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不思議なお姉さん。2



夢を見て泣いた。


救いようの無さがついにバレてしまって、

直射日光が限度を超えた。


目の奥を焼く白い光が、まっさきにお姉さんと僕を焼いて、細い線だけにした。


バカみたいな夢見て泣いたの。


それでもお姉さんも僕も、

いつそうなってしまうか、わからない。

日付がわからない。

今日かもしんないし。



理性より先に身体が白状した。

溢れる涙と一緒に僕の身体から流れ出たのは、

お姉さんを好きだって気持ちだった。


淡く緑色に光るかわいいピアスを。

耳に穴を開けることにした。


僕は、どうしてなのか自分でもわからないけれど、針がとても怖い。

なんでかな? わかんないけど。

だから、男の人が怖いのかもしれない。


お友達の柊ちゃんに、お願いをして、

僕は正気では怖くて仕方ないので、お酒をいっぱい飲んで、意識不明を狙ったけど、

ただ、きゅん。

って、胸が切なくなるばかりで、意識はいつまでもそこにいた。


お友達の柊ちゃんは、小さな頃にテレビでやっていた世界の衝撃映像でたまたま見てしまった

人死にに、頭を狂わせてしまった女の子で、

僕の大好きなお友達。

すぐに僕の耳に穴あけた。



触れる空気にさえひりひりする穴を

小さな淡い緑色に光らせて、僕は誇らしい気持ちで夕方を歩いた。


買い物は無いけれど、ブラらのベランダの前を通り過ぎて、マーケットで天井の照明の数を数えて、ブラらの前を通って帰る。

 

次にお姉さんに会えたら、好きって言おう。

緑色を見てもらおう。


空気がぬるくて首元に汗かいた。



胸が、きゅん。としちゃうよ。




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