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白く灯
痛くも悲しくもない。
けれど、なんにも考えたくは無かった。
徹底的な自己の破棄。
体温をくれた人、誰でも良かった。
。。暖かければ、誰でも良かった。
暗くて見えないのなら、
無いのと同じ。
それが僕にはとても心地が良かった。
あらがわない。
一秒から始まり、一生に続く、
僕が僕をするための唯一の思考という
大切な命綱が
今、シーツの中で
頼りないほど曖昧になって、ただの水たまりに成り果てようと、恥ずかしく身体を浮かす。
見て見て。
恍惚の表情は隠せない
あ。今、泣けた。
半透明の緑色のアルコールの瓶に、
白い花が一輪。
目の前の自分の指先さえ見えないような
真っ暗の中でも、
白く灯。
ずっとそこにあるはずなのに
——だって。ふうん。
みたいな、
とち狂った乙女の暗黒の言葉をノートに書いたのは、300年も前で、その時の気持ち。エモ。
なにひとつ覚えていねえや。わろたろ。
えへへぷす。えくりぷす。
そうやって、
あの頃の僕を。僕が今、
抱きしめた。
遅くなってごめんね。てれ。
そんなことより夜ごはん何たべようかな。
寿司かな。
きゃ。
てれ。




