変化
それから五日、特に何か変わったこともなく過ぎていった。
ただ芽衣が休み時間になると俺が他の女子と喋っていないか確認してきた。
そして俺が会話した女子がいると何やらメモに書き込んでいた。
名前も席番号も分からないはずなのに。
それぐらいだった、この五日間いつもと違ったことといえば。
そして海外赴任当日、朝早く母さんとお父さんは空港へ向かった。
そして俺のこっちの世界での貞操の危険がさらに高まったのだった。
芽衣は母さんとお父さんが空港へ行ってすぐ用事があると言って服装もそのままに外へ出て行った。
部屋に戻った海斗はとても男子高校生らしい事を考えていた。
最近、思うのです霜田海斗は。
正直つい芽衣のアプローチを拒むような事をしているけど嫌なわけじゃないしむしろ正直、興奮していないかというと大嘘になる。
でもこれは仕方がないと思う。
ただこまったことに体と精神はまだウブな15歳、思春期真っ只中なのだ。
だからっと言ってはなんだが正直芽衣がスキンシップしてきている時色々とバレないか怖いしその後すぐに立てない。
でも仕方がないと思うのです。
だってウブで思春期真っ只中の高校一年生男子なんだから。
逆にこの環境下で何も感じない男の方が俺は病院に行った方がいいと思う。
ね?
そう、私は自分の頭の中で誰かに問うのでした。
お終い。
「ふーーーーーー」
やっぱり偶に自分に甘くしなくちゃこんな環境で過ごせないよね
まあ、こんな考えをして入るものの頼めばすぐに解決する話でもある。
でもさ、今どちらかに頼んだとして絶対この微妙なバランスで保っている関係が壊れそうだ。
「はぁーーーーーー」
「本当になんで俺にはこんなにたくさん」
「はぁーーーーーー」
時に仕方がなかったこともあるが殆どが自身の自業自得な事に今更ながらため息を吐き頭を悩ませようとした。
そんな時、ピンポーンっとインターホンがなりすぐに怒号が聞こえてきた。
「ん!!!?」
「なんだなんだ!」
海斗はすぐさまベットから起き上がり玄関へと向かった。
そして勢い良くドアを開けた。
そこには海斗が先程、頭を悩ませようとしていたことよりも更に頭を抱えなければならい出来事が海斗の目の前には起こっていた。
「どういうこと!」
「あなたが海斗の彼女って!」
芽衣が声を荒げて話している相手は海斗もよく知る人物だった。
「な、なんで」
「お前が此処にいるんだ」
「楓!!!!」




