誰にも言わない僕のひみつ。
ひみつ
それをここで発表したら
ひみつじゃなくなるじゃん。
て、終わりそうになった僕の精神を今一度立て直して、それでもなぜだか
ひみつ。というタイトルを捨てられないない。なのは、誰かに見つけてほしいから。
読んでもらった上に、なんなら好きやわ。
とかいわれたい。はずかちい。
照れ屋さんなのに愛されたい。
さて。僕の秘密とは言ったものの、それは何?
下の階からお母さんの呼ぶ声がする。
僕は、っていうか、俺は、ふふふ。
実は、75歳の大ハードボイルドな男でね。
ふふふ。わはは。
今だって、葉巻しながら、ウイスキーしながら、ダブルでバーボンでバーにサングラスして髪は白髪でいるんだよ。煙が目にしみちゃうぜ。ふふふ。
決め台詞はね、
『明日の事なんか約束できねえなあ。』
だし、
『甘いものは苦手なのさ。』
なんだぜ。ふふふ。
下の階からお母さんの呼ぶ声がする。
いーよ。大丈夫だよ。
張り切って次、いってみよう。ふふふ。
実は私は、未来からきました。
24世紀の未来から。
半分はコンピュータです。コンチには。
そうして、未来での出来事や便利なポケットから出てきたような未来のアイテムを、小説に書いているのです。
『ピーん。午後4時ちょうどをお知らせします』ほら、只今の時刻をお知らせだってできるのですよ。未来からコンニちは。
下の階からお母さんの呼ぶ声がする。
はあい。もう少しで行くからー。
さて。次も元気に行ってみよう。
私は国際的に活躍する女スパイなの。本当は。
その美貌で、政治家や軍のトップあたりを誘惑した、うふふん。お金もうけをしてみたり、かなり重要な情報を盗み出したりしているのよ。
色気。それはセクシーだという事で、どんな男でも抗えない。うふふん。でも、私はまるでお空に浮かぶmoon。
バスルームのミラーに、キスマークを残して、気まぐれにサヨナラするわよ。朧。月夜。
私はミステリアス。
下の階からお母さんの呼ぶ声がする。
はあい。もうちょっとー。
今いーとこなのー。
はあ。今夜はお城での舞踏会の日だわ。
あたしには、関係のないお話だけれど、それでもやっぱり憧れちゃう。キラキラしちゃう。
豪華で綺麗なシャンデリア。見た事もないような素敵な宝石。
そしてなによりも素敵な王子様……。
ダメダメ。今頃はお姉様たちはダンスパーティを終えて、王子様のお嫁さん探しにアレされている頃だわ。キラキラに包まれて。
私は灰をかぶりましょ。
下の階からお母さんの呼ぶ声がする。
もう大丈夫かな?
こんな感じかな?
ご飯食べてくるね。
明日も学校だから、ご飯食べたら
お風呂に入ってはやく寝なきゃ。
明日の給食はカレーだといいなー。




