燃えるぜ!超絶バーニング!
大冒険の途中さ!
燃えるぜ超絶バーニン!!
(前回までのあらすじ)
俺の名前は小橋。
生まれ育った東の海を出て俺は大冒険へと旅立った。旅の途中、次々と仲間達と出会い、強敵と出会い、戦いに傷つき、困難に挫折して、恋をしたり、お宝を手に入れたり、世界の広さに胸をときめかせ、それは超バーニン。
いつだって仲間達に支えられ、そして支え合い、努力して、勝利して、まだまだ旅は続く。
大海原をどこまでも行こうぜ!
見果てぬ先へ!未来へ!熱血バーニン!
とゆーテーマでやってんだぜ。
俺の大切な仲間達。喧嘩もするけれど最終回までずっと一緒だぜ。
——旅の途中、大切な仲間の1人である爬虫類属ドラゴ系種族の、アルジャノンの故郷の近くを通ることになった。
『せっかくだからアルの生まれ育った国
を見たいぜ俺は!バーニン。』
『少し照れドラゴ。』
『私も見たい、行きたいエルフ』
『少し照れドラゴ。』
『いいでござろう。行きたいニン。』
『少し照れドラゴ。』
『酒飲みたいドワフ』
『少し照れドラゴ。』
『またたびニャン』
『少し照れドラゴ。』
ああ。言い忘れていたけど、俺(小橋・主人公・人間・熱血のみ)のパーティには、ドラゴ系のアルジャノン(寡黙・照れ屋)をはじめ、他には美人エルフのD(耳がとてもエルフ・貧乳)とか、忍者の服部とかドワーフの藍染(ヒゲ・酒飲み)とか、ケモ耳ネコ属のピト(読者への人気とり・ロリ)がいるんだぜ。
仲間達の詳細は全巻までの俺らの活躍を見てくれ。特に熱いバーニン展開なのはコミックス42巻から2400巻までの、天下統一暗黒トーナメント編。大人気だから、今すぐ本屋さんへ。
つうわけで、アルの故郷へ。
ついた。
そしてアルの実家へ。実家ではアルのお袋さんが大歓迎で迎え入れてくれた。
『照れドラゴ。』
いつもは寡黙なアルの緑銀の鱗が赤面していて、全くかわいい奴だぜバーニン。
村のドラゴ系の人々も、今やコミックスや深夜アニメでアルの活躍を見ているので、大勢が集まり、そうなると肉、酒、博打、タバコという、
村の広場で宴の始まりだぜ。
宴の途中、Dが酒に酔ったのか、目を潤ませて俺に言った。
『ねえ。小橋、私こんな楽しい夜がずっと続けばいいなあって思ってる……エルフ』
Dが薄着肌色アーマーで、俺を見つめる。
艶のある唇で微笑む。
『ああ。そうだな!D。俺達は最終回までずっと一緒だぜ。大バーニンなんだぜ!』
俺は、熱く拳を握った。
俺の中に燃える冒険スピリッツ。
そんな俺を
Dは、フッと、美しくまばたきをして、
いつもみたいに少しツン気味に微笑んだ。
夜は深くなり、天空には月が30個。
星が4つ。素晴らしい輝きを放っていた。
ドラゴ系のみんなと俺の大切な仲間達が
すごくニコニコしながら
人を食べてる。
えええ?
おええええ。
みんな人食いだったの?
おええええ。え? おええ?
『小橋殿、今夜はご馳走ニン』
『この肉、とってもおいしいエルフ』
『最高の肉だぜドワフ』
『髪の毛が歯にはさまるニャン』
『少し照れドラゴ』
おええええええ。
人肉食いの宴。
俺はおしっことげえと涙にまみれながら、
大声で泣きながら走って逃げた。
あんな……あんな奴らだとは思わなかった。
消えバーニン。
涙。
さようなら。
あまりのショックに俺は今、自殺した。




