草むら
喧嘩したら、首が取れた。
結果論だよ。そんなもん。
スヨンが来たのは、雨降りの朝。月曜日。
僕はうとうとしていた。
お子様向けテレビ番組を垂れ流して、
ビールのんで、タバコ吸って、
タバコの吸い殻が入ったビールを間違えて飲んで、それに飽きた頃、やることも無いから
スヨンの肩紐を外したりした。
細い肩。
生きてんの? それで。
肌色をさんざん汗だくにして、
それにも飽きた頃、
スヨンは純粋な白色で作られた、
シャツのボタンを閉めて、
学校から帰るふりをしながら帰っていった。
僕は夜からお仕事。
あちこち唾液が固まって不快だったけど、
そゆのも、まあ好きだからそのまま寝た。
水曜日。
スヨンは発情期みたいだった。
木曜日。
スヨンは、安全に守られてんのに、
わざわざ僕みたいな部屋を訪れて、自分をどうにかしようとする。
そういったものに憧れる、
そういった年頃なのかな?
僕は特に何も考えずに、スヨンが部屋を出入りするのをただ見ていた。
日曜日。
スヨンを腕枕しながら、眠いな。と考えていた。
頬に触れる髪の毛は、わざとらしい程にサラサラしていて、馬鹿みたいだった。
お互いの汗が冷えて、それでも肌をくっつけていようと、そこに存在した。
生きてんの?
それで。
月曜日。
晴れた。
火曜日。
晴れた。
水曜日。
晴れた。
木曜日。
晴れた。
金曜日。
晴れた。
土曜日。
晴れた。
日曜日。
晴れた。
月曜日。
火曜日。
スヨンの首をコンビニの袋に入れて、
草むらに捨てた。




