悪意
半端な野郎どもが、そんな事するから、
そんな事になるんだろうがよ。
ブレるくらいなら、やめとけ。ぬるま湯。
とゆーわけで、私は心の底からの悪なので、
救いも無い、物語も無い。
それが、ここのルールじゃねえの?
笑える。
とゆーわけで、私はただ悪意をばら撒こうと、
お外をお散歩しています。おはようございます。
まず目についたのは、ひっくり返ったカブトムシさん。自力では正常なポジションに戻れずに、
ただジタバタしていて、死ぬのを待っている。
正常なポジション。つまり正常位。なあ。
とゆーわけで、なんと私は、そのカブトムシ虫さんを助けずに通り過ぎたのだ。
あ。もちろん、軽く頭は下げた。
悪意。
上手にできた。
とゆーわけで、
その次に、目にしたのは
免許証の落とし物。
こんなもん紛失したのなら、持ち主は大変に困っているに違いない。本来ならお財布とか、そんなとこに収まっているのが正常。
つまり正常位。なあ。
それを、私は、どうすると思う?
なんと、拾ったんだよ。
だけど慌てるなよ?
そこには善意なんて欠片も無いのだから。
顔写真を確認。
美人さんな女の人なら。あわよくばの期待。
見たか。これが悪意というものだ。
免許証をポイした。
とゆーわけで、
次は商店街まで足を伸ばしました。
ただ悪意だけを持って。
古本屋さんのシャッターは閉められていて、
シャッターには張り紙。
「7月26日から30日まで臨時休業いたします。」
なめんなよ。
とゆーわけで、
私はその張り紙をビリビリにビリした。
そんな事をしたら、片想いの人にお薦めされた本を探しに来た誰かが、理由も無く閉ざされたシャッターの前で途方にくれてしまう、
のをわかっていながら。犯行におよんだ。
見た?
これが悪意っていうんだよ。
たいへんじょうずに悪意できた私は、
るんるん気分で帰宅。
その帰り道、確かに横断歩道は青だったのに
飲酒と違法薬物と無免許と不法滞在と売春と
拉致監禁、死体損壊、死体遺棄を
同時にこなす悪い人の運転する車が
私を跳ね飛ばして、そのまま逃げた。




