしてるかのような目をしていた。
二つ目は距離。
少し顔を上げればキスしてしまう距離まで近くにいた。
「あれ?」
「寝てなかったの海斗?」
「ていうかさ」
「私と夏帆以外の女の事、考えてたでしょ」
「え?」
おいおいおいおい。
普通そこまでわからないだろ!
「別に考えてないよ」
「ね!」
「ふ〜〜〜〜ん」
「まぁそういうことでいいけど」




